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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2008.04.29 Tue » 世間相場は幾らなのか?

どうも、本日は部屋に引き篭もってばかりはいかん、と外出してみたSt.Ivesです。といっても、BOOK OFFに本を売りに行き、その後ベッドを購入しようかと出かけただけですが。

それにしても、これまで布団で寝ていてベッドに関心が無かったのですが、マットの方が高いケースが多いことを初めて知りました。それにしても、これを買ったらアンプ購入計画が遠のいてしまうと危惧しつつ、腰は痛いし、(残りの)人生の1/3を過ごす買い物だとすると安物買いの銭失いはしたくないし、と迷ったまま帰宅。大塚家具、テンピュール、無印、ニッセン、生協などを眺めていますが、選べません。


それにしてもテンピュールのマットは寝心地が良かったなあ(18万円もするのがネックと思いつつ、保証期間15年とすると1日あたり約33円のコスト。さて、割引現在価値でみると幾らになるかなあ?)。



これからカルミナSQ&田部による「ます」を聞こうかと思うSt.Ivesでした。
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2008.04.28 Mon » このところ

どうも、このところ休日は部屋でCDばかり聴いているSt.Ivesです。医者には運動するように忠告されていて、せねばと思いつつ気がつくとスピーカーの前という感じです。


一昨日、昨日は一人「熱狂の日」というわけではないのですが、シューベルト特集ということで、全交響曲(未完成作品を含む)、シューベルトの作品にちなんだ諸作品とその原曲を聴いておりました。
交響曲は、ブロムシュテット指揮ドレスデン・シュターツカペレの全集+マッケラス指揮スコットランド室内o.、7番はKOCH SCHWANNのCD。

ちなんだ諸作品としては、まず「魔王」です。hyperionのシューベルト歌曲全集第24巻のソプラノ(C.シェーファー)、テノール(J.M.エインズリー)、バス(M.ジョージ)による版、管弦楽編曲版としてリスト(プライ)、ベルリオーズ(オッター)、レーガ(クヴァストホフ)と聴き、ヘンツェの"Der Erlkoenig. Orchesterfantasie"を聴き、さらにMantovaniの"Mit Ausdruck"も聴きましたが、Mantvani作品は解説を読まないと、シューベルトにちなんだ作品とは全く気がつきません(作品自体はバスクラリネットの奇妙な響きもあり好きですけど)。また、幻想ソナタの第1楽章を管弦楽化したシュネーベル作品、そして久方ぶりにGeorg Friedrich Haasの"Torso"を聴きまして、Haas作品で聴くシューベルトの未完のソナタ ハ長調D840の管弦楽曲版は、4楽章を意外にもまっとうかつ壮麗に仕上げていることに気がつきました(第1楽章は歪んだ鏡で拡大された感じですけどね)。カップリングがブルックナーの交響曲第9番第4楽章のスケッチ集というのは、分かるような不思議なような感じです。



現在はマルティン・ジークハルト指揮アーネム管弦楽団によるマーラーの交響曲第10番、サマーレ&マツッカ版を聴いているSt.Ivesでした。版の問題以前にオケの自信がないというか音の薄さというか非力さが耳につきまして、金子氏の解説をどうしても読みたい(読みでがあります)あるいは10番マニアの方以外にはお勧めできません。SACDで聞くと別物になるのかな?


2008.04.24 Thu » 簡単に感想をば

どうも、ロザムンデ全曲のチケットは買い忘れていたことに気がついたSt.Ivesです。e+上は売り切れなので残念。

本日は新日po.をサントリーまで聴きに行きまして、ショスタコーヴィチの交響曲第11番は最終楽章までエネルギーも保たれ、整然とした演奏で良かったです。チェロのアルバン君も素晴らしかったです。ただ、「対話」は一体どんな詰まらない話を二人でしたんだろうか?と思わせるものでした。

おやすみなさいのSt.Ivesでした。

2008.04.23 Wed » 大規模声楽曲中心の「熱狂の日」

どうも、買ったはずの7月のエマール@タケメモのチケットが無くて焦っているSt.Ivesです。どこいった?

