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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2009.04.29 Wed » 4月28日リヨン

どうも、リヨン1日目のSt.Ivesです。

ロンドン在住の際もフランス語圏は殆ど旅行しなかったので、戸惑うことばかりです。地下鉄と地上線では進行方向が逆(地下鉄は日本と同じ)だったことを思い出し、メニューはまったく読めないし、これまでの習慣で思わず、店に入るとGuten tagとかbitteとか言って顰蹙をどうやらかっているらしいし、気疲れもあって風邪がぶり帰し気味ですし、明日は早朝のTGVに乗ってマルセイユに石鹸の買出しとブイヤベースを食べに出かけねばならないので、「ルル」の感想は2回目を見た後にでも書きますが、本日は驚きの連続でした。

まず、客層が昨日のバイエルン州立歌劇場とまったく異なっておりました。若い!高校生から大学生と思しき客が非常に多くて、その分ちと騒がしかったのですけど、ロビーをはじめ活気がありました。何かの教育プログラムでしょうかね?(ロビーで英語でしゃべっている若者が多かったので、何かの会合で若者が集まって、その余興なのかもしれませんが)。だとすると、およそ日本では演目として考えられない作品なので、余計に驚きです。第2幕の幕切れなんてそのまんまだし。

さらに、背広を着ている人、着飾っているご婦人が少ない。昨日のバイエルンは、以前何回か観に行った時と同様に、民族衣装の中高年の男性、首輪、腕輪をジャラジャラさせた御高齢の御婦人が殆どか?という感じでしたが、こちらの中高年は、カジュアル、ジーパン、ノーネクタイの方が多かったです。私を含めた日本人とおぼしき男性のネクタイ・背広率がやけに高かったです。私も3日目はカジュアルに決めたいと思います。

そしてもう一つは、主役のルルを歌う歌手が事前にアナウンスされていたKerstin Avemoから、Laura Akinに変更されていたことでしょうか。パンフにはきちんと印刷されていたので、かなり前に変更されていたのでしょうかね。パリの公演は見れず、ジュネーブのDVDでだけ聞いていたので、実演を見聞きできたのは良かったです。実にすばらしいルルで、C.シェーファー危うしという感じです(ムスバッハ演出を意識したような感じで、振袖を着たりしていましたから、余計にベルリン国立でのシェーファーを思い起こしました)。ただ、左手の薬指の指輪は、演出上は外しておいた方が良いと思います。


最後は席。「ルル」を1列目のど真ん中より一つだけ右のといった指揮者近くの席で聞くのは初めてで、CDでは何気に聞き逃しているような音も実によく聞こえて、そうかここはカノンだったのか、ここで先に旋律を鳴らしていたのかとかいろいろと発見がありました。勢い良く振られる指揮棒が、こちらに飛んでこないかちょっとビクビクしていましたけど。


という訳で、19時半開演で23時20分頃終演だったので、夕食抜きのSt.Ivesでした。ああ、リヨン名物の鶏を食べたい、同じく名物のエスカルゴを食べたい、そして同じく名物のソーセージを食べたい。


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2009.04.29 Wed » 4月27日イェヌーファ@バイエルン州立歌劇場

どうも、喉の痛みは治まったものの鼻風邪化して困っているSt.Ivesです。

では、極めて簡単にバイエルン州立歌劇場の公演です。


4月27日19時開演 バイエルン州立歌劇場

ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ」

指揮:キリル・ペトレンコ
演出:Barbara Frey

イェヌーファ:Eva Maria Westbroek
その母   :Deb orah Polaski
そ祖母   :Helega Dernesch
スティヴァ :Joseph Kaiser
Laca    :Stefan Margita
ほか

休憩中にロビーをぶらついていると、指揮者の尾高氏と思しき人物を見かけました。誰かの出演・演出交渉にでも来たのでしょうか、はたまた新国でも「イェヌーファ」を取り上げるのでしょうかね?

さて、ペトレンコの躍動感あふれる流麗な、しかし締まった音楽作りが非常にすばらしかったです。オーケストラの音も芳醇で、若干のこの作品には甘い音かなと思われる瞬間すらありましたが、マイケル・ナイマン風の音楽のひっかりもきちんと出ていた良い演奏でした。


しかし、印象的だったのは歌手。イェヌーファ役のWestbroek、母役のポラスキー、Laca役のMargita等が、余裕ある声で変化し続ける感情を、見事なまでに声であらわし、さらに表情・身振りといった演技も抜群に良かったです。これは良い舞台でした。なお、祖母役のDerneschは、見るからに高齢で足元がおぼつかず、カーテンコールの際はカーテンにつかまっていました。

さて、演出。風力発電の塔が遠くに幾つか見えることや、軍人たちの制服からして、現代のドイツとおぼしきどこかに設定されていました。村人達の多くが、灰色の醜いメイクを施していて、あたかもゾンビのようでした(嬰児殺しが発覚すると、イェヌーファをリンチしに石を持って集まってきます)。主要歌手たちも、上記3人については結婚式の場面で顔を白く塗り、強張った表情で、望まれぬ結婚であることを象徴していましたし、ラストにおいても、イェヌーファとLacaは、隣あってテラスに腰掛け、手こそ触れ合いますが、目線はお互いにあらぬ方向を見たまま幕となり、このカップルの先行きが明るいものではないことを暗示しているようでした。


