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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2007.01.29 Mon » 日々の記録

新国に薔薇の申し込みをする。アンスネスの8日のチケットを知り合いに送る、行けなくなったので引き取ってもらったのだ。

休日出勤の帰りに新宿タワーによってBBCマガジンほかを入手。今月は「小ロシア」であった。

家にたどり着くと、フジテレビからチューリヒの薔薇のチケットが届いていた。二日分申し込んだのに、どうして一日分しか買えないのだろうと思いつつ一般売出しを待つことにする。

納豆ダイエットがウソだったことにショックを受けてか母が風邪をひいて寝込んでいた。うつされないようにせねば。

「ベートーヴェん 不滅の恋人の研究」青木やよひ 平凡社ライブラリー読了。非常に面白かった。彼女の探り当てた事柄については、破局の理由こそ「うーむ、小説だったら斉藤さんに『妊娠小説』に分類されるなあ」とは思ったけれども、他については説得的であった(というか判断材料が私には無い)。この本を読んだ後、「敬愛なるベートーヴェン」の冒頭近くを思い起こした。主役の一人であるアンナ・ホルツが出版社を訪れると、瀕死の写譜職人が、「ベートーヴェンは、昔はこんな曲(エリーゼのために)をつくっていたのに、いまじゃこんな曲(最後のソナタの第2楽章でジャズっぽい部分)しか作らない。誰が買うんだ?」とピアノを弾くシーンがある。この2曲の対比は、単にポピュラリティのある作品と難解な作品という対照以上のとても意味深いものを今は感じてしまう。写譜職人が見たであろうウィーン版のop.111の出版譜ではわからんだろうなあ、その違いの背景が。

監督も膨大な資料を経巡った上で、直感的にそれを反映させたのだろうか(この本のドイツ語訳は今年10月出版されるので知っているとは思えないけど)。



柳沢厚生大臣が、女性は子供を生む機械だといって野党から非難を受けているそうだ。柳沢大臣は、きっとドゥルーズ=ガタリの「アンチ・オイディプス」も読んだことであろう、最近新訳も出たし、なんてね。

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2007.01.26 Fri » 目が覚める

明日も早いね、母の残した納豆(笑)でも食べてもう寝ようかと思ってIIOさんのCLASSICAを見たら、なんと「軍人たち」を新国立歌劇場が取り上げるという!今週末売り出しか、うーむ、ドレスデンのチケット代捻出に苦労しているのに、と思ったら来年の早とちりでした。

マリーをバラインスキーが歌うんで、ちと不安はありますけどね。彼女は、アムステルダムで「炎」(シュールホフ)、「バッカスの巫女」(エゴン・ヴェレスの方)で生を聴いて、今一だったんだけど、マリーはどうなんだろう。

演出は未定とのこと。ここはハンブルクで活躍してくれたあの人を期待したいところですけど、そこまで新国は金は出せんですか。


ともかく日本で見れるとは思いもよらずめでたいことであります。

2007.01.17 Wed » そこまでするかね

どうも、あと数時間したら、ウィグモア・ホールでファーニホウの弦楽四重奏曲第5番の英国初演が始まるなあと、遠い目状態のSt.Ivesです。第5番もきっと速度記号がプレストで、128分音符が跳梁跋扈し、その合間をsfffffとかpfpfpfpみたいな記号で埋め尽くされているんだろうなあ。ナナサコフ氏のような、スーパー四重奏団が現れて、ファーニホウ作品の「真」の音響を聞かせて欲しいものだ(ソフト買ってまでする気なし)。


さて、帰宅してみると母が、近所のスーパーで納豆が売り切れていたと嘆いておりました。TV番組でダイエットの効果があると喧伝されて、それに釣られたお人よし善男善女が買い求めた結果であることは、チーズをはじめ匂いのきつい食べ物が嫌いで、納豆には殆ど手を出さなかった母ですら、このところ朝晩欠かさず食べていたことからも明らかでしょう。

しかし、寝酒を止めるとか、毎日適度な運動をするとかすれば、直ぐにでも痩せると思うのですけどねえ。嫌いな物を食べてまでも「楽して」痩せたい執念には恐れ入ります。

さてさて、納豆はいつまでブームが続きますやら。例えば、どなたか去年の今頃、TVでみ○も○たとかが、何が体に良いって言っていたか覚えています?

