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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2010.09.30 Thu » 祝マジック点灯

どうも、マジックがようやく点灯して嬉しいSt. Ivesです。

M1で残り1試合ということで、ビシッと決めて欲しい気もする一方、対象先である阪神がさっさとコケテ決まって欲しいような気も。


4年ぶりのリーグ優勝の上は、クライマックス・シリーズも日本シリーズも勝ち抜いて欲しいSt. Ivesでした。



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2010.09.28 Tue » ツィメルマン&ハーゲンSQ@サントリー(9月28日)

どうも、2曲目はシューマンの弦楽四重奏曲第1番だと勝手に思い込んで出かけたSt. Ivesです。それはともかく、いつもながらの簡単な感想をば。


9月28日(火) サントリーホール 午後7時開演

演奏:ツィメルマン(ピアノ)、ハーゲンSQ

バツェヴィチ:ピアノ五重奏曲第1番
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調 作品44

2曲目はトルストイ没後100周年記念でしょうかね。どうせだったらツィメルマンのピアノ、ルーカス・ハーゲンのヴァイオリンで原曲も一緒にとりあげてくれたらなあ。

1曲目は、ツィメルマンのCDがDGから出る出るとされながらいまだ出ていない曲(でも10月号のレコ芸の発売予定には9月21日に出ることになっていた)。ポーランドのレーベルから弦楽四重奏曲全集と共にカップリングされているのは知っていますが、未聴であり、演奏の良しあしは不明。気だるい感じとそっけなさが同居していて戦間期の作品っぽい感じ。演奏もハーゲンSQのアグレッシヴで立体的な演奏の感じは薄れ、ちょっと手探りっぽい感じ。お客さんの拍手も短めでありました。


2曲目は、1曲目から一転していかにもハーゲンSQの本領発揮という演奏。年をとっても元気いっぱい、うなりをあげて高速回転する精密機械という不思議な感じのある密度の高い演奏でした。素晴らしい、「クロイツェル・ソナタ」はこうでなくては。

そして3曲目。遥か昔、パウル・グルダとの録音(DG)は、第1楽章が猛烈に速い、少なくともアルテミスSQが貫禄ある堂々とした演奏に聞こえてしまう演奏であり、ハーゲンSQの解釈というか勢いにパウル・グルダが引っ張られつつ、合わせていくという感じでしたが、今夜の相手は完璧主義者ツィメルマン。音色の嗜好も違うような気がするし、ツィメルマンの磨きに磨いた演奏はある種抑制的な感も与えることもあるので、どうかしらんと思いつつ聴き始めると、むむテンポは遅いしのびやかさが無い。第1楽章はなんというかツィメルマンの顔色をうかがいつつハーゲンSQが弾いているような感じ。ところが、第2楽章以降は、徐々にある種の硬さが取れたのかツィメルマンも興に乗ってきていつものコントロールを緩めることにしたのか、対話や受け渡しがスムーズかつノリが良くなり、そこにあの美しいピアノの音色がハーゲンSQの音色に対して主張しつつ溶け合い、全体としては実に堂々とした素晴らしい演奏になったのでした。なお、ツィメルマンは、合奏が楽しいのか、嬉しそうに笑って4楽章のコーダ、二重フーガの部分を弾いておりました。

当然ながらアンコールはありませんでした。


今週末は「アラベラ」に行く予定のSt. Ivesでした。2005年のドレスデン・ゼンパーでデノケの外題役を見て以来なので楽しみです。

2010.09.24 Fri » 直島(再訪) 瀬戸内国際芸術祭2010

どうも、我が家に戻ってレコ芸を眺めていたSt. Ivesです。メトロポリタン・オペラのレヴァインセットは、シェーファーの歌う「ルル」のCDと、「ベルサイユの幽霊」のDVDゆえに買わねばならんなあと思っています。


ということで、昨日は直島に行き、「家プロジェクト」と「地中博物館」を観てきました。風雨が強かったこともあり、先週の日曜日と比較すると人出は少なかったとはいえ、「南寺」と「地中博物館」は30分から1時間程度待ちでした(「きんざ」を予約し忘れて、今回もみれず)。新しく出来たものを含めても、直島の家プロジェクトでは、「碁会所」と「角屋」、そして「南寺」がお気に入りです。

全体を通して、美術品も良かったのですが、何よりも地元の人や「コエビ隊」の人々が親切で、真摯に対応していたのがとても印象的であり、気持ち良かったです。今回2010年がどう総括され、評価されるかは分かりませんが、私は非常に満喫し、大いに楽しみ、とても素晴らしいプロジェクトだと思いました。次回は2013年開催とのことですが、絶対に行こうと今から思っています(できれば平日に)。


これから撮影しまくった写真の整理でもしないといかんなあと思うSt. Ivesでした。デジカメだとフィルム量を気にせずにどんどんとれるので、軽く1000枚を超えてしまうんだよなあ。

2010.09.22 Wed » 小豆島 瀬戸内国際芸術祭2010

どうも、本日は醤油を買いすぎてしまったSt.Ivesです。空豆の醤油の味が楽しみです。

ということで、本日は小豆島に展示された作品を観に、千枚田のある中山地区に。ここはハイキングコースとして非常に良い場所です、景色も良く、かなり刈り取られた後とはいえまだまだ黄金色が風に揺らぎ、乾いたサラサラという音を聞かせてくれます。作品も、竹で出来た家や中国四国地方の様々な場所の土を並べた、見た目にも美しい作品等とても楽しめました。

