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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2008.01.31 Thu » はて、どこで歌うのだろうか?

どうも、コンブレーをぶらぶらしているSt.Ivesです。アスパラガスが食べたくなりました。


さて、あまり注目されていませんが、ハンブルク州立歌劇場でコンビチュニー演出の「ルル」を歌ったマリス・ペーターゼンが、2月28日、3月2日、3月4日と日本でリサイタルを開きます。残念ながら、「ルル」からは歌わないようですが、R.シュトラウスやモーツァルトなどを歌うようです。

ところで、2月28日は津田ホール(東京)、3月4日はフェニックス・ホール(大阪)とうのは確認できているのですが、3月2日にどこで歌うかが分かりません。彼女のHPでは東京としか記されておらず、各ホールのHPを手当たり次第当っているのですが、見当たりません。ということで、ご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたいです。


彼女の歌っているヘンツェとトロヤーンのオペラを見てみたいSt.Ivesでした。
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2008.01.31 Thu » 本日のCD

どうも、ということで先日入手したショスタコーヴィチの未完のオペラ「賭博者」を聞き終えたSt.Ivesです。まだまだこれからというところで音楽が終わっている(フーガの技法byエマールのようにブチ切れではなくきちんと終止しています)のは残念です。


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指揮はペトレンコ、オケはロイヤル・リヴァプール・フィル、フライシュマンの「ロスチャイルドのヴァイオリン」との2枚組み(AVIE AV2121)。ロシア語の歌を、英語の歌詞カードと旧全集第23巻と見比べながら聴くのは中々に辛かったです。演奏については、オケの弦がちと弱弱しいなあとは感じますが、歌は中々に面白く聞けました。ロジェヴェン盤との比較は専門家にお任せしましょう。演奏はともかく、この未完のオペラに女声がないのは、「ボリス」1869年稿同様に興業主にとってはネックでしょうかねえ。


バラライカの奏でる旋律が「ジョニーは演奏する」の氷河シーンの旋律にそっくりなことに気づいたので、今度ちゃんと比べてみようと思うSt.Ivesでした。リヒテルはオデッサで観ているけど、ショスタコーヴィチもどこかで見たことがあるのかなあ?

2008.01.28 Mon » 星を継ぐもの(ガンダムにあらず)

どうも、1940年8月25日、奇しくもニーチェの命日と同じ日に亡くなった作曲家の伝記を数日まえに読み終え、そのご年表と作品目録作成作業に没頭していたSt.Ivesです。でも、放棄しました。

伝記とはいえ、日付や事実の記述に明確さがないのが作業場のネックとなりました。例えば、没年月日は明らかなのに対して生年月日は1885年の春としか書かれていません。また、二ーチェよろしくライプチヒ大学に移った日付も不明。何より、作曲家の「基底音」ともいうべきH-E-A-E-ESの音列のもとになった女性との二回目の出会いも、1906年5月前後、グラーツでのR.シュトラウス指揮による「サロメ」初演前後の時期、としか分かりませんし、ローマでの悪魔との対話、最後の作品の私的な初演(予定)の日といった重要な時期がいずれも明らかではありません。

また、主要作品の初演年月日については、「海の燐光」(1907年?アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団、ジュネーヴ)、「宇宙交響曲」(1920年、ワルター指揮、ワイマル)、「ローマ人事跡」(1921年、バーデン)、ヴァイオリン協奏曲(1924年春、ヴィーン、なお1924年暮にパウル・ザッヒャー指揮にてベルン、チューリヒにて再演)、ヨハネ黙示録(1926年、クレンペラー指揮、ISCM大会、フランクフルト・アム・マイン)といった、年と初演者、場所は分かるのですが、正確な日付が書かれていません。クレンペラーについてはヘイワースの伝記やISCMのHPで確認をしようかと思ったのですが、詳細不明でありました。そもそも、彼の作品を出版していたショットとユニヴァーサルのHP上では彼の作品が出版された形跡が残されていません(現行の目録にも当然載っていません)。シェーンベルクの抗議ですべて消されてしまったのかな?

そんなこんなで疲れた中、次に集英社文庫版で「失われた時を求めて」を読もうかと本屋に寄ったら、その傍らにあったのが、「星を継ぐもの」(創元SF文庫)。私は「早川さん」ではないので、SFはあまり読まないのですが、何気に手にとってみたらどうやら推理小説の趣きがあるということで読み始めたところ至極面白く、続編まで一気に読んでしまいました。

