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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2008.11.25 Tue » E.Mの物語

どうも、第3幕だけ見て楽しいのかな?と思ったSt.Ivesです。1幕の「市民諸君、諸君はずっと耐えているつもりか、こんな状態に、奴らは暴虐のみにより特権にしがみついているのだぞ!」というセリフを陛下の耳にいれるのは問題だ、とされたことはないでしょうけど。


さて、昨日は諸事色々あって書き損ねてしまいましたが、日生劇場までヤナーチェクのオペラ「マクロプロス事件」を見に行きました。チェコ語の発音は良く分かりませんが、主役の熱唱と美しいオケの音で十二分に堪能しました。演出は、それはないだろうなあと思う動きはあったもののおおむねオーソドックスでそれなりに好感は持って見ていたのですが、最後の変化は蛇足、過ぎたるは及ばざるが如しの典型でこれだけはがっくりものでした。

なお、字幕でE・Mの生年が「1575年」になっていたのは何ででしょうかね?ヤナーチェク友の会の翻訳では1585年でしたのに?


アニア・シリアの実演@ベルリン・ドイツが懐かしいSt.Ivesでした。来年5月にパリで見たいなあ。
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2008.11.23 Sun » 秋の日はウロウロ

どうも、E.M.は明日だったことに電車にのってから気付いたSt.Ivesです。

なのでそのまま上野のハンマースホイ展に。極めて大規模で見ごたえ満点の展覧会でありました。何気ない日常といより、非日常的な情景の連続で見終わったあとどっと疲れが出てくるのでした。とてもフェルメールとワイエスとはしごなど出来ません。

絵をもとにCGで再現した画家の住居は秀逸でありました。展覧会のHPでも見れるので是非ご覧あれ。


その後秋葉原に出てインシュレーター(オーディオ・ラックのスパイク受け)とCDを10枚ほど購入。C.シェーファーの歌うシェーンベルクのSQ2番とベルクの叙情組曲が出ておりました。そのほかでは、Tor Espen Aspaasの弾くベートーヴェンの32番ソナタ、シェーンベルクのop.19、ヴェーベルンのop.7そしてベルクのソナタのSACDを発見(2L49SACD ”MIRROE CANON"というアルバム)。この人デュカスのソナタですごい演奏を聞かせてくれるのにCDが全然出ていないのでねえ、私にとってはG.ソコロフ以上に幻のピアニストです。帰宅して改めて購入していたのに気付いたのが、ワイセンベルクの弾くゴルトベルク。怖いもの聴きたさというところです。

続いて、テレオンで12月7日のDENON、マランツ、ラックスマンの3ブランドの最新最高クラスSACDの聴き比べ会を予約して銀座に。

伊東屋でカードを作り、購入しようかと思いつつ、今後の円高還元値下げを考えて止める。夕食を取りにナイルに向かい、定番を食して帰宅。


これからギレリスの弾くシャコンヌ(ブゾーニ編曲)を聴こうかと思うSt.Ivesでした。ところで、ギレリスの弾くスクリャービンのソナタ第4番ってどんな感じなんでしょうかねえ?

2008.11.20 Thu » ルトスワフスキーのピアノ協奏曲

どうも、シューマンのミサ・サクラを聞きながらのSt.Ivesです。


本日はサントリー・ホールにツィメルマンの弾くルトスワフスキーのピアノ協奏曲を聴きに行きました。オケもピアノもこんなにド派手で盛り上がる曲だったっけ?と見直させる熱演でありました。ツィメルマンのピアノはいつもの通り深く硬質で明晰な音でありました、実に素晴らしい(そういえば、最初のオケの音合わせで、コンマスはピアノを使いませんでした)。

ただ、後半の「悲愴」を含めて、うーむ、オケの音がどういうわけかひどい(大昔のN響を思い出してしまった)のと、アンサンブル感が悪くて雑然とした感のある演奏でありまして、久方ぶりに東京フィルを聞いたこともありましょうが、例えば最近のN響や新日po.比較すると、音の透明度の違いに驚きました。

P席やオケ・サイド席は1階の前の方はそれなりに埋まっていましたが、他はガラガラでして、さすがにツィメルマンを呼ぶからといってS席17,000円の値段設定では、そうそうお客さんは来ないでしょう。

次は、E.M.の物語を聴きに行く予定のSt.Ivesでした。

2008.11.17 Mon » 求むプチ・マドレーヌと紅茶!

どうも、ジンマン指揮のシューマンの交響曲第1番を聴きながらのSt.Ivesです。妙に低音部を強調した出だしであります。


帰宅途中でジュンクドウ新宿店に寄って復刊なった岩波新書類をしゃがんで眺めていると、そうだ「あれ」を買わねばと一瞬頭をよぎり、立ち上がった瞬間に忘れてしまいまして、はてなんだったかと思案。うろうろ店内を歩き回っても思い出せず、そうだ!もう一度同じ事をすればと、岩波新書の前に座り込み、「『漢の武帝か、懐かしいなあ、買っておこう』、と思ったんだな、次に『探していたミケルアンジェロもみつかったし、これだけにしようか』と思って、それから『でも断続平衡説で言語の衰退を描いたあっちも買っておこうか』と思ったはずだが」と来たところで、「そうだ!これでは全く前と同じ思考を辿っていない」と気付き、思い出すのを諦めました。


結局、電車の中で「中国名言紀行」(文春新書)の王安石を読み始めた時に思い出したのでした。「そうだ!斉藤さんの『紅一点論』だ」。


なお、「紅一点」の由来が王安石の詩によることは、「漢の武帝」を書かれた吉川氏をはじめ、宋詩集の王安石の項目で紹介された詩の中にかつて見た記憶が無かったのですが、「中国名言紀行」ではそうであっても王安石の名と共に広まったことに留意すべきとのことでありました。まあ、「出所不明の格言はバーナード・ショーの作だ」というのに近いような感じもあります。


