4文字33行

近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

2006.06 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 » 2006.08

--.--.-- -- » スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2006.07.30 Sun » ビデオのDVD化

梅雨は明けたが涼しいのでほっとしているSt.Ivesです。



新パソコンを購入したので、かつて録画したビデオをパソコン上で編集しつつDVDにしようかと昨日今日と取り組んでみまして、かなり難儀をした挙句、ようやく3枚ほど完成。

映像編集ソフトとビデオ・キャプチャー・ボードの相性が悪いのか、まずTVキャプチャー・ボードでビデオ映像を取り込んでから、映像編集ソフトに送り込まなくてはならず、これが若干の手間でありました(ソフトの説明では最初から取り込めるはずなのだが)。

また、マニュアルに従ってタイトル・ネームやチャプターの名前をつけていって出来上がったものは、要らない導入部(勝手に音楽も付いていた)までありまして閉口。

さらにファイルが完成してから焼付けまで40分程度はかかるので、ビデオの再生まで含めると、1枚を作るのに2時間程度を要するのでした。やはり、DVDにダビングできるビデオ・デッキでも買ったほうが良かったか...。

さらにさらに、TVキャプチャー・ボード経由で聞こえる音は常に「ブーン」というノイズが混入していて焦ったのですが、DVD化したものではあまり目立っては聞こえず。内部の電子ノイズがヘッドフォンの出力部にいたずらをしているだけのようでありました。

と苦労して何とか

・ラトル指揮 ベルリンpo. べりオ:シンフォニア&インタビュー
・ラトル指揮 ベルリンpo. 独唱C.シェーファー マーラー:交響曲第4番
・ハイティンク指揮 ベルリンpo. ショスタコーヴィチ:交響曲第4番

(いずれも1998年のライヴ)

の映像をデジタル化&DVD化に成功。昔の普通のVHSビデオでとったので映像はかなり甘いフォーカスになっていますけど、見る上でそれほどひどくはありませんでした。

それにしても、昔はNHKのBSではベルリンpo.のライブ演奏をリアル・タイムでそのまま流していたのに、今のプログラムは何?という感じ。



次はシノーポリ指揮フィルハーモニアo.によるマーラー・チクルスでの8番。これは最後にちょこっと客席にいる自分が写っているので、そこまで含めてDVD化の予定。

スポンサーサイト

2006.07.22 Sat » 涅槃で待つ

「靖国」を巡ってざわついているようですが、新響@サントリー・ホールのコンサートに行ってまいりました。黛の「涅槃交響曲」がメインのコンサートで、指揮は当初予定されていた初演者でもある岩城が宏之氏の急逝にともなって小松一彦氏に変更(終演後にレクイエムとしての意味もありアンコールはしないとのスピーチもありました)。

この曲の実演を聞くのは初めてですが実演に限りますな、特に空間性は。前半はちともごもごした部分やいま一つという感じもありましたけど、第4、第5、第6楽章と盛り上がり、呪術的な法悦感(一種官能的でもある)に包まれまして、満足。サントリー・ホールのような残響が長いホール向きの作品でもあります。

しかし改めて聞くと、スペクトル楽派の嚆矢、というのは言い過ぎかもしれませんが、カンパノロジーの部分は聞いていて面白いです(唸りはCDではあんまり再現できないし)。それと同時に、言葉の意味が不明な(感情を伴わない)点ではストラヴィンスキーの「結婚」や言葉「オイディプス王」を、男声合唱で推し進めていくさまにオルフの「カルミナ」を、官能的な響きにベルクを感じさせる実に西欧的な作品であることを再確認したのでした。

9月にはN響が「曼荼羅交響曲」を取り上げますが、こちらも当初岩城氏を指揮者に予定していたはずですが、どうなるんでしょうかねえ。アマチュア・オケである新響が指揮者を変えても演奏会を行ったのに、日本のプロ・オケの最高峰と言われているN響が、これ幸いと変更することはないとは思いますけど。


本日入手したTICKET CLASSICの252ページに、外来オケのコンサートで国歌が演奏されなくなったが、その背景にコンサートの文化事業から商業主義への転換があって、このままでは大事な何かが失われると、黒田恭一氏が書いていたが、あんたに言われてもなあ、という感じ。

