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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2006.10.31 Tue » フィガロ@パリ・オペラ座のDVDを見る

「のだめ」第3話は、ちとパワー不足というかエピソードの盛り込み過ぎ(間が無いというかテンポがせっかち気味)に感じました。それとプロコフィエフのロメジュリが多用されていたのは、フジTVからIT企業ソフト・バンクへのあてつけ?は、ありえないか。


さて、ロンドンでの知り合いから、今年のパリ・オペラ座での「フィガロの結婚」がDVDで売り出されていると教えてもらい購入。昨日から1幕、2幕と見ましたが、演出が歌手を殺しているなあというのが第一印象。

さらにシェーファー・ファンとしては、ちょっとがっかりなケルビーノ役の演出と立ち居振る舞いでもありました。見た目は「ルル」の「学生」こそふさわしい感じで、あれでは伯爵夫人は見向きもし無いでしょうし、歌も何かやる気がみられないよう気がしたのは、視覚に騙されているのかな。それにしても周囲の歌手と比べても小柄だなあ。

セットが変わらないのもちと無理がある感じ。ただちらとみたインタビュー集は面白そうでした。

演奏は特段奇を衒ったようなところはなく、浮き立つような音楽とまでは言いませんけど、伝え聞くところのブーの嵐が飛び出すような演奏には思えないのですけど。

なお、12月に指揮者のカンブルランがトゥーランガリーラを読売で振るのを聴く予定です。

NHKでもちらと紹介されていた今年のザルツブルクでの「フィガロの結婚」もDVD化されるので、HMVのオンラインショップで早速予約。こちらにもシェーファーがケルビーノ役で登場するので、パリとの比較が楽しみです。

シェーファーと言えば、今年は「叙情交響曲」「冬の旅」、「復活」、「無言歌」、2つの「フィガロ」に「ドン・ジョヴァンニ」と録音が多数出て、ファンとしては喜ばしいのですが、幾多の録音よりも生で聴ける方が遥かに嬉しいのですけどねえ、それは当分は叶わぬ夢でしょう。
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2006.10.29 Sun » イドメネオ

どうも、今年生誕200年没後180年のアリアーガの声楽作品集(FUGA LIBERA FUG515)。もう10年程度長生きしていたらと思うのだがねえ。

家の壁塗りが大分進む。明るいが落ち着いた色である。サン・スーシやシェーンエブルン宮殿みたいな壁の色にしなくて良かったかも。それにしてもペンキ臭い。


午後から新国立劇場にモーツァルトの「イドメネオ」を観に行った。

藤村(イダマンテ)は良かった、と思う。殆ど知らないオペラ(実演は初めて)かつ歌詞はイタリア語で良く分からんので、何を持って良い演奏と評するんだということもあろうが、声の通りや張り、艶、表情付けでその場の雰囲気に合っていたと思われた。

イドメネオ役のトレレーヴェンは今一つの出来と思われた。声がくぐもっており、輝かしさに欠けており、全体に覇気の無さ、単調さを感じた。

エレットラ役のエミリー・マギーは、フライア@ROHで聴いたことがあるが、最後にようやく本領発揮という感じ。

幕間に、この3人ならばヴァーグナーが上演できるとロンドンからの知り合いが話していたが、まさにそうであった(指揮者もヴァーグナーを振れるし)。

イーリア役の中村は声は素敵であったが、どことなく声のコントロールに注意しすぎているような、もう一つ情感に乏しく感じた(もうちょっと起伏が欲しい)。

エッティンガーは、バレンボイムの弟子らしく大きな音をオケから引き出し、切迫した煽り立てるような指揮振りであった。モーツァルト、あるいはオペラ・セリアの様式感というのは良く知らないが、この作品の場合は、ちと長いのであれでよかったのではないかと思う。オケは安心して聴けた