「二人がお互いに1個のリンゴを交換しても、それぞれ1個のリンゴしか持っていないことになるが、お互いにアイデアを交換したら、それぞれ2つのアイデアを持つことになる」というショー作と言われる格言の出所はどこだろうか、と探しているSt.Ivesでした。「アップル・カート」序文か「陽気な王チャールズII世」(ニュートンが登場する)の序文かと思ったのだが見当たらないのですよ。

2008.11.16 Sun » 今日の記録

どうも、久方ぶりにシューマンの交響曲第4番の初期稿を聴いているSt.Ivesです。1841年稿に至る前にあった2楽章のギターや、3楽章の冒頭ファンファーレを復元してみたものです。実演ではスピーカーなしでギターは聞こえないだろうなあ。


というわけで本日は図書館めぐり。その後でハンマースホイ展に行こうかと思っていたら、財布を忘れていて断念し、図書館を経巡って終わりました。ワイエス展も始まっているので、フェルメール、ハンマースホイ、ワイエスと梯子するのも楽しいかも。ちとそれぞれの展覧会場が離れているのが問題だけど。

図書館に返したのは、王安石詩集と宋詩選、探していた本は、ヴァザーリの「ルネサンス画家列伝」、特にミケランジェロの項目。ヴァザーリが知人だったので、ダ・ヴィンチ他よりも全体的に長いです。それと、E.パノフスキーの「視覚芸術の意味」も探したら、こちらは翻訳ではなく原書のみ置いてあったので借りて読むことにする。導入部は意想外に読みやすい英語であります。


シューマンが終わったらエルガーの3番でも聴いて寝ようかと思うSt.Ivesでした。

2008.11.15 Sat » オリエント急行が届く

どうも、偏愛曲の一つであるシューマンの「ファウストからの情景」を聴きながらのSt.Ivesです。ブーレーズの振る覚めた演奏です。


本日アメリカのショップからメルクリンの出したオリエント急行の機関車のみが届く。
Orient_Express
牽引される豪華な客車は後日届けられる予定。

それにしても円高の威力で当初予算よりも20%ほど安くなり、嬉しい限りです。


明日は図書館巡りの予定のSt.Ivesでした。

2008.11.01 Sat » NHK人形劇「ベイビー・マルクス」を希望

どうも、池袋東武百貨店プラザ館7階において、本日公開の映画「ブタがいた教室 ”いのち”の長さは誰が決めるの?」をパネル展示で紹介していたその直ぐ横に、「10月31日新規開店 トンカツの店 桜の木」というポスターが貼ってあって、横浜トリエンナーレのどの作品よりも衝撃を受けたSt.Ivesでした。


ということで、横浜トリエンナーレに行ってきました。会場が分散しており、入場券は本日と別の日の2回分なので、本日は日本郵船倉庫には行かず、新港ピアと赤レンガのみ回りました(疲れていて、折角の源氏物語1000年記念日であるにもかかわらず、「源氏物語」関連美術展を開催している横浜美術館にも寄らず)。

さて、今回も提示されたコンセプトあるいはアイデア倒れで、「それで何か?」という作品がそれなりにありました。また、映像作品が結構多かったです。
その中でも、感心したのはウラ・フォン・ブランデンブルクの「8(スチール)」という作品でしょうか、フェルメール、ハンマースホイ、ワイエスに通じるものを感じる作品でした。

そして、ロンドン在住者にとっては、「おお、懐かしい」という点でも見入ってしまったマーク・レッキーの映像作品。次々とロンドンのパブリック・アート、それも現代作品だけの映像がテンポ良く切り替わっていく作品ですが、うーむ、これは一体、と奇妙な感覚に襲われます。何でも2008年ターナー賞候補作品だそうです。

そして、人だかりがしていて写真に撮る人も多かったのが、ペドロ・レイエスの人形劇「ベイビー・マルクス」。操り人形が展示されており、それらによって繰り広がれるであろう人形劇の予告編がモニターで流されるという、どこが芸術作品なんだ?というものですが、人形劇自体は血湧き肉踊る話になりそうで、個人的には続きが見たいなあと思いました。

時は資本主義が勝利した現在、20世紀にものの見事に失敗して用無し・役立たずの烙印を押された社会主義の思想家達の本は図書館でも廃棄処分扱いになるのですが、とある図書館では魔法の電子レンジでそれらの本を暖めたら、思想家達が蘇ったという設定。

主役は(多分)「社会主義の父」(と紹介されていた)カール・マルクス、もちろんエンゲルスもレーニンもチェ・ゲバラも毛沢東も登場します。そして敵役にアダム・スミスとテイラー(工場等での効率的労働システムを創始した人)が登場しますが、しかし真の敵は「史上最悪の独裁者。左翼の理想を裏切った、」スターリンという設定(らしいです)。マルクスとスミスが戦い(というよりケンカしているだけにしか見えない)、チェ・ゲバラにはロマンスも用意されているようです。「蟹工船」が売れている時代、NHKも人形劇「プリン・プリン物語」を再放送するくらいならば、「ベイビー・マルクス」を是非と思ったのでした(あるいは共産党が次期総選挙に向けて使うとか。政見放送や街頭演説より絶対受ける)。なお、マルクスの顔がどうみても、「ダーリンは外国人」のトニーさんそっくりで、かわいい顔であります。



ところで、過去形だからやっぱり食べたんだろうか?と思ったSt.Ivesでした。
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St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

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