2006.07.17 Mon » 今日聴いた曲

我が家も建築後10年経とうとし、シロアリ駆除、ユニットバスのパネル交換や屋根や壁周りに傷みが出てきたので、ミサワホームに補修の見積もりをしてもらいました。出てきた金額は仰天する数字でしたが、母曰く「安い」そうであります。お金を出すのは私なんですけど。



雨も降るし暑いんで、今日も家でCDを聴いておりました。

・ダルバヴィ:color(2001)
  ヴァイオリン協奏曲(1996)
       ciaccona(2002)

エッシェンバッハ指揮パリ管、チジイワ(vn)
naive MO782162

今年のサントリー・サマフェスの招待作曲家のダルヴァビ(1961)。いきなりこの3作品を聴かされて、どれがどれかを当てるのは結構難しいかも、とまでは言いませんが、かなり似た作品です。いずれも耳に聞き易く、ドビュッシーとか一緒に取り上げて生まれを100年ほどミスプリしておけば、案外すんなり受け入れられるかも。細かい音の布が幾つもパッチワークされ、それが時々金管で裁断されたり、萎められたり、弦の刻みで襞を入れられたりする名前のごとくカラフルな作品集です。


・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
V.アファナシエフ 
         若林工房 WAKA-4102-3


・シュニトケ:オペラ「ジュズアルド」(1994)第7場およびエピローグ
・シェンカー:オペラ「ベッティーナ」(1985)抜粋
・Heyn:オペラKrischans Ende(1982-87)抜粋
・ルジツカ:オペラ「ツェラン」(1997-99)よりEntwurf7.-Apoptose
・シュネーベル:オペラ断章「マヤコフスキーの死」よりシーンB「告別」
   BMG 74321 73632 2

戦後ドイツ音楽の歩みを150枚ものCDで描こうとする"MUSIK IN DEUTSCHLAND 1950-2000"の1枚。正直音だけではきつい作品もありましたけど、舞台があるとまた違った印象かも(ジュズアルドはヴィーン国立歌劇場で見ましたが、つまらなかった)。中では、シュネーベルの作品が比較的分かり易いものでした。
そういえば20世紀後半のオペラは伝記物が増えたような気がするがどうしてですかね?


・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
         C.エッシェンバッハ
         EMI 5854992

・ファーニホウ:ALLGEBRAH(1996)
LEMMA-ICON-EPIGRAM(1981)
COLORATURA(1966)
INCIPITS(1996)

cal-13013

1曲目は何をしてんだかさっぱり分からない合奏をバックにオーボエがいろいろしているのですが、いま一つ音が吹っ切れず楽しめません。それに反して初期のCOLORAURAはよりシンプルでビオラとオーボエの掛け合い(?)も含めて楽しめますし、ピアノ曲のLEMMAは1曲目で何をしたかったのかが分かる、音の密集と沈黙を点描していくような感じで面白かったです。


・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
         野平一郎
         ナミ・レコード WWCC-7465


・マーラー:交響曲第6番第4楽章
・ヘンツエ:Sebastian im Traum
マリス・ヤンソンス指揮 アムステルダm・コンセルトヘボウ
       RCO LIVE RCO06001

つい先月か、ロンドンの知人からバービカンでのこのコンビによるショスタコーヴィチの7番の演奏が素晴らしかったというメールが来ていましたが、実演ではヤンソンスは素晴らしい。しかしなぜか録音では感銘度が非常に低くなってしまうのは何故?このマーラーも細部が極めて詳細に演奏され、全体感も良いのに何故か感銘度が低い(さらに録音もなんか靄がかかった感じ。なお、ヘンツェの方は、マーラーと比較して録音がシャープ)。
ヘンツェ作品は、絢爛豪華な作品でありました。御歳80を超えて、最近ますますこの路線にヘンツェは突っ込んでいるようです。「孤独通り」とかヴァイオリン協奏曲第1番とかがわき道だったのかな?