それはともかく、ようやく「熱狂」のチケットでも購入しようかなとe+を覗くと、ありゃりゃピアノは全滅、室内楽も殆ど全滅、かといってホールAで聴きたくないしなあということで、ミサ曲やロザムンデそしてツェンダー先生による再創作(帰宅できるかな?)ぐらいしか買えませんでした。「ラザロ」も休みが取れたら行くつもりですが、売り切れないか不安です。しかし、ラッヘンマンのピアノ曲含まれるプロぐらいは残っているかもと期待していたのだがねえ。まあ、4日は「マクベス夫人」だし、5日は「軍人達」だし、まあいいかなという感じ。

昔はチケット争奪戦争に思いっきり参加していたけど、最近は「あれば行く」に変わっております。それだけこだわるアーティストの来日が減ったのか、プログラムがつまらないからか、高額すぎて唖然としてしまうのか(どうして、と思いますよあの値段には)。


クレンペラーの振るブラ4を聴きながらのSt.Ivesでした。NHKBSの「名曲探偵アマデウス」に出ている筧さんも「第三舞台」で登場した頃とかわらんねえ。

2008.04.19 Sat » 近況

どうも、会社を休んで2泊3日で中国地方に行っていたSt.Ivesです。

17日午前中に胃カメラ飲み(結果は何もなし)、16日夕方からの空腹を抱えたまま、慌てふためきながらその日の午後一番の「のぞみ」に乗ってしまいまして大後悔。「日本食堂」を復活せよ、「のぞみ」にビュッフェを!というか、京都近くまで車内販売で駅弁すらないのは異常であります。その間、ひたすらiPodに入れたバッハの「ミサ曲ロ短調」を聞いて空腹を耐えていたのでした。

さて、中国地方に行ったのは親戚(叔父)の突然の不幸でして、通夜と本葬(+初七日と精進落とし)に参列しました。享年80歳。現役の産婦人科のお医者さんでしたが、高齢となったことに加えて、地方の少子化は人口減も加わって想像以上に急激で、最近は自分の病院よりも近くの日赤や大学病院の手伝い&若手医師の指導や看護学校長の仕事が主であったとのことでした。

本日は、そこから午前中に広島の祖母を訪問(痴呆が止まり、顔もしゃんとしていたし、私のことも思い出したので若干安堵)。午後に東京へ空路で戻り、そのままサントリーホールに出かけて、シューベルト/ベリオの「レンダリング」他の退屈な演奏を聴いてしまい、後悔しつつ帰宅。

ということで疲れたのでおやすみなさい。


明日は多分寝て曜日のSt.Ivesでした。

2008.04.11 Fri » 本日届いたCD

どうも、本日のトゥーランガリーラに行きそびれたSt.Ivesです。ということで、帰宅してヤルヴィの振る作品100を聴いています。繊細なプロコの5番です。もっともスピーカーを通して聴いたらどう印象が変わるか分かりませんけど。


ということで、前回届いた分がまだ聴き終えていないにもかかわらず次の便が届いたので、ほぼ記録のみということで。

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ドナウエッシンゲン現代音楽際2006 Vol.1-3 NEOS10724,10725,10726
曲名を眺めて、?が浮かんだのは G.F.ハースの「ハイペリオン」。 「光」とオーケストラの協奏曲だそうで。色光ピアノでも使うのだろうか?いずれにしろ、CDでは分からんな、きっと。


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Charles Uzor(1961-)作品集 NEOS10714 カルミナSQ他
だれ?ということで購入。当るか外れるかは不明。弦楽四重奏曲+テープという編成の作品があると"Different Trains"を思い浮かべるんだけどね。


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ラッヘンマン 弦楽四重奏曲全集 アルディティSQ  KAIROS0012662KAI
3番は初耳なので楽しみであります。



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Staud作品集  ラトル指揮BPO、ツァグロゼーク指揮WDRso.他 KAIROS0012672KAI
ラトル&BPOのKAIROS初登場作品集(courtesy by EMIとクレジットされています)。だからといって、ジャケットまで特別扱いしなくとも、これではツァグロゼーク他の演奏家がかわいそうだ(画面上では良く見えないでしょうが、BPOとラトルの名前だけ別格扱いになっています)。でもAperionってそれほど面白くなかったような記憶があるんですけどね。



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Norman Dello Joio 交響的組曲"air Power"
Johan Vincent デカルトによる交響詩、交響曲ニ調
オーマンディ指揮フィラデルフィアo. Albany TROY250
一体全体どんな曲やら。「ツァラ」並みに出だしぐらいは面白いことを願いますが。


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ソプラノ付き弦楽四重奏曲集 ジュリアードSQ、Benita Valente(sop) BRIDGE9192
「ソプラノ付きの弦楽四重奏曲集」といえば、そう、シェーンベルクの第2番を嚆矢とするはずなのに収録されていません!ヒナステラの3番、ハービソン、そしてWernickとかいう人の5番であります。まあ、ヒナステラ以外聴いたことがないので、新たな発見があるかもしれないので良いんですけどね。