何がどう面白いかについては、そうプルーストがスワンについて描写した「美術の話をしているときにでさえ、つまらぬことにひどく正確を期する男」、「ご自分のお考えを聞かせて欲しい、一つの絵のどういうところに感心しているのか言ってください、と迫られるとき、スワンはほとんど無愛想な沈黙を守るのだったが、そのかわりに問題の絵のある美術館やその絵の制作年代について具体的な情報を提供できる場合には、その埋め合わせをするのだった」(「失われた時を求めて」スワン家の方へ1 第一部コンブレー、鈴木道彦訳集英文庫p.54-55)という描写に該当する私には語れません。えっ、プルーストとどっちが面白いかですって?ほぼ同時に読み始めて、プルーストはようやくマドレーヌにたどり着きましたが、「星を継ぐもの」とその続編は読み終えました(で、まだ続編があるので明日購入予定)。もっとも、「失われた時を求めて」は大昔の2段組7巻全集で1回読んでいて、井上究一郎役も単行本で5巻まで買い進めて読んでいたら文庫本になってしまいがっくりきて、そこから文庫本の10巻に飛んでいるので、このあたりの話はまだ良く知っており(最近MANGAでも読みましたし)、細部をさらに拘泥しつつ読もうかなと。で、「カルル5世」ではなく「カール5世」にしてもらわないと、クルシェネクも困るんじゃあないかとか、ブラバンではなくブラバントにしてくれないと、白鳥もあらわれんぞ、アーノンクールも眉間に皺をよせるんではないかとひっかっかってしまったのでした。だから私はスワンの馬鹿なのか?



1910年、作曲家がローマで、「烙印を押された人々」であるアドルノ公爵の末裔っぽい感じの悪魔と「新音楽の哲学」めいた対話をしているころ、ドイツでサンバルサンが日本人を含む研究グループによって開発され、あの病は不治の病ではなくなった(今はペニシリンの大量かつ集中的な投与によって治療する)のを作家が記していないのが不思議なSt.Ivesでした。伝記作家がニーチェはともかく、ヴォルフとシューマンの事例について知らなかったわけではないのに、あの特効薬を「おお、友よ!そんな響きではなくこの薬を」と勧めなかったところに、ツァイトブローム≒T.マンこそ実は悪魔を抱え込んでいたのではないのかねえと思うのでした。


2008.01.27 Sun » CD整理

どうも、日長一日CD整理を行っていたSt.Ivesです。

どう並べるかでいつも悩みますが、今回のルールは、
1.作曲家名のアルファベット順に並べる。ジャンル別・レーベル別には分けない
2.武満を含め、日本人とそれ以外作曲家を別扱いする
3.オムニバスは1枚物の場合は、私が収録されている中で好きな作品の作曲家にする
3-1.オムニバスがセット物の場合は、オムニバスとして別に扱う
3-2.オムニバスは、20世紀後半の音楽(祭)のものとそれ以外を分ける。
4.作曲家の作品内では、下記のジャンル別に分けて整然と並べる
  ・管弦楽曲
    (1)交響的作品
    (2)協奏曲
  室内楽曲
    (1)弦楽四重奏曲
    (2)その他室内合奏曲
    (3)独奏曲
        A.ピアノ
        B.その他
  声楽曲
    (1)リート
    (2)宗教曲等大規模声楽曲
  オペラ

と決めました。しかし、1、2、3までは守れたものの、4については20世紀後半の作品だと、こうしたジャンル訳別自体意味がないとかへ理屈をつけて放棄しました。要はだんだん面倒くさくなってきただけですが。

整理してみると、リームとヘンツェを意外に多く保有していることにあらためて気づきました。両者共に非常に好きな作曲家である、ということでは全くないのですがねえ。ヘンツェについては、DGのヘンツェ・エディションとWERGOをはじめとしたオペラが多いせいだと一人納得しました。一方、リームの場合は謎です。KAIROSが出すたびに何となく購入している感じです。

このほか、一度しか聴いていないとか、聴いていないCDも多々ありで、どうしたものやらという感じです。


整理しながら先日入手したベルーチャSQによるバルトークの4番を聴いていて、途中で、はていつリゲティの1番に切り替えたっけと混乱したSt.Ivesでした(ベルーチャSQのリゲティの録音はまだなかったハズ)。


2008.01.25 Fri » 荷物が届く

昨日、アップし損ねたSt.Ivesです。書いている間にPCがフリーズしてしまいました。

帰宅したら鉄道模型(メルクリン)ともどもCDがHMVから届いていたので、とりあえず12月以降購入したものとあわせた記録を載せておきます。当然ながらまだ聴いていないものも多々ありまして、感想抜きです(表記はHMVからのメールを転載しているので、尻切れトンボのものもありますし、レーベル名もなしです)。ただし、「WERGOの「軍人たち」はモノラルで空間性は無いとはいえ、音は良く、中々に凄みのある演奏でありました。ギーレンももはや再録はしないだろうなあ。

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ツィンマーマン:歌劇「軍人達」WERGO ギーレン指揮ケルンゲルニッヒo.他