演出(グリシャ・アサガロフ)は詰まらんかった。

悪い演奏ではないのに、寝ている客が多いし、幕毎に客数がどんどん減っていくのには閉口。これでは日本ではバロック・オペラの上演は当分無理だろうなあ。


その後タワー新宿店で買い物。

・モーツァルト:フィガロの結婚(DVD) カンブルラン指揮パリ・オペラ座、C.シェーファー他 OPERA ARTE

・カゼッラ:トリプル・コンチェルト、ヴァイオリン協奏曲
M.ザンデルリンク、V.ユルノフスキー指揮 ベルリン放送響 CAPRICCIO 71 099

・ライヒ:Different Trains
Mellits:弦楽四重奏曲第2番
 The Duke Quartet black box BBM1097

・C.ヴィヴィエ:作品集
 L'Ensemble de la SMCQ ACD2 2252

・マーラー:大地の歌
 ヴェーベルン:管弦楽のための6つの小品
 アルミンク指揮 シュミット、藤村 新日本po. fontec FOCD9281

・シューベルト:ピアノ五重奏曲 D.667 「ます」
 ブラームス:ホルン三重奏曲 op.40
ハーゲンSQ(除く第2ヴァイオリン)、A.シフ(pf)、A.ポッシュ(コントラバス)

・ムローヴァ&ラベック~リサイタル
 ONYX 4015

・山田耕筰:長唄交響曲「鶴亀」
      明治頌歌
      舞踏交響曲「マグダラのマリア」
 NAXOS 8.557971J


長唄交響曲は、ある意味において衝撃的であった。実演では長唄とオケの音量バランスをとるのが難しそう。

2006.10.26 Thu » 終戦

来年に期待だ。


ヴィエラ先生の振るマーラーの6番を聞きながらのSt.Ivesでした。

2006.10.23 Mon » 「死せる魂」他

負けたことは忘れて、明日に期待するぞ!!

先週土曜日に母がギリシャ旅行に出発。若い頃から「行きたい」と繰り返していたが、ようやく出発。日程にクレタ島とシチリア島などが入っていないので、多分また行くと言い出すだろうなあ。帰国は来週日曜日の予定。

その同じ土曜日、愛宕山のフェルミエにチーズを見に行く。愛宕山へ行くのも初めてで、東京のど真ん中にこんな場所があることに驚く。

昨日、散髪ついでに池袋HMVに行き、アダムズの"My Father knew Charles Ives"他数枚を購入。

同じく昨日に"A Wild Murakami Chase"を読了。面白い話が多くて地下鉄の駅を一つ乗り過ごしてしまった。「夜のくもざる」をどう翻訳するか?は読んでのお楽しみ。

本日、屋根・壁の補修・塗り替えのための足場設営の立会いをする。雨の中、朝からお昼過ぎまで組み立てる。職人さんたちが帰った後で足場を登ってみようかと思うが、足を踏み外して不慮の死をとげたくないと思いとどまる。

さて、「死せる魂」の話。

ゴーゴリーの「死せる魂」は死せる農奴の権利書を購入して、それを担保に詐欺をはたらくチチコフという男の物語。それに比べると生々しさは無いし、今やもっとスケールの大きな話はいくらでもあるけれども、ともかく土曜日の朝、突然電話がかかってきて、裁判所かゴルフ場から手紙が来ていないかという。そういえばと父の遺産?のゴルフ場からの手紙が着ていたなあと封筒を開けると、「倒産しました」という通知が。

さて、件の電話をかけてきたのは御徒町のとあるゴルフ会員権ショップ(私も名を聞いたことがある)。そこのいかにも親切そうで物あたりの柔らかい感じの口調の人が言うには、

・ゴルフ会員権は、ゴルフ場が倒産すると預託金がほぼ戻ってこないと考える方が良い。今回は、預託金の負担をきれいさっぱり落として再出発するための計画倒産と見てよい(管理会社はゴールドマン・サックス)。

・しかし、株や債権と違ってゴルフ会員権は額面金額と売買金額の差を所得損失として申告できるので、その分所得税が浮く、あるいは戻ってくる。

・そこで手数料51,000円を私の会社に支払ってその会員権を売り渡した形にしませんか。あなたの会員権の額面は少なくても120万円はありますから、無になるはずが51,000円以上は特をすることになります。