ということで、これから大野の振る「ルル」@リヨン国立歌劇場を観に出かけます。

2009.04.29 Wed » 4月26日シェーンベルク3部作

どうも、風邪を引き夜はさっさと寝ているSt.Ivesです。まずは4月26日のライプチヒ歌劇場から。配役は大幅に割愛させていただきます。


2009年4月26日

"Moderne Menschen"

ライプチヒ歌劇場 18時開演

指揮:Axel Kober
演奏:ゲヴァントハウス・オーケストラ

このオペラハウスは初めて。ロビーやエントランスは非常に広々としておりました。壁は明るい色のニスを塗った木材で、ゴージャスさはありませんが、落ち着いた感じは受けました。ホールの椅子も程よい硬さです。側面には座席はほとんどなく、そのままコンサート・ホールにも転用できそうなつくりでした。お客さんは少なかったです。

指揮と演奏は、過不足なく、面白みはないけれども、安心して聴ける演奏でした。。

1.今日から明日まで

演出:Immo Karaman
妻:Marilyn Schmiege
夫:Wolfgang Newerla
女友達:Susannna Anderson
歌手:Timothy Fallon


何回聞いてもどこが面白いのか分からない曲。倦怠期の夫婦の口論なので、面白くなりようがないと言えばないにしても、曲調はこれが、このシーンに相応しいとシェーンベルクに言われても、今一つぴんと来ないです。

とはいえ、歌手は言葉だけでなく演劇としての面白さを出そうとして、かなり熱演でした。

演出は、舞台上を左手から右手にかけて、椅子やランプ、ソファー、冷蔵庫、洗濯機等が流れていき、ルーチンな日常を分かりやすくあらわしていました。女友達の話が出ると、妻役より明らかに若くてほっそりとしたスタイルの良い歌手が、黒タイツに超ミニのワンピースという挑発的なスタイルで登場し、途中からは妻も負けじと同じ格好で歌いました。そうすると、次々流れてきたルーティンな日常物がひっくり返ったり、汚れたままになるなど荒廃していきます。最終的に、和解のシーンになると、それら日常物がごみの山となって登場し、その上の食卓で夫婦が会話し、子供の現代人って何?というせりふが歌われて巻くとなります。
この子供ですが、ほぼ最初から出ていて、夫婦の言い争いを聞いて顔をしかめたり、耳を閉ざしたりします。また、登場するたびに、衣装は同じデザインで、どんどん大きくなって都合7人程登場し、最後のセリフは見た目高校生くらいの歌手が歌います、意味はよく分かりませんけど、舞台を面白くみせる中々面白いアイデアです。


2.幸福な手
演出:Carlos Wagner
男:Matto de Monti
女:Meylem Gonzalez
女の許婚:Roman Schulz

男性歌手がもうちょっと声が通ればなあと思いましたが、全体としてはよかったです。
暗い背景を背に、NASAのロゴ入り宇宙服にヘルメットを被った男性歌手が、2階席の合唱団の歌と嘲笑の中、ゆらゆらとゆっくり降下していくのは、この曲にとっても似合っていました憧れの女性は、スペイン系の美人バレエ・ダンサーが花嫁衣裳を着ながら舞台狭しと走り踊っていました。もう一つ面白かったのは、途中で合唱団?と思しき人々がサッカーに興じ、これがどのシーンなのか今一つ思い出せないのですが、かなり太っているに方も含めて、フットワーク軽くパス回しをしていました。そのボールを男が取ると、空からサッカーボールの風船が幾つも落ちてきて、男性が喚きながらそれをゴール方向に向かって蹴りこみます。

最後、音楽がほぼ終わる頃、再び男性はヘルメットを被り、空中に向かってゆらゆらとゆっくり上っていきます。かなり分かりやすい演出でした。


3.期待

演出Sandra Leupold
女:アニヤ・シリア

声の艶はありませんし、音程が本当に正しいかはよく分かりませんでしたけど、そこは演技と声の表情、間合いといった「芸」で聞かせてくれました。客席からは明らかにシリア・ファンと思しき人々がいて、盛んにブラボーを飛場していました。元旦那とどっちが先に引退するのでしょうかね?
演出はこれまた至ってシンプル。舞台を覆いつくす程の巨大で真っ白な壁スクリーン(2面構成)を背景に、三脚に乗せたミニカメラがあり、それをシリアがもって歌うと、背景のスクリーンに歌うシリアの喉や顔がぼかして写されると、それだけで恐怖を感じてしまうのでした。

つづいては、昨日のバイエルン州立歌劇場での「イェヌーファ」です。

2009.04.26 Sun » 4月25日「若き詩人のためのレクイエム」3日目

どうも、旅の第一の目的が終わり感無量のSt.Ivesです。

2009年4月25日(土)
午後8時開演 ベルリン・フィルハーモニー

たぶん、「若き詩人のためのレクイエム」をBPOの演奏会で聴く機会は死ぬまでないでしょう。演奏のすばらしさとあいまって、余計に感慨深く聴けました。実に素晴らしい3日間でした。