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ミュライユ、トリスタン(1947-) / Winter Fragments, Unanswered Questions: Galante / Argento Chamber Ensemble Lesse

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ミュライユ、トリスタン(1947-) / Comp.piano Works: Nonken

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グリゼイ(1946-1998) / Vortex Temporum, Periodes: Ceccherini / Ensemble Risognanze

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グリーグ / Peer Gynt: Tourniaire / Sro D.henschel Etc

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Contemporary Music Classical / Musica Viva Munchen Vol.15 1989, 2006: Eotvos, B.a.zimmermann, Smolka: Eotvos /

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ショスタコーヴィチ / Sym.4, Etc: Rozhdestvensky / Po

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バッハ / Weihnachts-oratorium: Harnoncourt / Cmw C.schafer B.fink Gura Gerhaher Finley (H

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クラム, ジョージ(1929- ) / Apparition: C.schafer(S) E.schneider(P) +purcell

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マーラー / Das Lied Von Der Erde(Chinese): Lan Shui / Singapore So Ning Liang(Ms) W.mok(T)

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ブラームス / Hungarian Dances, Etc

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ノーノ、ルイジ(1924-1990) / Hay Que Caminar, Caminantes...ayacucho: Pomarico / Cologne Rso A.arditti Jenning

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ヴァレーズ / Entretiens: Scherchen / French National O

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バダジェフスカ / Piano Works: Chaplina

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シューベルト / String Quartet.10, 14: Henschel Q

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ノイヴィルト、オルガ(1968-) / Lost Highway: Kalitzke / Klangforum Wien Crowly Hauman D.moss Nigl

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ノーノ、ルイジ(1924-1990) / Prometeo, Tragedia Dell'ascolto: Ensemble Recherche Etc (Hyb)

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ナンカロウ、コンロン(1912-1997) / String Quartet.1, 3.(Quartet)study For Player Piano: Arditti Q

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ノイヴィルト、オルガ(1968-) / Der Tod Und Madchen Ii: Bennent Schygulla(Vo) Hungsberg(Programming) Etc

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カゼッラ他

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バッハ / Die Kunst Der Fuge: Aimard(P)

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ムソルグスキー / Pictures At An Exhibition: Rattle / Bpo +borodin: Sym.2, Polovtsian Dances

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Mundry (1963-) *cl* / Dufay-bearbeitungen, Traces Des Moments: Ensemble Recherche Anzellotti(Accod)

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マクミラン、ジェイムズ(1959-) / The World Ransoming, The Confession Isobel Gowdie: C.davis / Lso

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バルトーク / Comp.string Quartets: Belcea Q

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大澤壽人 (1907-1953) / Piano Concerto.2, Sym.2: Yablonsky / Russian Po

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シューベルト / Winterreise: Bostridge(T), Andsnes(P)

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メシアン、オリヴィエ(1908-1992) / Visions De L'amen: Duo D'accord +beethoven: Great Fugue

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シュルホフ、エルヴィン(1894-1942) / Menschheit, Landschaften: Stene(Ms)Tang / Trondheim So +zemlinsky: Maeterlinck

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シューベルト / Violin Sonatina.1-3: Grimal(Vn), Afanassiev(P)

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チェルハ,フリードリヒ (1926- ) / Cello Concerto: H.schiff(Vc)Eotvos / Netherlands Radio Co +schreker: Chamber Sy

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ショスタコーヴィチ / Sym.14: Kremer / Kremerata Baltica Etc +mahler: Sym.10(Adagio)

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Soprano Collection / Evocation: Piau(S)Manoff(P)

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*チェロ・オムニバス* / Gastinel(Vc)Cello Concertos-dvorak, Haydn, Saint-saens, Lalo, Etc

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トッホ、エルンスト(1887-1964) / Die Prinzessin Auf Der Erbse: Harfouch(Narr)Janowski +a.pfluger

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ベートーヴェン / Piano Sonata.8, 15, 27, 30: Jonathan Biss

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Beethoven / Schumann / Piano Sonata.23, Fantasy / Davidsbundlertanze: Jonathan Biss

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ロスラヴェッツ、ニコライ (1881-1944) / Chamber Symphony, Etc: Volkov / Bbc Scottish National O