チチコフですら買い取ったのに、こちらがお金を支払うとは面妖なと、その場は適当に言いつくろって電話を切った。


ゴルフをしないし、亡くなった父から、当該ゴルフ場はすでに事実上倒産しているので会員権の市場価格はゼロ、預託金の返礼も無理な状況と聞いていたので、面倒な相続手続きをせずに放っておいたのだが、どうなることやら。

2006.10.21 Sat » やれやれ勝ったぞ

やれやれ、これをどう世界のハルキストが訳したかは別として、それはそれで面白い話であったが、ともかく52年ぶりの日本シリ-ズ制覇に向かっての一歩が記されたのであった。

祝杯でワインを飲みすぎて酔っ払って指が回らないので、フランソワと逆なんだけどって、じゃあしらふならフランソワのように指が回るのかといえばそんなことはありえないんだけど、といういことでいくつか面白い話があって、ゴーゴリーの「死せる魂」現代版に遭遇したんだけど、「死せる魂」の岩波文庫がみつからんし、くどいようだけど指が回らんで、DATでロバートソンの振るハ短調ミサを聞いているくらいだし、ハ短調ミサは当然モーツァルトなわけで、それらは明日に回します。

明日も勝つとまた祝杯を挙げて酔っ払うので書けないなあ、しかし「死せる魂」はどこに行ってしまったんだろうか。クラフト・エヴィング商会にでも尋ねてみようか。

しかし、川上には冷や冷やし通しであった。

2006.10.20 Fri » 井上ミッチーの探し者

週刊新潮10月26日号を眺めていたら、「週刊新潮掲示板」に井上ミッチーの顔写真が出ていた。

内容は、来年11月に日比谷公会堂で1ヶ月にわたってショスタコーヴィチの交響曲全曲を演奏すること、その勉強のために、今年からボランティアに近い形でロシアでの演奏武者修行をするとのことであった。

さらに井上ミッチーは、「本当に興味深い曲を書いてくれた、我々の同時代の大天才ですが、彼にあったことのある方を探しています。お会いになった方がいらっしゃれば、どんな話でもお聞きしたいのです」とのことなので、心当たりのある方(どんな方だ?)は下記のアドレスにメールをとのこと。

keijiban@shinchosha.co.jp

住所氏名も添える必要があります。


さて、存命している日本人でショスタコーヴィチに会った人はどれくらいいるのだろうか?

2006.10.20 Fri » 私はSt.Ives

土曜日に三省堂に行き、"A Wild Haruki Chase"の近くに並んでいたので購入し、ああ、記号好きなイタリア人による中世の修道院での連続殺人の物語に似ているなあと思いつつ読み進め、そういえば外信欄で一昨年だかにオスマン・トルコによるアルメニア人虐殺について発言して物議を醸したが、フランスがそれを否定することを認めない法律ができた今、それに対してどう反応するのだろうかとか、最近のとある告白で多くの人々に恐ろしい叫び声をさせてしまった法でアウシュヴィッツを否定することを認めない国の老いた作家はどう反応しただろうかとか思いつつ、今しがた読みえ終える。

オルハン・パムク「私の名は紅(あか)」。作品内容はこれ以上は書かない、私もかつての推理小説の愛好家として。とはいえ、これは推理小説としても読めるがウエスタン・インパクトとイスラム原理主義と永遠の美についての書物として、あるいは明治期のわれわれの祖先が体験したであろう、そして書物によってのみ追体験し得る世界を別の国の別の視点から描いている小説とも読める。もっとも、その帰結は「アラブの見た十字軍の作者」が後書きで書いているような長い眠りと、脱亜入欧の果てに本家顔負けの神の、単数だ、黄昏を迎えた違いはあったが、いやこれは違いか?