この手で行けば、例えば、ベルリン州立歌劇場来日公演の「モーゼとアロン」がダイエット効果抜群とか宣伝したらチケットが売り切れるかも。S席だったら20キロの減量効果あり!



1956年に問題山積第四共和制のフランスが英国に合併を申し込み、断られたら今度は英連邦への加盟を求めていたという記事には驚いたけど、実は、昨年12月13日にベルギー北部のフランダース地域(オランダ語圏)が独立し、ベルギー王国が消滅していたことを知ってもっと驚いたSt.Ivesでした。

















(注)ベルギーは消滅していません。ベルギーのフランス語圏(南部)の公共放送が、同国内の南北問題特集番組のイントロとしてウソ・ニュースを流したことから、一時国内で騒然としたそうです。とはいえ、通常の番組がいきなり打ち切られ、看板キャスターが、「本日、フランダース地域(北部)が分離独立し、ベルギーは消滅しました」との臨時ニュースを報道するだけでなく、海外亡命のために飛行機に乗り込もうとする国王夫妻(でも行き先が旧植民地のコンゴというのがニュースとして怪しく思わせる)や、南北分断のバリケードを警備する警官、そこで立ち往生するトラム、バリケードの向こうでは北部独立派の旗が翻り、王宮前には現ベルギーの旗を持って集まる民衆の様子を映像として流し、今回の事態についてコメントする現役の国会議員まで登場すれば、信じてしまう人がいてもおかしくないですよ、普通はそこまでするかと思いますから。

因みに、今年のスコットランド議会選挙の結果次第では、スコットランドが連合王国から独立して、ユニオンジャックから十字が一つ消えるかもしれないと言われています。スコットランドの人口は約500万人で、フィンランドと同規模ですから、対イングランドとの面子以外にも主権国家になった方が、EU域内でもありますし、農業保護をはじめ色々メリットがあるのでしょう。

2007.01.12 Fri » 田園でも聞くか

午後2時までは快晴であったが、3時過ぎくらいから曇り始め、それでもまだまだ大丈夫と思っていたら、午後4時に暗雲が空を覆い、その後7時過ぎまで大雨。そして晴れ上がったのは午後9時過ぎであった。


と言うわけでエリーゼにもテレーゼにも会えず。


2007.01.11 Thu » 曲目変更

昨日の日記への境山さんのコメントにもありますように、12日のポゴレリチの曲目が変更となりました。

(変更前)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
       :ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 op.78「テレーゼ」
(休憩)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調 op.19「幻想ソナタ」
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139から
      第5番「鬼火」、第8番「狩」、第10番
バラキレフ:イスラメイ

(変更後)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
       :エリーゼのために WoO.59
       :ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 op.78「テレーゼ」
(休憩)

グラナドス:スペイン舞曲集 op.37から
      第5番、第10番、第12番
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139から
      第5番「鬼火」、第8番「狩」、第10番
バラキレフ:イスラメイ

スクリャービンの2番ソナタがなくなったのは残念ですが、一方で「エリーゼのために」をプロの実演で、それもポゴレリチで聴けるとは思ってもおりませんでした。

さてどうやって予習しようか、自分と比較するのはあまりに失礼だし、そういえばウゴルスキーの録音があったはず。

ベートーヴェンの32番を除きあまり聴かない作品ばかり並んでしまいましたけど、まあ、それはそれで面白いものでしょう。グリーグばかり弾かれて唖然としたリヒテル最後の来日リサイタル@焼津も、結果的に良かったことですし。