以上であります。ちと買い過ぎました、聴き切れない。なお、画像の大き差が違うのには何ら意味がありません。揃える手間を省いただけです。

2008.01.21 Mon » 来年のレコ芸 リーダーズ・チョイスの第1位はWERGOの「軍人達」で決まり!

どうも、1日遅れでレコ芸2月号を読んでいるSt.Ivesです。

2月号は恒例のリーダーズ・チョイスで、パッと見では応募者の平均年齢が高いなあという感じ。

選ばれているディスクはすでにHMVのHPでもオープンになっていますが、小澤のショスタコーヴィチ第5番が1位です。聴いていないので評価は出来ません(買う気もなし)。
2位はブーレーズのマーラーの8番、3位はラトルのハイドン、4位と6位に仲道のベートーヴェン、5位がポリーニ、以下略で30位までのディスクで持っているのは10枚のみ。もっともこれらのディスクを含めて2007年中に購入したのはどれか覚えていないので、応募のしようがなく、今年も応募していません。因みに現代音楽部門の第2位にノーノのプロメテオ(col legno)が選ばれていますが、私の場合これを入手したのは新年明け後ですので、2008年分に応募となります。通販の場合、3枚以上で25%オフといったセールにあわせてどかんと買い込むため、1枚でも入荷がないと中々送ってきてくれないので、11月、12月発売分はリーダーズ・チョイス上のネックとなります。

さて昔のリーダーズ・チョイスの順位付けは点数の単純合計だった記憶がありますが、今回(前回から?)合計得点全体に占めるパーセンテージを100倍したものをポイントとして順位付けに用いているとのことです。何でこんな手間ヒマのかかる方法を採用したのかについてつらつら考えてみると、単純合計では応募者数が少な過ぎるか、各ディスクの獲得点数が非常に小さい、つまり分散しすぎて、とても堂々と「これが1位です!」と言えないとレコ芸編集部では感じているのではないでしょうか。

小澤のショスタコーヴィチを例に考えてみると、そのポイントは152ポイント、つまり全得点に占める割合が1.52%。仮にかつてのように1200人近く応募していたら、66000点(55点×1200人)中の1.52%なので1003点余り。まあ、昔の1位も同じ程度の点数を獲得していたように記憶しています。しかし、実は本誌にコメントを掲載された200名程度だけだった場合は11000点中の167点。ちと見栄えが悪いし、200人中20人の人が第1位に押せばそれだけで181ポイントなのに、小澤もブーレーズもたった20人ばかしの支援者がいなかったのか!ということになってしまいます。また、総合以外の各部門のディスクが獲得したポイントも不明なのは、あまりに分散しすぎて、例えば現代曲部門の西村、ノーノ、湯浅の間に殆ど差が無く、かつどれもが見るも無残な程に低いポイントだったかもしれません。

単純合計であれ、全体に占める割合であれ、もっとも多くの点を獲得したディスクが1位になるのは自明の理でありましょうから(応募者数などのウェイト付けを行わない限り)、応募者数全体か、各ディスクの投票者数が非常に少ない(固定層の支持さえあれば容易に1位を獲得できるくらいに)ことをごまかすために細工をした、としか理由が思いつきません。
近年、リーダーズ・チョイスの応募者数は明らかにされていませんが、あまりに応募者数が少ないと何か問題になるのでしょうかねえ。逆に、少ないことをアピールすれば、それじゃあ自分の推薦するディスクを第1位にしようとレコ芸を大量に買って応募する人やグループも現れましょうに。

ということで、今年から、ブログに購入したCDの記録を付けて、来年応募してみようかな。ただし、第1位は、再発売も可だというので、CD化されたWERGOのギーレン指揮による「軍人達」を推しておきましょう。仮に物好きな20名程度の同志がいれば、リーダーズ・チョイスの第1位になるかも。で、全員当該ディスクのコメントを書かないでおく(笑)。


とりあえず、募集の締め切り以後に届いたディスクをチェックせねばと思うSt.Ivesでした。

2008.01.20 Sun » ついに!

どうも、新国から「軍人達」のチケットが送られてきて、希望とかなり違う場所に振られたなあとブツブツ文句を言っているSt.Ivesです。アムステルダムと比較するために、1回くらいは1階前方の真ん中で見聞きしたかったのになあ。


新国は来シーズンの演目も公表されておりまして、目玉は「カサロヴァは本当に来るのか?」というロッシーニの「チェネレントラ」ではなく、記念年をはずして上演することにレパートリー化の意志を感じる(ことにした)ショスタコーヴィチの「マクベス夫人」でもなく、やはり「夕鶴」にならぶ国民オペラである「修善寺物語」でしょうか。音友の名曲解説全集に掲載されているのに全く聞いたことがないので、楽しみと言えば楽しみであります。ところで、どんな話だっただろうか?

さて、私の巡回ブログの一つであるあれぽさんのところに寄って、そのまま東京室内歌劇場のHPに行ってみると、来年2月に日本初演です、リゲティの「大いなる死」。極めて楽しみであります。ゲポポ役はコミッシェ・オーパーと同じかな?