・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
         M.レヴィナス
         ACCORD 465 747-2


・レヴィナス:Ouverture pour une fete etrange
Les rires du Gilles
Concerto pour un piano-espace No.2
Clov et Hamm
Contrepoints irreels-rencontres

上でピアノを弾いているレヴィナスの作品集。消音ぺダルでも踏んで弾いているような音でじとっと低温の演奏からは予想も付かないような「哄笑」だらけの作品で、ちと近所迷惑かも。もっとも、真ん中のコンチェルト以外は、なんとなく尻すぼみで曲が終わってしまいます。最後までバリバリ行くクセナキスのようなエネルギーはないのか、父エマニュエルの著作の影響でそうなってしまったのかは不明。でもお勧め。


・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
         A.ブレンデル
         Ph 438 374-2 (1970年代の録音)


メイン曲の間にプロムナード代わりにベートーヴェンの30番ソナタをはさんで聴いてみましたが、最後のブレンデルの演奏はダメですな。一番個人的に気に入った演奏はエッシェンバッハでありました。スフォルツァンドの強調振りは尋常ではありませんし、指が回る回る。次はアファナシエフ、彼は左手が凄いです。
でも模範にするなら野平でしょう。なお、野平とレヴィナスの二人はあまりスフォルツァンドを強調しない演奏でした(第3楽章の第4変奏、107小節とか)。フランス流なんでしょうかね。


こんなところで。


2006.07.16 Sun » 新調パソコンでウキウキ

を記念してというわけではなく、暑いんでテンプレートを変更しました。ペンギンを飼うならば、オウサマを30羽くらい欲しいです。皆でマーチさせて、プールで泳がせ、頭上を通る飛行機を見上げてそのままひっくり返るさまを見てみたいもんです。

さて、パソコンを新調して驚いたのはリッピングの速さでありました。古いノート・パソコンでiPodに格納すべくリッピングをすると殆ど2から3倍速で行うので、非常に時間がかかっておりました。それが新パソコンですと20倍から30倍速で読み込みですので、あっという間。さらに、リッピングをしている間もサクサクと作業を進められるのはありがたい。また、Intelのプロセッサーの音もパソコンにしては良い(もっともいずれONKYOのサウンド・ボードに変える予定)。

先々はビデオ用ボードを購入してたまっているビデオをDVDに編集して焼こうかと考えています。シノーポリのマーラー・チクスルの8番やハイティンクがベルリンpo.を振ったショスタコーヴィチの4番とか果たしてテープが生きているだろうかねえ。


今日聞いた音楽

シューベルト:歌曲集「冬の旅」 
       ルネ・コロ(t)、オリバー・ポール(pf)
       OEHMS OC904

なんちゅうか酔っ払いがやけくそ気味に歌っているような感じであった。

ラッヘンマン:Accanto(1975/76)
グエロ:Sahara(1991)
カーゲル:Liturgien(1989-90)
クセナキス:N'Shima(1975)
      20ans de musique contemporaine a Metz 6.CD
col legno

モーツァルト生誕250年だし、ということでAccantoを聞き始めて、聞く気がなかったカーゲルまで含めてそのまま終わりまで聞いてしまった。Accantoも良いが、このCDではグエロのSaharaが私には聞き物です。これは実演で聞きたい、長さも10分何でどこかのオケが前座で取り上げてくれないものか。クセナキスの作品は、それと期待して聞くとたいしたことなく感じます。カーゲルの作品は、この程度のパロディでことが済むほどエルサレムや宗教を巡る状況は生易しくないんだよ、という感想しか浮かばない微温的で極め付きに詰まらん作品。

ブラームス:交響曲第2番
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
      M.ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団
      ヘンスラー

若干柔らかくなったとはいえ、無骨な音楽作りである点は変わりません。2番よりハイドンの方が聞き応えが私にはありました(2番はカラヤンの最後の録音がお気に入り)。

Martin Matalon(1958年生まれ)作品集
      ACCORD 476 070-2

ガチャガチャと騒がしい作品が多くて私は気に入っています。なかでも8台のチェロによる"...del matiz al color..."(1998年)がお勧めであります。