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ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第32番、第29番  イヴォンヌ・ルフェビュール SOLSTIC SOCD238
32番ファンとしてはどんなものだか聴きたいということで購入。



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リヒテルplaysベートーヴェン、シューベルト&リスト Brilliant
安いんで思わず購入、というよりリヒテルの満足する32番の演奏が聴きたいので購入。



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Marcelle Meyer録音集成  EMI 0946 384699 2 6
17枚組み、A.タロー君が文章を寄せています。殆ど私の守備範囲外なので購入。もっとも、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカからの3楽章」があるとは思ってもいませんでしたけど。



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シューマン:交響曲第1番、ツヴィッカウ他  ダウスゴー指揮スウェーデン室内o. BISSACD1569
1番は4楽章がおとなしいのが難点ですかねえ。それにしても残響が少ないので、最初は奇矯に聞こえてしまうかもしれませんが、何回か聴くとクセになりますな。


明日はエマールの弾くトゥーランガリーラを聴きに行きたいSt.Ivesでした。もっとも体調がよろしくないので、挫折しそう(それほどこの曲が好きなわけではないので)。

2008.04.06 Sun » 購入CD記録

どうも、良い天気だったのでフラフラと近所の桜を見に出かけたSt.Ivesです。ソメイヨシノは大分散りましたが、そのほかの桜は満開でした。それにしても暑かった。それ以外は、部屋でCDを聞いておりました、うーむここまで違うと全CDを聴きなおさねばならないか?とか思ってしまうのでした。

それはともかく、最近購入したCDの記録。

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Mozart : "Cosi Fan Tutte"-Messe, Symphony No.41"Jupiter"
Raml指揮 German Mozart o.他  OEHMS OC916
キワモノですが楽しめます。どういう発想からコジの旋律を使ってミサを作ろうと思ったのでしょうかねえ。しかし、演奏は、「大丈夫?」とヒヤヒヤするものでした。



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Rachmaninoff/Warenberg:ピアノ協奏曲第5番(交響曲第2番のアレンジ)
Schmidt-Leonardy(pf)、クチャル指揮ヤナーチェクpo. Brilliant8900
これまたキワモノですが楽しめます。どうせならもっと上手いオケでやればよかったのにねえ。世のラフマニノフ・ファンは受け入れるのでしょうか。



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Denhoff: マラルメ・サイクル op.75 Pro-Nova Ensemble CYB ele 360.802
「12人の奏者による12の四重奏」という副題がついており、聴く順序もかかれていますが、いやあCD2枚組みを聞きとおすのは辛い作業でありました、楽器編成は変われども、モノトーンなんで、2、3曲程度に留めて欲しかった。



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Spalinger:furioso他  Ensemble Modern, Ensemble Recherche, Arditti sq KAIROS0012362KAI
昨日書いたとおりの印象であります。もっとも、ちょっとリズミカルで小気味良い感じも垣間見られる作品もありましたが、大概が廃墟であります。



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Fabbriciani: Glaciers in Extinction Fabbriciani (hyperbass flute) col legnoWWE 1CD 20254
迫力の重低音が延々と57分続きます。内部は6セクションに分かれており、相応に変化していますが、何より重低音。でもオルガンでやればよかったんじゃない、とか途中で思ったのですが。今度スピーカーを通して聴いてみよう。



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ベートーヴェン:交響曲第3番、第4番  Antonini指揮バーゼル室内o. SONY88697192522
OEHMSから移籍でもしたのでしょうか?SACDだからAntoniniでも2枚組みになっています。4番は、1、2番で聴かれた方法論というかやり方がはまっているのに対して、3番はちと上手くいっていない感じ。



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デュカス:オペラ「アリアーヌと青髭」 ド・ビリー指揮VSO ポラスキー他 OHMS
昨年、ボットスタイン指揮BBCso.盤が出たばかりだというのに!演奏はボットスタイン盤に比べて若干緩いというか雑な感じを受けます(あっちが四角四面という言いかたもある)。それと合唱が遠いなあ。ともかく、出ただけでも目出度い。



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バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV232 リリング指揮バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト M.ペーターゼン他
リリング5度目の録音だそうですが、単にペーターゼンが歌っているということで購入。もっとも、演奏はしゃきしゃきしていて私好みでありました。



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マーラー:交響曲第4番  シノーポリ指揮シュターツカペレ・ドレスデン Profil PH07047
シノーポリらしいねっとりと細部に拘泥した、でも縦線揃えることなど気にしない演奏であります。ファンとしてはありがたい。他にも色々取り上げているので、CD化して欲しいものです。