保有していたはずのバラキレフのイスラメイのCDがどうしても見つからないSt.Ivesでした。

2007.01.10 Wed » 新年早々

eBayで4年ぶりにお買い物をしたのだが、金が届かないというクレームが来た...。送金証のファイルを送ると同時に明日調べる旨の連絡を行なったが、果たしてどうなることやら。

2007年の初コンサート・リサイタルは、12日(金)のイーヴォ・ポゴレリチ@サントリー。
彼の実演を聞くのは、リストのロ短調ソナタの録音が出た後の来日だから十数年ぶりかと思う。ソナタの録音に感心して、彼のリサイタルに初めて行ってみたら、CDと違って実演では全く感心せず、以後疎遠になった。そのうち、彼自身がコンサート(&レコーディング)・ドロップアウトしてしまい、忘れていた。

そうした中、昨年の来日があり、久方ぶりに行こうかと思ったらチケットは売り切れ状態で見送り。今回はなぜか容易にチケットを買えたので、久方ぶりに聴きに行くこととした。

曲目は、

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番ほか

であったはず。両曲とも相当昔の録音しか聴いたことがないので、現在の比較が楽しみである。新たな知見があらんことを。


確かバラキレフの「イスラメイ」のCDを持っていたはずだが、誰の演奏だか分からず困っているSt.Ivesでした。ポゴレリチのリサイタルのプログラム最終曲なんで予習しようかと思ったんだけど。

2007.01.07 Sun » 強風をめぐって

朝方、休日出勤のため起きたら晴れていてホッとしたSt.Ivesです。

しかし、夕刻過ぎ、帰宅のため地下鉄の駅から出たら風がゴーゴーと吹き、近所の寺の巨木群がその風で大きく揺り動かされているのを見たときは、ちょうどiPodでブゾーニの「ファウスト博士」(ナガノ指揮の方)の序景で、博士が色々と悪魔を呼び出している部分を聞いていたこともあり、少々怖かったです。まあ、一番怖いのはメフィストですけどね。

ブゾーニの「ファウスト」は、確かシュニトケの「ファウスト」同様に古い説話・伝説に基づいているので、ゲーテ版で一番個人的には面白いと思っている第2部の「レンテン・マルクの奇跡(もどき)」が無いのが残念。まあ、あのエピソードはおよそオペラ向きでは無いけれども、あれこそまさにメフィストフェレスの恐ろしさだと思いましたけどね。


そう言えば、ゲーテの「ファウスト」は労働価値仮説を「機械仕掛けの神」で最後に無理やり称揚している、と評した師匠岩井克人が今年で還暦ではないか!退官記念講義を聴きたいものだが、可能だろうか?

2007.01.04 Thu » 本届く

久しぶりにお仕事で疲れたSt.Ivesです。休みの間、欧州時間に合わせて生活していたんで、って単に朝寝坊の宵っ張りなだけですが、いきなり正常化すると無理が来ます。

帰宅してみるとアマゾンから本が届いておりまして、話題の光文社古典新訳文庫カント「永遠平和のために」をようやく目にすることが出来たのでした。大昔、カントは今年60周年だかの書店の青帯で読みましたが、「悟性」という訳語に「コリャなんだ?」とひっかかった記憶が蘇りました。まだちらとしか読み進めていませんが、読み易いです、といっても落語調ではありませんので悪しからず。

ただ「永遠平和のために」に直ぐ取り掛かれるかと言うと、まだ「言葉についての対話」(ハイデガー、平凡社ライブラリー)も読みおわっていないし、これを読んでいて「いきの構造」を読みたくなっているし、ふと目に止まった「春は馬車に乗って」(横光利一)も読み始めてしまったし、CD同様に本も溜まっていくばかりであります。

明日が終われば、また3連休で嬉しいなのSt.Ivesでした。

2007.01.04 Thu » 正月休みは本日まで

どうも、最近ネットからのPCへの侵入が頻発していて辟易しているSt.Ivesです。2~3分ごとに試みられ、そのたびにウィルス・バスターがネット接続をブロックするので、面倒で仕方ありません(毎日モーツァルト全集にも支障が)。