ヘップナー ワーグナーを歌う
      ベン・ヘップナー(t)、ペーター・シュナイダー指揮 シュターツカペレ・ドレスデン
      DG 00289 477 6003

いやあヘップナーの素晴らしさを堪能できるのは当然ですけど、バックのシュナイダーの振るシュターツカペレもまた良いのですよ。なお、収録曲は、ジークムント、ジークフリートの親子二代の記録となっていて、最後はジークフリートの葬送行進曲で締めくくられるちょっと悲しいアルバムです。

まあ、こんなところでしょうか。

2006.07.09 Sun » 怠惰な一日

目が覚めたら昼過ぎだったSt.Ivesです。朝まで何となくサッカーを見てしまったもんで。


部屋の片づけをせねばと思いつつ、結局だらけてCDを聞いたり本を読んで過ごしてしまった。最近よく聴くのは、シューベルトの「冬の旅」とラッヘンマンの「アウス・クランク」、そして何故かスクリャービンのピアノ・ソナタ第3番なのだが、暑いからねえ、いずれ例年のごとく、ベートーヴェンの田園の第5楽章(実は田園は好きではないのだが)、カンチェリの「風は泣いている」にとって変わられるのかなあ。

本は、「眼の誕生」(草思社)を読み終えて、「不完全性定理」(ちくま文庫)と「生のものと火を通したもの」(みすず書房)に取り掛かる予定。ようやく「シンフォニア」のコラージュの意味が分かる、かな?

その前に「銀河ヒッチハイクガイド」の第4巻を読まないと。

2006.07.08 Sat » コンサート2題

どうも、竿だけ屋の呼び声で昼前に目を覚まされたSt.Ivesです。


先週、今週の土曜日と20世紀音楽物のコンサートに行ってきたので、軽く感想を(来週の土曜日はなし)

7月1日(土)18時開演 サントリーホール

ハリソン・バートウィッスル:パニック(日本初演)
 サックス・平野公崇
 ドラム・藤本隆文

原田敬子:アザー・サイドII(読売日本交響楽団委嘱作品)


ニコラウス・A・フーバー:アン・ファス・ダン・ファス(日本初演)

ソフィア・グバイドゥリーナ:シュトゥフェン(日本初演)

読売日本交響楽団
指揮:ゲルト・アルブレヒト


7月8日(土) 16時開演 タケミツ・メモリルホール

”Music Tomorrow”

ベネディクト・メーソン:ライトハウス・オブ・イングランド・アンド・ウェールズ(日本初演)

猿谷紀郎:ここに慰めはない
  ソプラノ・小川明子

ジェルジ・リゲティ:サンフランシスコ・ポリフォニー


NHK交響楽団
指揮:ジョナサン・ノット

なお、Music Tomorrowで予定されていた金子仁美の「Nの二乗(自然・数)」は作曲家の都合により演奏が中止されたとのことでした。間に合わなかったのか、出来が悪かったのかな?

演奏の出来はいずれも良かったと思います。最も、この中で聞いたことがあるのはリゲティ程度で(パニックは冒頭2分だけ2004年のバートウィッスル特集@RFHの宣伝CDで聴いた)だけですけど、サンフランシスコ・ポリフォニーは、ノット自身がベルリンpo.を振ったCDと比較しても、そう劣ったようには聞こえませんでした(ただし、ホールの残響がありすぎて、全体にぼやけていたけど)。

聴いた席(サントリーは2階センター、タケメモは1階中央)の違いかもしれませんけど、N響の方がより音が迫って聞こえておりました。

さて、まずはバートウィッスルの「パニック」。CDで聴くより冴えない作品でありました。オケの金管が密集しすぎたのと、1曲目からは飛ばさないつもりだったのか、今ひとつ全体に音の動きが分からないモコモコとした作品。最後の方でオケのトランペットもドラムとサックスに絡む当りで、ようやく乗ってきた感じ。それにしてもバートウィッスルの作品ってどれもむっつりというかモコモコとしていて、派手に演奏しているようで、それほど驚くような響きが無いように思うんだけどねえ(ホッジスが弾いたピアノ曲の「ハリソンの時計」は良かったけど)。