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Hillborg, Boldmann, Gefors:歌曲集  フォン・オッター(ms)、ナガノ指揮イェーテボリso. DG477 7439
まあ、仮にデンホフとかシュパーリンガー愛好家が世の中にいるとしたならば、なんだこの甘ったるい響きは!と激昂するでしょうかね。グレツキよりは辛口だけど。オッターが歌っているので私は文句は言いません。それにしても裏の写真をみて、「何故、ここにヒラリー・クリントンが?」と一瞬思ってしまったのでした。



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シュトックハウゼン:KLANG Die 24Stunden des Tages/ Dreizehnte Stunde "Cosmic Pulses"
第91巻目です。これ自体は32分ほどの電子音楽(+45分ほどは作り方というか、音を重ねている様を解説付きで聞かせてくれます。しゃべっているのは?)で、一貫して激しくエネルギッシュに音が渦巻いており、意外でありました(ちとスピーカーを通して聴くのは憚られるな)。解説書に収められている2007年9月写真をみると色艶は良さそうなんですけどねえ。



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Auzet:Percussion(s) Auzet他 mode189/92
CD3枚+DVD1枚+分厚い解説書からなっています。未聴・未読です。収録作品は、クセナキス、平、田中カレン、Alsina、ミヨーなど様々です。



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Damrauが歌う歌曲集 ORFEO C 702 061 B
吉田翁ご推薦なので購入してみました。未聴



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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番、第4番  プレトニョフ(pf)、ガンシュ指揮ロシア・ナショナルo. DG4776416
吉田翁ご推薦(?)なので購入してみました。でも、ベートーヴェンのピアノ協奏曲は殆ど聴かないんで、どこがやりすぎでもいいんじゃないかしら、と分からないんじゃないかしら。 未聴



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マーラー:交響曲第6番 ゲルギエフ指揮LSO LSO0661
未聴ですが、来日公演で聞かせた毒々しい演奏との比較が楽しみです。



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シューマン:楽園とペリ アーノンクール指揮 バイエルン放送o. レシュマン他 BVCC-34158-59
対訳が欲しかったので、国内盤を購入(それでもSACDなのに4000円を切る!)。「ペリ」はこれで4セット目なんですけど、今一つかみにくいのは歌詞をきちんと理解していないからかという気もしております。未聴



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グールド:「北の理念」他
詰まらないという噂もちらほら。まあ、英語のヒアリングの学習によろしいのではと思いつつ購入。



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クセナキス:打楽器作品集 mode171 173
ペルセファサを聴こうと思ったら見当たらないので購入。未聴



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バッハ:カンタータ全集第19巻 コープマン指揮アムステルダム・バロックo. ピオー、ペーターゼン他
ペーターゼンが歌っているというので購入したら、3枚組みCDの内彼女の出番は、BWV51の20分弱だけでありました、ショック。  未聴



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プロコフィエフ:交響曲第5番ほか  P.ヤルヴィ指揮 シンシナティso.  TELARCCD-80683
未聴であります。でも楽しみです



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デムス:歌劇「痴人と死」  デムス(pf)他
ホフマンスタール原作の室内オペラだそうです。演奏家だけど作曲もする人の作品のCDということで購入。あのイェルク・デムスがどんな作風なのかと、「1984年」を念頭に期待せずにいようかと思います。  未聴



どこかに行ってしまったダラピッコラのオペラ「夜間飛行」のフランクフルト歌劇場公演のDATテープを探しているSt.Ivesでした。時間設定を誤って、最後がちょん切れてしまったのが残念だけど、音源が大阪カレッジオペラとあれしかないからなあ。

2008.04.05 Sat » 君知るや、バイワイヤリングを

どうも、Spahlinger作品集(KAIROS 0012692KAI)を聴き終わり、Antoniniが振るBeethovenの「英雄」を聴きながらのSt.Ivesです。遠くに来たもんだなあ、クラシック音楽というかドイツ音楽は、という感じ。かつて聳え立っていた光り輝く構築物とその無残な廃墟を同時に眺め、どちらにも相応の美と真実を感じる一方、Spahlinger作品集には、その先には何も無いのでは?という重苦しさが付きまとうのでした。


さて、オーディオ・ファンにはおなじみのバイワイヤリングを本日初めて試してみましたので、その報告。

私の持っているスピーカー(B&W802ノーチラス)にはケーブル用端子が1台につき2組ありまして、大まかに言えば、ウーファー(低音用)とそれ以外との入出力端子が分けられています。これまでは、ウーファーとそれ以外の端子のどちらかにスピーカー・ケーブルをつなぎ、端子同志は付属品のジョイント・ケーブルで結んで聴いておりました。で、ここ3年はケーブルを変えたり、スピーカー台を新調したりはしていましたが、バイワイヤリングには手を出しませんでした。