本日も家でごろごろ。今年初めてステレオに火を入れて聴くことにし、何にしようかなと思って、なんとはなしにヴェーベルンのパッサカリアop.1にしました。ブーレーズの新しい方の全集のCD1を、シューベルトのドイツ舞曲のオケ編曲版も含めて聴きましたが、旧全集に比べて豊満な音ですなあ(もっともヴィーンpo.相手にop.6だかを振った時も同じような感じだったけど)。

それから暴飲暴食の諌めも兼ねて、B.A.ツィンマーマンの「ユビュ王の食卓」(ツェンダー指揮)、その流れでシュトックハウゼン、といってもコンタルスキー兄弟によるピアノ曲集が見当たらなかったので、エトヴェシュの振った「グルッペン」を聞きました。この曲に対して初演当時の頃のクルタークやストラヴィンスキーの驚きを私は感じられないのが残念であります。今年のMusic Tomorrowかサマフェスかで取り上げられるらしいので、その際には聴きに行く予定。

その後、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカから3楽章」の各種演奏の聴き比べの途中で夕食になったんでステレオの火入れ式は終了。三楽章はやっぱりポリーニだねえと思いつつ、ル・ゲも、ACCORDの残響過多な録音とすべての二縦線で音楽を止めてしまうこと、ちとやり過ぎのように思うけど、さえなければ、結構好きですけどね。



ホロヴィッツやリヒテルの演奏が仮にあれば聞いてみたいけど、どっちも似合っていなさそうな気がするSt.Ivesでした。

2007.01.03 Wed » メルクリン

昨日は寒い中お宮参りに行き、その後、単にコレクションしているに限りなく等しくなりつつあるメルクリンで遊ぶことにしまして、本日もそのまま遊んでおりました。

空き部屋いっぱいに(お座敷)レイアウトを広げ、いざ新システムを稼動、ところがうんともすんとも走らん編成が多くて泣きました。私のぶきっちょさと文系の知識(というより物理が大嫌い)では手の施しようが無く、どうしたものかと途方にくれましたが、とりあえず走るものだけで楽しむことにしました。とりあえず、今年創設50周年のTEE(Trans Europ Express)のVT11.5はきれいに動き、適当に作った立体交差も難なくクリアし(BR45をはじめ立ち往生する機関車が多かった)、メルクリンの(多分)総力を結集しただけあるなあ、とほれぼれと見とれてしまいました(全金属製のボディ、二つのモータの同期、様々な細かいファンクション・キーの設定も素晴らしい出来であります)。まあ、これだけ動いただけでも良しとしましょう。
しかし、ヘンシェル社のDB61型(戦前にベルリン-ドレスデン間を結んでいた超特急の牽引蒸気機関車)は、もうトホホの動きでありまして、メルクリンはVT11.5に全精力を注ぎこんでしまい、翌年のトップ・モデルであるこれにはデコーダーや新型モーターの手抜きがあったのでしょうかねえ、ストップ&ゴーを連続した挙句にものすごい唸り、電子音を発して止まってしまいました。実は春先にドイツに修理に出したにもかかわらずこの走りではねえ...。ドイツのものづくりとメルクリンの先行きに懸念が生じてしまいます。


そんなこんなで毎年恒例ではありますが、ニュー・イヤー・コンサートは今年も見聞きしていません。

では、また。

2007.01.01 Mon » あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

とりあえず、今年はグリーグ没後100年、マデトーヤ没後60年、シベリウス没後50年ということで北欧音楽ファンにとっては記念年でしょう。

退廃音楽系(?)ではコルンゴルト没後50年です。「ヘリアーネの奇跡」を実演で見てみたいものです。

オルフ没後25年です。

そうそうフォルトナーが生誕100年、没後20年でもありますが、日本で聞けるでしょうかねえ。

とりあえず、こんなところで。
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St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

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