明日は、ライプチヒでシェーンベルクのモノドラマと喜歌劇3本立てを観ます。一体どのように接続するのでしょうかねえ。奥さんとだんなそれぞれがみた悪夢が、明日には解決するという感じでしょうか。


昼は、デッサウに行く予定のSt.Ivesでした。祝バウハウス90周年!(ヴァイマールで始まったんですけどね)。

2009.04.25 Sat » 4月24日「若き詩人のためのレクイエム」二日目

どうも、初めて行ったTierparkがとても気に入ったSt.Ivesです。動物園というより自然公園という感じで気持ちが良かったです。放し飼いの七面鳥の夫婦がいきなり現れたのには驚きましたが、もっと驚いたのは、犬を連れて動物園に入れることと、その犬がまったく七面鳥をはじめ園内の動物に構わないことでした。柴犬を連れている人もいたなあ。その後シュタージ博物館に行きました。なんと言うか、壁といいやりきれない思いに囚われます。



さて、本日もエトヴェシュ指揮BPOほかによるB.A.ツィンマーマンの「若き詩人のためのレクイエム」を聴きにいきました。出演者などは昨日の分をごらんいただくとして、席の変化による音響の変化について簡単に。

まず、席の位置ですが、BNブロック1列5番目という、ちょっと端の席でした。そして事前の予想通り、この曲はAブロックの真ん中で聞く方が聞き応えがありました。端ですとどうしても立体的な音響効果が削がれます(迫力は変わりません)。また、歌手の声もAブロックの前の方ですとはっきり聞こえますが、Bブロックの端ですと捉えがたかったです(さらに頭上の合唱団の音が通り過ぎてしまいます)。ただ、この席だとスコアが見えるので、明日は双眼鏡を持っていってスコアを眺めながら聞こうかと思っています。

本日は、上方の席になるほど聴衆はまばらになり、一方で途中で退散するお客さんも昨日よりは少なかったように見えました。隣のドイツ人は、きわめてまれな機会だから3回とも聞くと言っており、終演後はブラボーを飛ばしていました。もう一方の臨はドイツ人老夫婦で、しきりに帰りたがる旦那の膝を奥さんがしっかり抑えていました。微笑ましい風景でした。帰宅後どのような会話がなされたのでしょうかね。

ホールに置いてあるBPOマガジンの今月号のキッズ向けコーナーは、B.A.ツィンマーマンを取り上げていました。私の貧弱なドイツ語能力では大まかにしか分かりませんでしたが、かわいらしい絵に彼の生涯と作品コンセプトに関する解説が載っていました。子供だからといって妥協はしないのがヨーロッパなんでしょう。さらに、フォトプトシス、ダイアローグ、アンティフォネンといった彼の作品の作曲年を当てるパズル・コーナーもありました。子供がこれらを聞きたいと言い出したら、親はどう対応するのでしょうかねえ、。多分ドイツの親は、ちゃんと聞かせるような気がして感想をしっかり求めそうな気がしますけど。


明日は第3回目です。

2009.04.24 Fri » 4月23日若き詩人のためのレクイエムbyBPO

どうも、食費が嵩んでお金がどんどん飛んでいって焦っているSt.Ivesです。倹約せねば。

ということで、例のごとく、極々簡単に本日の感想をば。

2009年4月23日(木)
フィルハーモニー 午後8時開演

ペーター・エトヴェシュ指揮ベルリンpo.
Caroline Stein : Sopran
Claudio Otelli : Bariton
Michael Rotschopf, Thomas Wittmann : Sprecher
MDR Rundfunkchor, Herren des WDR Rundfunkchors Koeln,
Herren des SWR Vokalensembles Stuttgart
<プログラム>
1.Bach orchestration Schoenberg
 Twei Choralvorspiele fur Orgel (BWV667& 654)

2.Wagner
Siegfried-Idyll

3.Bernd Alois Zimmermann
Requiem fur einen jungen Dichter

25日のデジタル・フィルハーモニーは必見、後半どんどんお客さんが帰っていって、「そして誰もいなくなった」状態になります、とまで言うと大げさですが、続々とお客さんが帰っていきます。前半はテープの部分が長くてやりきれない、という感じで、後半はホールが音響の坩堝と化すのが耐えられないというところでしょうか。前半あっての後半なんですがねえ。

かつて1度聞いたことがありますが、ホールの形状からしても、今回の方が音響の坩堝、何がなんだか分からない感が強く、感銘深く聞けました。

さて、ベルリンpo.が何もこの曲を演奏しなくとも、と思われる方はおられるでしょう。前半はほとんどオケの出番はないし(そもそもヴァイオリンとヴィオラがいないし)、ブーとか、プーとかしか鳴らしていない、とも思われますが、やはり音の強さ、充実度はCD3種とはぜんぜん違っていました。音もでかいです。また、歌手と語りの迫力も生ではぜんぜん違います。