なお、推理小説の愛好家としては、トルコ語の文体がどの程度翻訳に反映されているのか、かの3人による「ユリシーズ」並みに反映して欲しい、誤訳だという「犬」ならぬ「猫」からの講義・抗議も聞こえるが、とまでは望まないが、どうなのだろうか?編集者による校正が入っているので、文末表現が数行おきに変わるのは故あってのことだろうと思うのだが、何を反映しているのだろうか?少なくとも「藪の中」と「アクロイド殺し」を読んだ身には非常に気になる。


その後、ロバートソン指揮のマイスタージンガーの第2幕、第3幕が録音されていると書かれたテープが無音であったことに、サロネン指揮の「千人の交響曲」のへぼさ加減以上の衝撃を受けたことを書き記しておこう。

2006.10.18 Wed » ロンドンより

DATがどうも故障したらしいとの連絡と相前後してここ3ヶ月間の録音が届く。

DAT自体はもう12年近く前のの物であり、かつこの3年はかつて無いほど使っていたので(日本でのエア・チェック機器としては半休眠状態)、老人の冷や水もあって壊れてしまったのだろう。とはいえ、ガーディナー指揮のコヴェント・ガーデンでの「偽の女庭師」が1幕しか録音できなかったという連絡は残念。


早速8月11日のアダムス作曲・指揮の"My Father Knew Charls Ives"を聞く。なお、近々CDも出るとスティングが表紙を飾る今月号のBBCマガジンでも宣伝されていた。あっ、音飛びしている...。さらに第1楽章が終わったら拍手が!1年程度前にLSOがロンドン初演をしたというのに...。ただ、意外にヒュルヒュル・プツプツという雑音が無いのが救いか。ピアニストのC.ツィメルマンがコルトー弾くのSP録音を聞く話しを思い出す、雑音があっても人間の耳は選択的に聞き分けられるのだというが、慣れたのか?あっ、2楽章の後にも拍手が...。


振り返るようだが、8月30日のPROMSではスラトキン指揮ピッツバーグ響によるアイヴスの交響曲第2番が取り上げられており、それも録音してもらった。これはロンドンの知人も聞きなおしたのか、私にしては普通の曲も聞くのですねえ、という感想を送ってきていた。そんな変わった曲ばかり録音をお願いしているつもりは無いのだが。特に今回お願いした範囲では現代曲は多分アダムスだけである。

このほかでは、ロバートソン指揮のマイスタージンガーとサロネンの「千人の交響曲」が楽しみである。録音が成功していますように。




2006.10.16 Mon » 初めて携帯電話を買う

今日のN響アワーは非常に面白かった。ギーレンの振る映像が「幻想」を含めて2つ程度しか残っていないとは残念である(かつモノラル)。
その後のザルツブルク音楽祭の模様も興味深かった。「フィガロの結婚」のDVDは売り出さないのだろうか?

昨日、初めて携帯電話を購入した。新し物好きだが、そもそも電話が大嫌いなので、携帯電話も当然買う気になれなかったが、Willcomの小型パソコンのように使える製品が出たことから購入。使い勝手が良いのかどうか分からないが、比較的インターネットも見やすいし、miniSDにデータを放り込んでおけば、CDだろうと楽譜リストだろうと直ぐに何を持っているかが分かるので、ダブり買いする恐れも無くなる(とはいえ、CDリストはB<除くBachとBeethovenのピアノ・ソナタ>~Fまでしか完成していない)。

さて、着信音を何にしようかな?

2006.10.11 Wed » 祝リーグ優勝

すでに日は替わりましたけど、中日がリーグ優勝しまして、非常に嬉しいです。ただ、川上の不調が非常に気になります。打線がようやくジリ貧を脱してきたようですが、これは水物なんでねえ。

さて、監督である落合が感極まって泣くとはまったく予想しておりませんでした(最もそういうところから遠いという印象があります)。記者に嫌われているらしく、名古屋方面では人気が無いとか、今年限りとか書き立てられていたこともありましょう。野球に限らずスポーツはメインは選手であって、監督とかコーチとか、ましてや「親父」とかの取り扱いは従だと思うのですが、昨今の倒錯したスポーツの報道振りには首を傾げてしまいます。

まあ、いくら人気が無いと書き立てられていても、3年契約で2回リーグ優勝、2位1回の監督を首にする程中日フロントはアホではないと思うのですが、さてさて。

ともかく、次は52年ぶりの日本一を目指してがんばって欲しいものです。



ところで、日本シリーズをTVで放映してくれるのだろか?