何故、バイワイヤリングに逡巡していたかというと、スピーカー1台につきケーブルが2本、合計4本必要で、効果の程がどれほどか分からないのに接続は面倒になるし(実はそれほど面倒ではなかった)、ケーブルを買う金があればCD買うか、次期アンプ購入計画にまわそうと思っていたのでした。

とはいえ、オーディオ雑誌では盛んにバイワイヤリングの方が音がよくなると喧伝しておりましたので、本日、現在使っているスピーカー・ケーブルを購入した店に立ち寄ったついでに、思い切ってもう2本分のケーブルと端末(バナナ・プラグ)を購入。帰り際に、店の親父が、「バイワイヤリングにすると驚くほど変わるから」と笑いながら言っておりました。

さて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番(エマール&アーノンクール盤)を聴き終えるくらいの時間でスピーカー・ケーブルにバナナ・プラグを付ける作業は終了。アンプも十分温まったので、まずはシングルワイヤリング(つまり普通の2本のケーブル)でオーディオ試聴用ディスクその1を聴いてみたのでした。

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プレヴィン指揮VPOのR.シュトラウスのオペラ関連オーケストラ作品集です。愛聴盤でして、オーディオチェック用には変化が分かって持って来いです。オケの艶やかさと、「薔薇の騎士」組曲でのフルートとチェレスタに聴かれるキラキラ感がどれだけ出ているかを聴くのですが、現在の音で十分満足。ところが、バイワイヤリングにして驚きました、まるでこれまでは紗幕が実はかかっていたのか?と思わせるほどくっきりとした音、さらに浮きあがる中音域と、すっきりとしかしより前面に出てきた低音域。うーむ、これは、と次の視聴盤に変えてみたのでした。



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ラルキブッデリによるメンデルスゾーンの弦楽八重奏曲。多分、我が家で聴くCDの中では、ぶっちぎりで一番多く聴いているディスク、愛聴盤中の愛聴盤です。このディスクを聴くたびに、メンデルスゾーンは天才だと思い、洋の東西を問わず彼の扱いが軽すぎるのを嘆くのでした。ろくなオペラが無く、誰もが知っている技巧的で目立つピアノ曲も無いからでしょうかねえ。国名シリーズの交響曲だけでなく、オラトリオとか室内楽曲とかも聴いて欲しいものです。
それはともかく、これも驚きました。これまで聴いていた音のバランスが変わってしまったというか、分離がよくなり、こんな音が埋もれていたのか!の連続でありまして、初めて聴いた時の興奮が蘇るのでした。

では、これはどうなるのだろうと次の愛聴盤へ。



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私にとっては「冬の旅」はこれ1枚(正確には東京でのライヴ音源も含めて2枚)あれば十分です(でも8枚くらい持っている)。シングルワイヤリングで聴いたこのCDの印象は、東京でのライブ音源と違って、シェーファーのノンビブラートのクリスタル・ヴォイスと相俟って、人工的な、あたかも彼岸で歌われているかのような、あるいはどこか俗世を超越した地点で歌われているといった感を持っておりました。ところが、バイワイヤリングで聴いたら、もっと生々しい息遣いがあり、実在感を兼ね備えた存在が、曲を進むに連れてどんどん希薄化していくという感じに変わったのでした(つまりライブに近い歌唱)。迫真の歌唱で、CDを聴いているにもかかわらず身じろぎも出来ませんでした。
それにしても、目の前というか手の届くところでシェーファーが歌っている感じが非常に強く、次の来日まで彼女のCDを聴いて我慢できそうです。

ここで、愛聴盤と呼ぶにはあまり聴かない(聴けない)偏愛曲を



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ダイナミックレンジの広大な作品ですが、EMIの録音とは思えない広大さと音の生々しさ、分離の良さに驚き、そして紗幕がとれて煩さが無くなった感じです。第3楽章の長大なコーダの不気味で荒涼とした風景の恐ろしさは倍増したと言えるでしょう。いやあ、この演奏は凄い演奏だと思っていましたが、さらに凄味が増しました。


ということで、もしスピーカーがバイワイヤリング対応でしたら、お試しあれ。本当に驚くほど音が変わりますから。



Antoniniの振るベートーヴェンの「英雄」、4番が終わったので、Fabricianiの"Glaciers in Extinction"(col legno WWE 1CD 20254)を聴き始めたSt.Ivesでした。電子音を使うならハイパー・バス・フルートを使う必要は無いのでは、というよりハイパー・バス・フルートの生音ってどんなんだろう?
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AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

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