原田作品。作曲家と指揮者の対話からは一体どんな構造や音響になっているかはあまり良く分からず。メーソンや猿谷と共通するような、聴き易い、ある種ムーディーで、どこかで聴いたような響きを連ねていった作品。良く出来ました、でもそれで?という感じ。19世紀におけるシュポアの作品と同様の印象。

N.A.フーバー作品。過ぎ去ったアヴァンギャルドの残照も感じられ、個人的にはこの日一番気に入った作品。何となくアルブレヒトが一番力を入れて練習したんではないかなという気もするが、オケの音の緊張度がこれまでと全然違う。音事象の変転、持続と断絶が鮮やかで耳が飽きない。帰りに渋谷タワーで探してしまった(見つからず)。

グバイドゥーリナは、うーむ近作と違って音は面白いけどねえ、最後に読み上げられるリルケの詩のテープ(多重録音)が一番良かったと言うと罰が当るだろうか。


メーソン作品・ブリテンの「四つの海の間奏曲」でも始まるのかと思ったが、解説を読んだら88年のベンジャミン・ブリテン作曲賞の第1位作品であった。聴き易さの点では7曲中のトップで、所謂調性感のあるメロディーがモロに出てくるし、何もMusic TomorrowでなくてもN響定期でもこれなら聞けるだろうと思うのだが、考えてみれば、来シーズンのN響の酷いプログラムからしても、この程度でも定期会員にはショックなのかもしれない。退屈のあまり途中で意識が何度となく途絶えたのだった(因みに、読売日響のコンサートでは全く意識が途絶えたことはない)。


猿谷作品。ベンの詩は男性の詩だろうと思ったらソプラノを当てていたのは新鮮だったけど、シュレーカーかベルクのようなある種官能的な響き、かつ、彼はIRCAM系ではないようだけど、高音中心にキラキラと輝く美しい響きの作品で(かつソプラノはR.シュトラウスかヴォルフですかいと思うように真っ当な歌唱。ブーレーズの「ルー・マルトー」より新しい作品とは到底思えず)、好みの方ではありますけど、途中で飽きてしばし寝てしまいました。行く前に家にある彼の作品を片っ端から聴いて行ったせいもあるけど、「ここに新しきはない」という感じ。

それにしても指揮者のノットはどうして作曲家を舞台に上げなかったのだろう?

最後のリゲティのサンフランシスコ・ポリフォニー、実はライブで聴くのは初めて。やはりこの2日に聴いたどの作品よりも聴き応えがあると言うのは、贔屓の引き倒しでしょうかね。

これでリゲティの管弦楽等大規模作品のうちライブ未聴は二重協奏曲のみとなりました。


2006.07.06 Thu » 衝撃の復刊

コンサートのプログラムで20世紀物中心が増えてくると、「夏だねえ」と感じてしまうほどに日本に馴染んでしまったSt.Ivesです。ロンドンから戻ってようやく1年だというのに。

7月1日の読売日響コンサートは8日のN響と併せて極めて軽く感想を書く予定として、このところでもっと衝撃を受けたのは、「ビュヒナー全集全1巻」の新装復刊でありました。お値段9500円。

池袋リブロでウッドハウスの「エムズワース卿の受難」の続きでも出ていないかと眺めていたら、英文学コーナーの並びのドイツ文学コーナーに目が移った先に「それ」が鎮座していました。つい数週間前に長年逡巡した挙句に(かなり汚れた)古本を購入したこともあり、目に入った瞬間は、「それ」が何かを理解できず。新訳だったら購入したのだが、単なる新装ではなあ。

この調子で待てばヘルダーリン全集全3巻も復刊されるだろうか、もっともこっちは練馬の図書館でも読めるのだけど。



これから最近の愛聴盤のC.シェーファーの歌う「冬の旅」を聞いて寝ます。イェーツが書き表そうとしたものとは全く異なるけれども、ここには「恐ろしい美が生まれている」。
09profile.gif

St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

09category.gif
09entries.gif
09comments.gif
09trackbacks.gif
09archives.gif
09link.gif
09others.gif

FC2Ad

09search.gif
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。