指揮者は、時間軸に沿って整理するのが仕事のような感じもしますが──今回もデジタル表示のタイマーが指揮台に据え付けられていました──、音響バランスは彼に任されれているので、何がなんだか分からない感の中でも、ブレンドの仕方がありまして、席の位置もありましょうが、金管とティンパニそして木槌が炸裂していましたし、オルガンがこれだけあちこちではっきり聞こえるとは思ってもいませんでした。

合唱団は、私の席より高い位置で取り囲むようにあり、音が天井から降ってくる感じが強かったです。思うに、帰る人が多かったのは、サントリーでいえばP席とか合唱団の外側や合唱団の間の席という、音響効果があまり感じられない席の人が多かったような気がします。私の席は本日はAブロック5列16という指揮者の真後ろあたりでしたので、様々なテープ素材も含めて立体的な音響効果が十全に働く位置でした(最終日がBブロックの端っこの方なので、音がどうなるか心配です)。

この曲は是非とも生で聞きたいものです。グルッペンも良いのですが、こちらも取り上げてほしいところです、サマフェスで。

なお、前半の2曲、当初はプログラムに載っていなかったような気がしています。さすがに1曲だけでは、ヴァイオリンとヴィオラがない曲だけというのも問題だと思ったのでしょうかねえ、特に2曲目はそんな感じです。で、感想ですが、1曲目のバッハ/シェーンベルク、各セクションがぜんぜんまとまらず、点でばらばらに鳴り響いていて不思議な感じでした。狙ったのですよね、きっと。

2曲目は、「牧神」と並ぶ私の嫌いな曲ですし、直前に飲んだワインが効いてきて寝てしまいまして、分かりません。明日以降に気合を入れて聞いてみようかと思います。


本日、シュタージ博物館に行かなかったSt.Ivesでした。偏頭痛で午前中はごろごろし、午後は洗濯していました。明日こそ行こうかと思います。

2009.04.23 Thu » 4月22日"Marie Victoire"@ベルリン・ドイツ・オペラ

どうも、ベルリンの技術博物館で01型の撮影に熱中していたSt.Ivesです。明日は、旧東独の秘密警察(シュタージ)の本部を見に出かける予定です。

では、早速、本日の簡単な感想をば。

2009年4月22日(水曜日)

ベルリン・ドイツ・オペラ
レスピーギ:オペラ"Marie Victoire"

指揮:ミハイル・ユロフスキー
演出:ヨハンネス・シャーフ

配役
Marie de Lanjallay(Marie Victoire): Takeasha Meshe Kizart
その夫Maurice : Markus Brueck
Mauriceの親友Cloriviere:German Villar
同Simon:Simon Pauly
Maurciceの忠実な従僕Kermarec:Joern Schuemann
Maurciceの園丁でサンキュロットの一員Cloteau: Stephen Bronk
サンキュロットのスパイのメイドLison:Martina Welschenbach
ほか多数

レスピーギのオペラはどんなものだろうかという興味で、話の筋もろくに知らずに出かけたら、フランス語の歌唱を、英語の筋書きを思い起こしながら、ドイツ語の字幕を読みつつ観るという苦労をしながらも、思いのほか面白いオペラでした。

筋は、フランス革命から執政時代にかけて、恐怖政治とフィガロの後日談を思わせる話も交えた複雑なもので、演出も含めて書くと夜が明けてしまうので、そのあたりはこことかここに譲るとして、4幕3時間以上かかるオペラでした(開始が午後7時半、途中2回の休憩を挟んで終演が午後11時半)。最初はちょっとかったるいなあと思っていたのですが、見る間に盛り上がっていき、第1幕は「ダントンの死」を、第2幕は「カルメル派修道女との対話」を思い起こさせ、第3幕、第4幕は「蝶々夫人」と「オランダ人」を思わせるような場面の連続で、豪華絢爛なオーケストラとあいまって、ずーっと盛り上がりが高原状態でした。逆にいうと、話の焦点や中心人物がどこにあるかいまいち定まらない。夫婦愛の話かとも最初は思ったのですが、そうとも言いがたく、オペラが終わった後、この夫婦の今後がちょっと気になりました(はたして「浄られた夜」のような終わり方だったのでしょうか)。第1幕に前史を加え、かつ第1幕を縮小し、第2幕の最後を少し改変してそこで終える方が、ドラマとしてはまとまったかと思うのですがねえ。

歌手は、タイトル・ロール役のKizartが圧倒的な歌唱と演技でありました。強靭で安定的で豊かな声で、かつ演技もできる(第3幕で子供を背負って退場する体力もある)ソプラノ歌手でした。特に第2幕最後の絶唱には驚きましたし、あの後に割り当てられている歌が、ちと弱いので、余計に第2幕で終了したらと思いました。

