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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2009.04.08 Wed » 懐かしき人々

どうも、甘茶ではなく緑茶をすすりながら、ニルバーナにいけなかったなあと残念なSt.Ivesです。私のような物欲をはじめとした煩悩の塊には遠い世界でありますので、これも仏の慈悲でありましょう(行ったとしても。読経の中で眠り込んでしまい、チケット代は単なるお布施となったことを哀れんだと)。そういえば、かの人は、最近イエッサーと共に東京で休暇を取っているらしい、という話を聞きました。


表題の通り、本を読んだり、深夜に撮り貯めたビデオを見たり、たまたまTVを着けたら面白い番組だったので見てしまったりと最近寝不足気味です(そうでなくとも、寝つきが悪く、睡眠が浅いく、ドリエル<睡眠導入薬>に頼っていますけど、そればかり飲むのも体に悪かろうと本を読んでみるのですが、余計に目が冴えてしまい、困っています)。

昨夜は、1989年11月9日のベルリンの壁崩壊を特集したNHKの番組を見てしまいました。20年前当時のDDRの指導部、クレンツ、シャボウスキー、モドロウといった面々が年取って登場しており、90年代初頭に放映されたNHKスペシャル「社会主義の20世紀」で彼らを見かけて以来だったので、思わず懐かしくなってしまいました。再来週にはベルリンにいるので、彼らを見かけたら声をかけてみよう、"Freiheit ist immer die Freiheit des Andersdenkenden."(by ローザ・ルクセンブルク)と。

それにしても、当時の壁崩壊の責任について、20年経っても、殆ど子供のケンカのようにお互いに擦り付け合っているクレンツとシャボウスキーのインタビューには笑ってしまいましたし、壁は、偶然の要素が早めたことはありましょうが、こうした指導部しか生み出せないような社会・政治・経済制度ゆえに崩壊するべくして崩壊したんだなあと思うのでした。「殷鑑近し」と言いますので、彼らを笑ってばかりはいられませんけどね。


ベルリン直行便が早く出来ないかなあと願っているSt.Ivesでした(新空港完成が待ち遠しい)。
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comments
首都間シャトル中型機
ベルリン直行便ですか。欧州内は首都から首都間のインターシティ便はあるのでしょうが、大陸間横断となるとそれだけ需要があるかどうかです。

今や陸の孤島ではありませんが、やはり連邦共和国の不便なところにあるには異ならないですからね。東京からですとモスクワ経由ぐらいの首都間シャトル中型機が飛ぶ可能性がありますね。
Re: 首都間シャトル中型機
どうも、シェーファーの歌うパーセル&クラム歌曲集を聴きながらのSt.Ivesです。

> ベルリン直行便ですか。欧州内は首都から首都間のインターシティ便はあるのでしょうが、大陸間横断となるとそれだけ需要があるかどうかです。

そうですねえ、個人的には非常に望んでいるのですが、一般的には観光地という感じが余りしない場所なのでしょうねえ。世界遺産の博物館島やフェルメールの絵のある文化フォーラムをはじめ見所は多いのですがねえ。

>
> 今や陸の孤島ではありませんが、やはり連邦共和国の不便なところにあるには異ならないですからね。東京からですとモスクワ経由ぐらいの首都間シャトル中型機が飛ぶ可能性がありますね。

モスクワ経由は1993年に訪問時にしました。アエロフロートのおんぼろ機(ツポレフだったか?)でエンジンから赤い火が噴出していて、怖かったことを思い出します。当時は、旧東欧圏は国内便扱いだったので、そんな機材をあてがっていたのでしょう。空港は旧東側のシェーネフェルト(現在改装中で将来のベルリン・ブランデンブルク空港)でした。周りが真っ暗で驚きました。

来週はベルリンに旅立っているSt.Ivesでした。


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