相変わらず部屋の片付けに追われるSt.Ivesでした。



2008.01.18 Fri » まずダヴィッドのもとで徒弟からやり直せ

どうも、1月18日の沼尻指揮都響@文化会館から戻ったSt.Ivesです。

で、前半の武満の残響が短いホールだとイゴールでなくても「非常に非常に厳しい」と思わせた1曲目、もうちとボリュームを上げて欲しかった2曲目、「地には平和を」では家庭内戦争解決は難しいのでは、でも後期作品って何故どうでもいいやと思わせるような作品ばかりなんだろうと転寝しつつ思った3曲目はともかく、プログラム後半のベリオの「シンフォニア」、これほど声を無視してオケにのみ耳を合わせよう合わせようとさせられた演奏に接したことはかつてない(といってもシンフォニアをライヴで聴くのは6回目に過ぎないけど)。あんたら練習したんかい!と怒鳴りつけたくなるような弾まないリズム、ベターとして子音が聞こえない発音という体たらくで、聴く方が辛くなってきた。「二期会マイスタージンガー」という名前を返上していただきたいものである。


ということで、もう寝ようかと思うSt.Ivesでした。

2008.01.16 Wed » 「モーツァルト レクイエムの悲劇」を読む

どうも、アイブラーのレクイエムを聴きながらのSt.Ivesです。もう少しで不滅の名前を(モーツァルトの脇だけど)残せたのに!


ということで書店でたまたま目に付いた「モーツァルト レクイエムの悲劇」(ダニエル・リーソン著 第三書館)を読みました(3時間もあれば読めます)。

あのレクイエムにまつわる様々な事実・状況を追っかけており、非モーツァルト愛好家である私には格好の入門書に思われました。内容とは別に面白いのは、著者のジュスマイアーとコンスタンツェに対する評価というか態度でして、批判が多いジュスマイアーの作曲部分について、彼の本当に作曲能力が低いかどうかは作品を殆ど見聞きできない現状では分からないし、そもそも作曲部分(間違いが多いとはいえ)についての審美的な非難は主観的なものだと判断を留保しているとことでしょうか。そういえば、中学1年生の1学期か2学期、音楽の授業はハイドンとモーツァルト作品の鑑賞でしたが、確か最終回にレクイエムの抜粋が取り上げられた際、音楽教師が、「質的に落ちているから、どこからジュスマイアーが作曲したかはっきり分かる」とのたまったのを思い出しました。因みに、私は当時は全くどこからか分かりませんでした。今は知識として知っていますが、やはり審美的には良く分かりませんので、著者の言うとおりだと思います。

ただ、アーノンクールが1999年録音のレクイエムの解説文に寄せた、陳腐でありふれた作品しか書かなかったジュスマイヤーに書けるはずが無い、全部モーツァルト作品だという旨の文章を審美的な判断の例、ジュスマイアー無能説の一般的言説として引用するのは止めた方が良かったと思います。彼のことだからジュスマイアーの自筆譜まで研究した上で判断している可能性は十分あると思うので。

一方、コンスタンツェについては、作品の成立状況の検証に混乱をもたらした点は批判していますけど、ともかく作品を生き残らせたことは評価しています。ただ、あの偽物だと言われているコンスタンツェの写真は使わない方が著書の信頼性向上のためには良かったのでは。

個人的にはバイヤー、モーンダー他の版を取り扱った「現代のジュスマイヤーたち」の章をもっと掘り下げて書いて欲しかったです。特にドゥルース版は聞いたことがないので、詳細をよく知りたかったです。

エピローグ的に掲載された19世紀米国のモーツァルト小説は、途中はともかく結末はびっくりです。


初めてゼレンカのニ「長調」のレクイエムのキリエをか聞いた時、モーツァルトのパクリかなとか思ったSt.Ivesでした。

2008.01.14 Mon » たな卸し

どうも、3日間殆ど家で過ごしたSt.Ivesです。本日は遅まきながら、コタツにはいってニュー・イヤー・コンサートを観たのでした。ビデオだと最初と途中のおしゃべりをカットできるのが吉。途中で居眠りしかけた中国人と思しき男性が、TVに映されている気配を感じたのかハッと目覚めた映像と、これから夜桜中継でも始まるのかなと思わせる映像が印象的なコンサートでありました(どこを見ているんだ)。



さて、本日は本棚整理の一環で楽譜のたな卸し。購入した楽譜はすべて記録を付けていたつもりだが、あくまでつもりであったことが判明。アイヴスのロバートブラウニング序曲の新版をはじめとしていくつも記録漏れが見つかり、同時に複数冊を保有している楽譜もあらたに判明。