指揮は、もう大音響で鳴らすし、盛り上げるし、歌手は指揮者を見て歌っているしで、実はユロフスキーが最大の功労者なのではないでしょうかね。

明日からいよいよ、「若き詩人のためのレクイエム」の3日間が始まります。



DOBのCD売り場でディアナ・ダムロウが歌う「ミルテの花」のCDを見つけたので購入してしまったSt.Ivesでした。

2009.04.23 Thu » 4月21日C.シェーファー・リサイタル@エッセン

どうも、エッセンにある世界遺産「Zollverein炭鉱跡」の巨大さ。広大さ、そして工業デザインとしての美しさに驚いたSt.Ivesです。日本人的美徳として、富岡製糸工場は世界遺産候補を自ら取り下げるべきではないか?と思ってしまったのでした。それにしても維持費が大変そうだ。


さて、ごくごく簡単に本日のリサイタルの感想を。

2009年4月21日(火)
エッセン・フィルハーモニ 午後8時開演
クリスティーネ・シェーファー リサイタル

エッセンのこのホールは、外観はあまり新しくなさそうですけど、中はピカピカで、つくりは所沢や新潟のホールを思い起こさせるものでした。

本日は、CDになっているAppritionに基づくリサイタル(ドレスデンでもかつて聞きました)。。
シェーファーのリサイタルをほぼ真正面で聞くのは今回がはじめてで、こちらが何故か緊張してしまいました。さらに言えば東洋人は皆無でした。

さて、C.シェーファーですが、相応にお年を召され、声は太くなっていますが、有難い事にあいかわらずノンビブラートのクリスタルボイスは健在でありました。

いずれの曲も、解釈云々というほど知っている作品ではないので、本日は生で声が聞けて大満足というのが正直なところでした。ただ、パーセルにしてもクラムにしても多彩な声の変化と感情表現のありようを感じ取らせたのはシェーファーたるところだったと思っています。クラムのヴォーカリゼーションは、別の意味で面白かったです。シェーファーはセクエンツァIIIを歌わないかなあ。

次に彼女の声を聞けるのは、5月8日のフランクフルトでの「ルチア」です。


明日、というより本日はベルリン・ドイツ・オペラにてレスピーギのオペラを見ましたので、それは別項で。

2009.04.21 Tue » ブーレーズ指揮ベルリンシュターツカペレ

どうも、ということで、いきなりです。

2009年4月20日 フィルハーモニー 午後8時開演

ピエール・ブーレーズ指揮 ベルリン・シュターツカペレ
ダニエル・バレンボイム(Pf)

エリオット・カーター:ピアノとオーケストラのためんぼインターヴェンション(ドイツ初演)
グスタフ・マーラー:交響曲第6番 イ短調


マーラーが手に汗握る凄すぎる演奏であった。DGから売り出されているVPOとの気の抜けたシャンパンのような演奏からはまったく予想されない、1楽章が終わった後で自然と拍手が出てしまったのもやむを得ない、乗りに乗った熱気と推進力、不協和音に満ち満ちたパワフルな演奏であった。アクセントの強調、急激なクレッシェンドとディミヌエンドの多用に加えて、管楽器類の強烈で粗野な響きをそのまま弦楽器群に平気で叩きつけたり、第4楽章の速いテンポがさらに加速することで生み出される推進力と高揚感を強烈な木槌による音響で完全にさえぎったように、各楽器ごとの音響の塊を対等にぶつけ合わせるなど、調性感が薄まる、あるいは不協和音でホールが満たされる瞬間を数多
く作っていた。さらに、ベルリン・シュターツカペレの重く無骨な響きがそれを強調することで、空恐ろしさえ感じる音の万華鏡が作り出されていた。とても84歳の老人の作り出す音楽とは思えないし、ハルサイのイメージのあるいは、実演で聞いたばたばたした薄味の5番や7番(演奏はLSO)から想像していた演奏のイメージからは大きく異なった実に凄い演奏であった。

終演後は猛烈な拍手とブラヴォーの嵐で、ブーレーズは何度となくステージに呼び戻されていた(しつこくブーを飛ばす人もいたが、それもかき消されていた)。


そういえば、前半のカーターはどんな曲だったか?ピアノ・ソナタっぽいフレーズも聞かれたような、後年の諸作品っぽい響きも感じられたような...。


明日はエッセンでクリスティーネ・シェーファーによるパーセルとクラムの歌曲の夕べに出かけるSt.Ivesでした。

2009.04.20 Mon » 4月19日マハゴニー市の興亡@コミッシェ

どうも、非常に眠たいSt.Ivesです。昼間歩き過ぎました。

ということで、本日の模様について簡単に。

2009年4月19日(日) 午後7時開演

コミッシェーオーパー ヴァイル作曲「マハゴニー市の興亡」

指揮:Adrian Probava
演出:Andreas Homoki

ベグビック:Christiane Oetel
ファッティ:James Elliott
モーゼス:Jens Larsen
ジェニー:Noemi Nadelmann
ジム・マホニー:Kor-Jan Dusseljee
ヤーコブ・シュミット:Thomas Ebenstein
ビル:Hoprst Lamnek
トビー・ヒギンズ:Peter Renz