2006.10.10 Tue » ようやくM1

いやはや、8月にマジックが灯った時、ここまでかかるとは思ってもいなかった。その分楽しめたけれども。

しかし明日の対巨人戦のTV放映がどこの放送局にもされないとはねえ(名古屋でも放映は無いのだろうか?)。いっそドームに見に行こうかという気分すらする。買えるかな?



2006.10.08 Sun » 芸人としては楽しませていただきましたが...

昨日は天気が良いにもかかわらず、日中部屋でベルク作品ばかり聞いているのは我ながら不健全だと反省。本日はコンサートに出かける。

10月8日 午後2時 東京芸術劇場
ロジェストヴェンスキー指揮 読売日本交響楽団

ショスタコーヴィチ特集
交響曲第1番
ヴァイオリン協奏曲第1番
(独奏:アレクサンドル・ロジェストヴェンスキー)
バレエ音楽「ボルト」より「間奏曲」、「官僚の踊り」、「御者の踊り」

1番、色々と細かく遊び、身振りは大きいところもあるが、大枠を踏み外さず、時計がカチカチと進むような覚めた演奏。当たり前だが、テンポはまったくシコルスキーの楽譜記載のメトロームには忠実ではなく、その2/3ぐらいか。

ヴァイオリン協奏曲、独奏にまったく表情がない。第2楽章と第4楽章の盛り上がりに欠けることはなはだしく、第3楽章は退屈さのあまり爆睡。この後で録音するそうだが、どれほど録音でごまかせるかという観点から、ディスクには興味が湧く。

「ボルト」は全部で9分。曲よりもロジェヴェンの芸人ぶりに笑う。アンコールに際しては、途中から指揮をせずにマーチをしながら退場するなど、相変わらず芸人魂を見せ付けてくれたが、それよりもヴァイオリン協奏曲の独奏者をちゃんと選んで欲しかった。


帰宅してから、コインの整理をする。ロシア中央銀行が今年発行したショスタコーヴィチ生誕100年銀貨(3ルーブル)が到着。図柄はピアノに向かうショスタコーヴィチ。残念ながら、DSCHはデザイン化されていないと見える。スクリャービン生誕125年並みのインパクトのあるデザインを期待していたので、ちょっとがっかり。

DSCHcoin

ショスタコーヴィチ生誕100年記念銀貨
ピアノの鍵盤が変だし、背景も良く分からんし、楽譜が読めんし、困ったデザインだ。

Scriabin_Coin

スクリャービン生誕125年記念銀貨
「プロメテウス」の神秘和音が色光と共に鳴り響いてくる感じ。

2006.10.03 Tue » col legnoの新譜

昨日の野平のピアノ協奏曲とオペラ抜粋には行けず、残念である。録音が出ることを期待。

録音といえば、HPをリニューアルしたcol legnoからアイヴスの交響曲第3番とロバート・ブラウニング序曲やノーノの「プロメテオ」の新譜発売の予告が出ていた。他にもグスタフ・クーン指揮によるベートーヴェン交響曲全集やヴァーグナーの「パルジファル」や「トリスタン」といったディスクも予告しており、一体全体col legnoに何が起きたのだろうかと思いつつ、そういえばドヴォルザークの交響曲第8番のCDも出していたことを思い出したのだった。

さて、「プロメテオ」の実演を聞いた人ならば、空間性がこの作品に重要だということは明らかであろう。ただし、空間性といっても天空を音がビュンビュン飛び交うとか、グルグル無茶苦茶なスピードで周囲を回るとか、音があちこちで飛び出すお化けの様に屹立するわけではなく、密やかに各所で鳴るというものである。col legnoは、この作品において欠かせないリシャールを迎えて、SACDによってある程度それを再現することにしたそうである。

ということで、ぜひともその「場」を感じたく、SACDシステム導入の資金手当てが目下の新たな悩みとなっている。ただし、SACD導入以前に、石灰岩だらけの草原や洞窟を探検したり、教会の高い尖塔に登ってケルシュまで飲んだりして、十全にノーノのメッセージは受け取れないような状態に陥らないことが何よりの大前提であることは言うまでも無い。


col legnoのHPはここ。画面切り替えに結構時間がかかるので、根気良く待つ必要あり。
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St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

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