これまでも、「ルル」の第1幕&第2幕やシューマンの「ミニヨンのためのレクイエム」とかありましたけど、これらの理由は明らかで、「ルル」は先方の誤配送(でタダでくれたので、そのまま知り合いに転売)とこちらの勘違い(シューマンの「レクイエム」を頼んだつもりで「ミニヨン」を間違えて頼んでしまい、知り合いに譲った)。しかし、何故、クセナキスの"Keqrops"、カンチェリの「風は泣いている」、シェーンベルクの室内交響曲第1番、シューマンの「楽園とペリ」、カゼッラのピアノ・トリオ協奏曲が2冊もあるのか、何故ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲やショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第13番~15番が3冊もあるのかはさっぱり分からない。いずれも好きで楽譜を見ながら聴く曲なのだが。安かったんで衝動買い!ということはないしねえ。

一方、記録ではレーガーのピアノ協奏曲も2冊あるはずが1冊しかないのがさっぱり分からない、売ったか誰かにあげたのかな?記憶にないんだよなあ。



個人蔵のポポフの交響曲第1番の楽譜が出版されないかねえと願っているSt.Ivesでした。

2008.01.09 Wed » 真犯人は君だ!

どうも、「ファウスト博士の嘆き」に使われた音列はどんなものだろうかと思うSt.Ivesです。最初に読んだ時は、音響的には「ヤコブの梯子」みたいな作品かなと思ったのですがねえ。



さて、ようやく光文社文庫版で「カラマーゾフの兄弟」を再読了。20年以上前に新潮文庫版で読んだ切りだったので細部の記憶があやふやでしたが、これで残りの人生覚えておけるでしょう。

犯人はやはりカテリーナでした、というのはウソですが、あの事件で一番得をしたのはアリョーシャなんで、ドミートリではないとすると彼が一番怪しくなりますけどねえ。ただ、彼が犯人だとするには越えなくてはならない問題が多い。まず、イワンが法廷に持ち出した3000ルーブルの出所、それをイワンが手に入れた際のスメルジャコフの第3の会見がネックであります。スメルジャコフの自殺については、心神が衰弱している中、「真実の人」アリョーシャが唱えるスメルジャコフ犯人説が町中で流布し、それに耐えられなかったとすれば分かる気もします。町での信用力は、アリョーシャの方が遥かに高いでしょうから。
一方、第3の会見でどうしていきなり神が登場したのかはさっぱり分からず、誰かカリスマ性を持つ人物が、心身衰弱状態の彼にそれを示唆した、刷り込んだのかもしれない。今もってスメルジャコフの告白に至る経緯がいま一つ私には理解できません。いくら法廷でイワンががんばっても、スメルジャコフは、犯罪を犯すどころか、何かしらの行為を働くのは「医学的に」不可能であると医者が太鼓判を押していますし、事件当日の朝の二人の会話から、殺人教唆とその了解があったと説明されても、他人には理解不可能です。

それまで時系列でこまごまと追っていた物語の本線があの瞬間だけスメルジャコフの告白という形のみで過去に向かって語られる「藪の中」状態なんで、真相は永遠に分かりません。さらに、第2部での大どんでん返しに向けて愛する主人公を守るべく作者は、「アクロイド殺人事件」のように、「読者への挑戦」のために本当は書かなくてはならない事実を書いていないと私は感じて仕方ありません。そこで、想像するに第2部ではアリョーシャの本性が明らかになります。北一輝か大川周明か、あるいはクリスティの「カーテン」の犯人かシェークスピアの「オセロ」のイアーゴか、皇帝暗殺事件の真の首謀者として実行犯コーリャをそそのかすんだろうと。その後は、うーむ、病が癒えたイワンが、自分よりも向こうに行ってしまったアリョーシャの本性を新しい「大査問官」の話でアリョーシャ自身に突きつけることで、突然の回心がおとずれシベリアに行くのでは。で、リーザがついていき、そこで大地との一体化のうちに法悦を感じる、って「罪と罰」の二番煎じですな(昔は、イワンがコーリャを皇帝暗殺に向けてそそのかすので、アリョーシャと対決するのかなあとか思っていました)。

ともかく、およそ犯人らしからぬ人物が犯人だった方が推理小説としては面白かったのですがねえ、えっ、これは推理小説ではない、すいませんでした。でもアリョーシャだって「カラマーゾフの一族」ですよ。



これから「カテリーナ・イズマイロワ組曲」でも聞いて寝ようかと思うSt.Ivesでした。

2008.01.02 Wed » op.109の聞き比べ

どうも、久方ぶりにクンデラの「裏切られた遺言」を読み返したSt.Ivesです。悩ましいですなあ、ストラヴィンスキーの自作自演は「正しい」かもしれないがつまらんですから。かといってバーンスタインのストラヴィンスキーを聞こうとは思わないんですけどね。音楽の場合は、楽譜に書かれたものをどう伝えるかが重要なわけなんで、やはりモーゼにはアロンが必要だと。もっとも、勝手な解釈が行き過ぎるとご存知の通り混乱するわけなんですが。