2006年12月24日プレミエの舞台の23回目


昨日とは打って変わって、指揮者がかなり引き締まった演奏を求め、そこに薄いチープな響きが功を奏したこともあり、好演奏でした。これまでニュルンベルク、ドレスデンと2回見た中では、一番見ていて楽しい演奏でした。なお、今回不思議な響きがすると思ったらエレキギターを使っていました。昨日の号砲と異なり違和感はほとんど感じませんでした。

歌手についても、ベグビックがもう少しあくが強く、声量が欲しいところだったのと、ジェニーとしては声質がかなり硬い感じだったことを除けば、満足するできばえでした(ジム・マホニーは後半が立派過ぎるくらいでしたけど)。合唱団も歌は力が入っていました(踊りや演技は、人によってバラつきが大きかった)。

美術はいたってシンプル、大道具は、第1幕は紙で覆われた回転する巨大な箱。ここにセリフや情景が映し出されたり、ペンキで文字がかかれます(書かれたセリフと異なる歌詞で歌って、訂正されるという古典的ギャグも挟みます)。後は、椅子と梯子が小道具として登場。後は荒涼たるスタジオ。
第2幕以降は、その箱のの紙がとられ、巨大な透明ビニールすだれに描かれた町、そして大量の模造紙幣。アラスカ四人組は後半黒い背広にネクタイとなり、大量のお札が舞台上にまかれるので、ハンブルクの「ヴォツェック」を思い起こしました。そしてヴォツェック以上に、これがすべてを説明して舞台進行を進めてしまいます(具体的な演技ではなく金の使いっぷりが、その行為を代替している、というかその行為自体の満足ではなく、お金の使いっぷりそれ自体が満足を与えているかのように演出されていると見えました)。

このように演出は見た目いたってシンプル、というかひとつ間違えると、金のない学芸会になりかねないギリギリのところにあり、それがかえってこのオペラでは効果的でした(DVDになっているザルツにしてもドレスデンにしても過剰な装置と過剰な演出だと思います。特に前者は演奏もダルで、ここいらでよりましな演奏のDVDが登場してほしいものです)。

最後に、「オペラはおしまい」とドイツ語表記が出て、チープというかキッチュというか、まじめかおふざけか、深い内容なのか皮相的なものなか分からせないままに終わりました。


明日は、フィルハーモニーで、ブーレーズの指揮するカーターとマーラーを聞きにいく予定のSt.Ivesでした。

2009.04.19 Sun » 4月18日「薔薇の騎士」@コミッシェ・オーパー

どうも、ベルリンのルターという店でシュパーゲルを食べてご機嫌のSt. Ivesです。日本のものより柔らかくてエグミが少ないように思われます。

さて、無事に現地時間の17時30分にベルリン・テーゲル空港に到着。2月と異なり頭痛もなく、順調。30分近く荷物が出るのを待たされyた後、ホテルへ。

本日のコミッシェの「薔薇の騎士」は18時開演だったので、残念ながら2幕から。もっとも、演出は1昨年だかに二期会が横浜で上演したものと同じで、3幕では舞台の天地がひっくり返り、スコアにない轟音が鳴り響き、そして最後にマルシャリンが脱皮するという、謎めいたものです。いまだに、腑に落ちないところが多数ある演出です。

歌手は、ほとんど聞けなかったマルシャリン役のSolveig Kringekbornが最後に、ちょっとかわいらしい声で、マルシャリンの威厳と怒りと悲しみ(困惑)を表現してくれていましたが、拍手はそれほど多くなかったので、第1幕があまりよい出来ではなかったのかもしれません。

ゾフィー役のBrigitteGellerは、音程が怪しすぎて第2幕は聞いてられませんでした。声を張り上げなければまだ安定するのですがねえ。

これに対して、オクタヴィアン役のElisabeth Starzigerは容姿といい歌いっぷりといい演技といい、オクタヴィアンにぴったりでありました。若干声が遠かったことを除いて大満足。

オックス男爵役のJens Larsenは可もなく不可もなくというところでしょうか。

問題はオケと指揮でして、まあオケは事前に覚悟していたのですが、やはり響きに艶や濃く、深みがない。それをさらにひどく聞かせてしまったのが、ダルな指揮を繰り広げた指揮者のFriedemann Layerでありました。もう少し切れとか、ハッと思わせるような響き、瞬間を作ってほしいものです。


さて、コミッシェ・オーパーに行ったのは多分5年ぶりくらいでしょうが、ロビーの内装を大きく変えていて驚きました。ちょっとシックというか、ナイト・バーのような様な感じです。ただお客さんは、普段着の方が多くて、そのギャップがほほえましいのですけど、。



明日は、コミッシェでの「マハゴニー市の興亡」を見聞きする予定のSt.Ivesでした。

2009.04.17 Fri » 分とく山へ行く

どうも、明日からの旅行の最終準備に忙しいSt.Ivesです。

本日は母の誕生日ということで、母のチョイスした日本料理の店「分とく山」@広尾へ。

どれもこれもが極めて美味でありました。見た目と味が一致した、いずれもほんのりとした上品で、しかししっかりとした味で、店員さんもてきぱきと動き、お酒や食事を出すタイミングがこちらのタイミングとぴたっとあっていて、でもしゃちこばる必要が全く無い店で、実に素晴らしかった。また、行きたいお店であります。

サルコジ大統領がフランス料理を世界無形文化遺産に登録しようとしているらしいですが、だったら日本料理が先に登録されるべき筋合いだと思うんですがねえ。


明日はベルリンのコミッシェ・オーパーで「バラの騎士」を見ているハズのSt.Ivesでした。

2009.04.15 Wed » あれ?しらぬまに

どうも、準備におわらわのSt.Ivesです。

知らぬ間にスポンサーサイトとかが表示されており、びっくりしております。目障りなので外せないものかと奮闘中です。

本日はFC2BLOGが不調でしょっちゅうフリーズしますので、これくらいで。では、また。


年金定期便が来たので、将来どれくらいもらえるか計算してみた。うーむ、これくらいか、現在の生活水準は維持できんなあ、と旅行前に計算して後悔しているSt.Ivesでした。預金せねば。

2009.04.14 Tue » 旅行準備中

どうも、リスト編曲のベートーヴェンの交響曲第7番を聞きながらのSt.Ivesです。演奏は伊藤憲孝。


今週末からの長期旅行の準備をしていて、洗濯が面倒だけど荷物をあまり持って行きたくないし、背広は必要だろうしと思い悩んでいます。いつの間にか、母が勝手に小型電器ポットを鞄に入れているし。いらないです、あなたのようにマチュピチュやナスカとか、トルコの高原地帯に行くわけではないので、と思ったのですが、あれば部屋でソーセージを茹でられる、と思い直しもっていくことにしました。

昔の旅行と違って、といっても2000年より前ぐらいの昔と違って、楽なのは、iPodの登場で大量のCDを持ち歩く必要がなくなったことでしょう。もっとも80GBではあまり格納できませんが。

一方、困っているのは本です。まだ決められません、で、荷物を詰めきれておりません。どうしたものやら。


シュヴィッツェンゲン(ここでW.リームの新作オペラをみる予定)って何が名物かと思ったら、アスパラガスの町だったとは!今から茹でシュパーゲルが待ち遠しいSt.Ivesでした。

2009.04.12 Sun » 東京リング ヴァルキューレ

どうも、プリンタが壊れて困っているSt.Ivesです。修理にしろ買い替えにしろ帰国後です。

ということで、本日、新国立劇場での「ヴァルキューレ」に行ってきまして、とても感銘を受けました、歌手がなんにしても良い、とりわけヴォータン役のラジライネンは、ゼンパーでの同役を髣髴とさせる苦悩に満ちた神だけでなく、娘のとの別れに万感を思いを抱く父としてのヴォータンを聞かせてくれまして、周囲では涙ぐんでいる人も多々見られました。前に彼のヴォータンを見た時も思ったのですが、結婚して娘でももうけようかなとか思ってしまいましたねえ(すぐに思い直すけど)。

そして、ジークリンデ役のセラフィンとブリュンヒルデ役のネーメットは、後者は全く未知の歌手でしたけど、素晴らしくよく響き安定的な声でした。セラフィンは第1幕だけでなく、第2幕、第3幕の気分と精神の急激な変調の歌い分けが、後者は可憐な歌声で第3幕の長い対話を心にひたひたと迫るように歌っていまして、心に響くものがありました。

クルト・リドルの歌うフンデンィグについては言うことはありません、余裕ですな。

意外と言ってはいけませんけど、ツィトコーワの歌うフリッカが裏切られた女の悲憤という感じとても良く出ていて良かったです(衣装は古代ギリシャ風でない、現代服の方が良かったと思われたのですがねえ)。

ヴォトリッヒ歌うジークムントについては、声の通りが今一悪かったのが残念ですけど、重くて悲壮感溢れるジークムントの歌には満足しました。

指揮のエッティンガー、オーケストラともに明らかに「ライン」よりも良かったです。楽器がソロで静かに吹かれる部分が多いのですけど、ゾクゾクときましたし、大きなうねりや盛り上がりが最後まで感じられましたし、一方で精度も緊張感も高くて大満足でした。


ということで来シーズンの残り2作が楽しみなSt.Ivesでした。

2009.04.08 Wed » 懐かしき人々

どうも、甘茶ではなく緑茶をすすりながら、ニルバーナにいけなかったなあと残念なSt.Ivesです。私のような物欲をはじめとした煩悩の塊には遠い世界でありますので、これも仏の慈悲でありましょう(行ったとしても。読経の中で眠り込んでしまい、チケット代は単なるお布施となったことを哀れんだと)。そういえば、かの人は、最近イエッサーと共に東京で休暇を取っているらしい、という話を聞きました。


表題の通り、本を読んだり、深夜に撮り貯めたビデオを見たり、たまたまTVを着けたら面白い番組だったので見てしまったりと最近寝不足気味です(そうでなくとも、寝つきが悪く、睡眠が浅いく、ドリエル<睡眠導入薬>に頼っていますけど、そればかり飲むのも体に悪かろうと本を読んでみるのですが、余計に目が冴えてしまい、困っています)。