そんなこんなで、音友のレコ芸1月号恒例のレコード・アカデミー大賞の器楽曲部門受賞CDである仲道郁代の弾くベートーヴェンの最後の3つのソナタ集を先月購入し、まず32番を聴いて、ふーむこれが内田の29番を蹴落としたのかねと思いつつ、続いて30番を聴き始めて、何か自分の知っている30番と感じが違うなあとの思いがふつふつと沸いてきたので、たいして枚数を持っていないけど聴き比べをしよう、ただし全曲はきつい(といっても20分弱なんだけど)ので、1楽章と2楽章だけならば一ピアニスト当り5~6分ですむなあと開始。

1.ヴェデルニコフ(DENON)
  私の基準。31、32番とあわせて無人島に持っていく1枚の有力候補。格調高く、真っ当で、推進力も十分。これで録音がもうちょっと良ければなあと思うのだが、残っていただけ感謝すべきでありましょう。

2.リヒテル(PH)
  彼としては不出来なのでは?ライブでミスタッチはお年からしてしょうがないにしても、全体にぶっきらぼうで、のっぺりとした感じがする。録音のせいもありましょうが音も浅い。正直なところあまリヒテルの残した録音では感心・得心しない1枚。

3.内田(PH)
  ヴェデルニコフに次ぐこの曲の私の基準。テンポ設定、タッチの変化、ダイナミックレンジの変動のいずれをとってもお見事。実演も素晴らしかったが、この録音も素晴らしい。

4.グリモー(WARNER)
  意外と言っては失礼だが、実は面白い演奏。表情付けやダイナミックレンジの変動も大きく採っていますし、時にペダルを下まで踏みっぱなしかと思われる部分もありで、興味深く聞けます(後一歩で変態の森の住民になれそうだったのに)。ただし、例のごとく気合や息の音が非常に良く聞こえる「一生懸命な」演奏なので、聞いていて落ち着かないのが難ですか。

5.野平
  録音、タッチ、いや何もかもがクリアで、どこまでもきっちりとした演奏。冒頭から最後まですべて見据えた感じがします。一般的な意味で規範となる演奏ではないでしょうか(実は、電子ピアノで弾いていたとかそういうことはないですよね)。

6.チッコリーニ
  おじいさん、楽しそう。ちょっと適当なところもありますけど。でも他のソナタの方がもっとよい演奏があります。

7.ギレリス(DG)
  第1楽章、第2楽章ともに意外にテンポが遅く、やさしげな演奏。ギレリスのイメージからは異なります。

8.ブレンデル(PH)
  70年代の録音。真面目、面白味は全くない。でも推進力はあるので聞けなくはないです。

8.ポリーニ(DG)
  聞いていて鍵盤はさぞ痛がっているだろうなと思う、極めて剛毅で爽快感すらある演奏です(あるいは垂直方向への強い意志とでも言いたいような感じ)。鋼鉄の指の打ち込みでもって翳りも揺らぎもなく弾かれております。今再録しても、こんな感じでしょうかねえ。

9.グルダ(アマデオ<DECCA>)
  完全な偏見ですが、とてもスイングした演奏(32番でもないのに)。お気に入りの1枚。

10.レヴィナス(ACCORD)
  変態の森の住民。風呂場のカラオケ状態の録音に加えて、一体どうやって弾いているのかと思う奏法が実は成功してしまった感もある演奏。左手は殆ど音の塊が動き回っているだけで何が弾かれているか良くわからんけど、IRCAM系作曲家の新作みたいです。

11.グールド(SONY)
  変態の森の住民。この猛烈なテンポについてバーンスタインに解説をお願いしたいです。私には適当に旋律線を区切ったり、適当にスタッカートをかけたりしているようにしか聞こえませんが、きっと対位法的な何かを目指しているに違いない、きっと深い考えがあるに違いない、きっと...。

12.アファナシエフ
  変態の森の住民。唖然とする低速度でぶっきらぼうに鍵盤を叩きまわる一方で、戦慄を覚える弱音を奏で、その合間に永遠かと思える休符を挟んでおります。

13.ムストネン(BMG)
 変態の森の住民。しかし、変態度はグールド、レヴィナス、アファナシエフを上回る(仮にシュタットフェルトが30番を弾いても追いつけないでしょうねえ)。もし私がピアノ教師だったら絶対に教え子に聞かせないだろうなあ。猛烈なテンポのスタッカートで弾きまくっている最中に突然ゲネラル・パウゼを入れられるので、聞いていてつんのめります。一体どんな楽譜をみているのでしょうか、あるいはどんな検討の結果でこうなったのでしょうか?