昨夜は、1989年11月9日のベルリンの壁崩壊を特集したNHKの番組を見てしまいました。20年前当時のDDRの指導部、クレンツ、シャボウスキー、モドロウといった面々が年取って登場しており、90年代初頭に放映されたNHKスペシャル「社会主義の20世紀」で彼らを見かけて以来だったので、思わず懐かしくなってしまいました。再来週にはベルリンにいるので、彼らを見かけたら声をかけてみよう、"Freiheit ist immer die Freiheit des Andersdenkenden."(by ローザ・ルクセンブルク)と。

それにしても、当時の壁崩壊の責任について、20年経っても、殆ど子供のケンカのようにお互いに擦り付け合っているクレンツとシャボウスキーのインタビューには笑ってしまいましたし、壁は、偶然の要素が早めたことはありましょうが、こうした指導部しか生み出せないような社会・政治・経済制度ゆえに崩壊するべくして崩壊したんだなあと思うのでした。「殷鑑近し」と言いますので、彼らを笑ってばかりはいられませんけどね。


ベルリン直行便が早く出来ないかなあと願っているSt.Ivesでした(新空港完成が待ち遠しい)。

2009.04.05 Sun » へばる

どうも、部屋の片づけ中、一休みしているSt.Ivesです。

ファビオ・ルイジ指揮ドレスデンシュターツカペレの来日コンサートに出かけたのですが、夜の8時から始まって、夜中の2時になってもまだ終わらない、「英雄の生涯」が終わって、これから「プルチネルラ」を始めるというので、「聞いていても寝るだろうから、もう帰る」と知り合いに話したところで目が覚めて、夢であったかと、残念だったようなちょっとほっとしたような気がしました。目覚めると、猛烈に疲れていたので、「英雄の生涯」の前に一体何を取り上げていたのだろうか?と、思い出せないのが残念でした。

その後、部屋の本・雑誌類の片付けを行い、午後からCDを聞きましたが、予習をしようと、B.A.ツィンマーマンの「若き詩人のためのレクイエム」のCD3種を聞きました。ただ、さすがに連続して聞くのはしんどいと思われたので、

レクイエム:コンタルスキー盤
マーラー「大地の歌」 MTT指揮SFSO
レクイエム:ギーレン盤
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番「死者の歌」 ラトル指揮BPO
レクイエム:ベルティーニ盤

とアクセントをつけてみました。コンタルスキー盤はSACDなので、マルチで聞ければより実演に近いでしょうが、我が家にはSACDもマルチ録音を再生するだけの機材もないので、通常CDで聞きました。

「レクイエム」3種、慣れていることもありましょうが、ベルティーニ盤の演奏がやはり好みです(特にレクイエムの部分について)。最新のコンタルスキー盤は、ライブとは思えないほど録音が良く、後半はベルティーニ盤よりも切れのある聴かせる演奏です(なお、ギーレン盤は、合唱が遠いのと残響で全体的に音の輪郭がぼやけているのが残念です)。ただ、ベルティーニ盤を聞いていて、他の二つと違って、こんなに「トリスタン」を長く引用していた?という疑問が湧きました、空耳でしょうかね。

この曲を3回聴くことは、事前に予想されたとおりとても疲れるものでして、ベルティーニ盤を聞いていて、"ララ、ラーラーーー”の歌声が聞こえて、さすがにホッとしました、もう直ぐ終わりだ、と。


それでも「レクイエム」の日本初演には是非に行きたいなあと思っているSt.Ivesでした。

2009.04.02 Thu » 結局買ってしまった

どうも、例の如く「今買ってしまえるならば、今買ってしまうべきだ、マクベス夫人は正しい」と、Type Pというガジェット買ってしまったSt.Ivesです。

店頭モデルなので、ハードディスクですし、OFFICEもついていませんが、まあいいか、と。同色マウスを一緒に飼おうかと思ったら、ないとのことなので諦めました。しかし、VISTAは立ち上がらんなあ、さっきからずーとセットアップしています、お待ちくださいなのだが、大丈夫だろうか?


有線LANコネクターがないのに驚いたSt.Ivesでした、あっ立ち上がった。

2009.04.01 Wed » 4月1日

どうも、新年度明けましておめでとうございます。めでたいと言えば、ショスタコーヴィチの新作オペラが見つかったそうです。ココ。えっ、エイプリール・ネタだろうって?

新国から来シーズンのチケットが届く、頼んだことをすっかり忘れていた。来年の今頃とは鬼が笑うなあ。それにしても「カルメン」と「愛の妙薬」には関心が湧かないなあ。

VAION505は、やはり動かない。ネットにつなげるとウィルスの更新ワクチンのDLに妙に時間がかかり、その後でエクスプローラーを立ち上げてもその動作は極めて鈍く、フラストレーションが溜まる一方でありました。旅には連れて行かないことに決定。

現在は、ブルース・パティントン式潜水艇について思いをめぐらしています。

SUICAペンギン・サークル完成まであと2つのSt.Ivesでした。


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AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

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