14.エッシェンバッハ(EMI)
 さえざえとしたタッチと青白い狂気が感じられるような音。実は名演だと思います(指揮したCDではこんなギリギリに追い詰められたような狂気じみた表現をついぞ聴いたことがないのですけどねえ)。

15.シュナーベル
 グールドか?と思えるような速いテンポで、音価も短めに切ってノリノリに進むんで、これが楽譜の校訂までした「名人」による「正当」な演奏だとすると、ヴェデルニコフこそ「変態の森」の住民でしょうか?(聞く都度に、安売りの妖しいレーベルではなくEMIの正規盤を買って確認しようと思うのですが、常に後まわしにしてしまいます)。

ということで、仲道。

16.仲道
  録音のせいかもしれませんけど、タッチはそれ程深くない感じ。上記15人との比較で言えば、フォルテ方向を中心にダイナミック・レンジはあまり感じられず。全体的にスケール感や力感はありません。淡々と言うわけでもなく、さりげない表情付けを行っているので、良く言えば自然体、親密さを感じさせる演奏、悪く言えばこじんまりとしたあまり面白味が感じられない演奏です。テンポを遅めに採っている訳ではないのですが、推進力(拍節感)を感じられませんので、私としては楽しめません。今はやりの癒し系とでも評しましょうかね。


なお、私が聴きながら眺めていた楽譜はヴィーン原典版です。



モーゼとアロンになぞらえれば、ムストネンなんかはアロン度100%の演奏だなあと思うSt.Ivesでした(で、野平がモーゼ度100%かな。つまらないという意味ではないですよ)。

2008.01.02 Wed » 初聴き

どうも、2日になってしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。St.Ivesです。今年もよろしくお願いします。

さて、今年の初聴きは、寝付けなかったので夜中にDVDでブゾーニのオペラ「ファウスト博士」@チューリヒ歌劇場を見てしまいました。当初ハンプソン(ファウスト博士役)の歌唱が元気なく鈍重であったことや、各種悪魔の歌にスピーカーを利用したらしく、聞くに堪えないところもありましたが、メフィストが登場してからは全体的に調子が上がっていきまして、最後は中々に良かったなあと思えました。なお、版はヤルナッハによるものですが、最初と最後の口上と終景の博士になったヴァーグナーと学生のシーンはカットされていました(DVD上でも指揮者ジョルダンが何ページも捲っているのがみられますし、夜警の歌の時間が10時ではなく11時から始まっています)。確かにあのシーンをカットした方が、クラコフの3学生の訪問による最後の時の到来の予感、そしてパルマ公妃と死せる子供の登場による実感と自らの最後を迎えるシーンまで、雰囲気を維持しクライマックスに向けて一直線に盛り上がっていくという意味で、劇的緊密度は増しはしますが、それってブゾーニの考えからするとどうでしょうかねえ。本来は語られることを求めている前口上も途中で音楽の流れをぶちきっている訳ですからねえ。とはいえ、演奏は満足しうるものでしたので、終演後の極僅かに聞こえるブーイングは何に対してだろうかと、しばし考えてしまいました(なお、演奏はケント・ナガノ指揮リヨン歌劇場の方が良いと思います。演出は、観た中ではシュトゥットガルト州立歌劇場での「ある破滅型芸術家の一生」という感じのが私の一番のお気に入りです)。


その後一眠りしてから、祝祭日ということで、アイヴスの「ニューイングランドの祝日」(MTT指揮)を聞き、レスピーギの「ローマの祭」(トスカニーニ)を聞きましたが、後者がXRCDといったか新しく高音質CD化されたものを聞いて驚きました。昔、買って聞いたら、音は汚いし何をモゴモゴやっているのか?と思ったものと同じ演奏とはとても思えません。1949年の録音とは思えない、鮮度、分離の良さ、細部の彫琢度合い、艶があり、これならば確かに名盤というのも納得がいくものでした(なお、サーフェイスノイズや譜捲りといった演奏者の雑音も拾われています)。

その後は恒例の記念年特集ということで、シュトックハウゼン(1928年生)のHymnen (mit orchester)を聞いて、一応わが国の国歌も聴いたことにして(でもソヴィエト・ロシア国歌の方が印象的だけど)、バラケ(1928年生)の「歌につぐ歌」を聴き、メシアン(1908年生)の「鳥のカタログ」第6集、第7集を聴き、カーター(1908年生)のピアノ・ソナタを聴き、最後にアーッレ・メリカント(1958年没)の交響的習作を聴いて過ごしました。記念年の作曲家のうち、メシアンのトゥーランガリーラ以外の作品がどれだけ聞けるでしょうかねえ、おー、そういえば、B.A.ツィンマーマンも生誕90年だった。



明日は、プッチーニ(1858年生)の「トゥーランドット」最終場とディアベリ(1858年没)のテーマによる巨大変奏曲を聴こうかと思うSt.Ivesでした。
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AUTHOR : St.Ives

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