続いて映画「二十四の瞳」、ただし私はどちらも観ていない、のセットが残されている田の浦まで行きましたが、貸し自転車がなく、バスに乗って行かなくてはならず、かなり時間を食ってしまい映画村滞在は僅か40分でした。なお、映画村は基本的には売店だらけですが、作者である壷井栄記念館もありますし、分校のセットが面している海岸の風景は人工物が少なく素晴らしいです。それと、敷地内人工の川には海の魚が何種類かいまして、そのなかに人が近づくと水面から顔をだして餌をねだるコブダイが一尾います。学習したのでしょうねえ。面白いのでエサをあげました


続いては、「醤の郷」巡り。空気の匂いが本当に醤油で観たされていました。かつては400軒以上の製造所があったそうですが、現在は25軒程度だそうです。聞いたことも無いメーカーが多く、伝統的な造りの現場を見せて貰い、試食も出来、思わず何軒かで購入してしまいました。地域限定という文言もついていましたし...。


明日は、直島の家プロジェクトに再挑戦してから帰京する予定のSt.Ivesでした。

2010.09.21 Tue » 男木島、女木島 瀬戸内国際芸術祭2010

どうも、オリーブエキス ソーダを飲みながらのSt.Ivesです。

本日は、当初の予定を変更して男木島と女木島に行きました。小豆島の池田港から高松に出てからなので、男木島に向かうフェリーを待つ間、港近くの高松城跡に出かけたら、堀に鯛とスズキがおり、鯉のエサやりならぬ、鯛のエサやりが出来まして、その際願い事をすると「鯛願成就」するかもと謳っておりまして、してみたら、本当に鯛が寄って来ておりました。また、高松城址にある明治期の建物では、芸術祭開催中、各月10日間、無料御接待の日を設けており、本日はその日に当たり和菓子とお茶を頂きました。

男木島の集落はとても小さく、他の島と同様に廃屋が幾つも見られ、そこに様々な作品が展示されており、他の島と同様に物悲しい気分にもなりますが、一方で個人的にはとても気に入った作品が幾つも有りました。しかしiPhoneは打ちづらい、全然先に進まない。島に臨時で開業している「ドリーム カフェ」で「めおんバーガー」を食べていたら女木島へ出るフェリーの時間が迫り、結局、少し離れた作品を見ずに移動。

女木島は別名鬼が島で、鬼のいたとされる山頂近くの人造の洞窟内にも作品がありましたが、この洞窟はカスパー ハウザーの話を思い起こさせますが、バウハウスのロゴを想い起こさせる「フクタケハウス」は休校中の小学校を利用しており、廃屋以上に深刻な気分になりつつ観て行くと、小学校の各専門教室にある程度合わせた作家の作品が展示されており、ヴィデオ作家のヴィオラは音楽室だったので、笑ってしまいました。なお、出展作品はパリでの「トリスタン」と似たような物でした。

まだまだ書くことがありますが、例えば佃煮ソフトクリームとか、もう打つのが限界なのでこれくらいで。

明日は小豆島の作品を見る予定のSt.Ivesでした。

2010.09.20 Mon » 豊島 瀬戸内国際芸術祭2010

どうも、天体観測の集いの後、オリーブ コーラを飲みながらのSt.Ivesです。


本日は、結局豊島巡りをしました。自転車で回ろうかと思ったのですが、島に着いたら出払っていまして、当初は残念でしたが、バスに乗っている内に考えが変わりました。直島どころでは無い急峻かつ長い道のりで、「人間万事塞翁が丙午」と思ったのでした。

本日は、連休最終日ということもあってか、豊島自体はそれ程混み合っておらず、連日大混雑情報が出ていた「島キッチン」で黒鯛のソテー等というおよそこの島の風景では予想もしていなかった料理を食べ(シェフは丸の内ホテルからきて居た感じです)、心臓音のアーカイブで30分程度待ったぐらいですみました。なお、私も自分の心臓音を登録しました。世界の何処かで私のメッセージとともに見知らぬ人がそれ聞くという状況を思うと、少しワクワクします。

正直なところ現代作家の作品には分からんところがありますけれど、島巡りをしていて、その風景のなかに置かれていると、何はともあれ面白い物に見えてきます、不思議なもんです。

明日は、鬼退治の島と借り牛の島に行く予定のSt.Ivesでした。

2010.09.19 Sun » 直島 瀬戸内国際芸術祭2010

どうも、小豆島のふるさと料理の店「弥助」からもどって、温泉に入って寛いでいるSt.Ivesです。オコゼのお刺し身が美味しかったです。隣席には大阪からバイクで来ている夫婦がいて、直島話で盛り上がりました。

さて、その直島ですが、犬島以上のめちゃこみでした。小豆島からの高速艇に乗り切れない人がおりました。
5年前の晩秋に行った際、自転車を利用して結構大変だったので、バスを利用しようと思ったら、長大な行列が出来ており、地中美術館に10時前についたにもかかわらず、入館は午后1時の整理券がだされました。
ボーッとその場で待つのもアホらしいと新しくできたリウファン美術館やテラスハウスに行ってきました。このテラスハウスの美術品は写真家の杉田氏の物が展示されていますが、芸術祭パスポート(5000円)とは別に300円かかりますがお勧めです。ガイドの清水さんの話を聞くだけでも価値があります。
しかし、何処もかしこも行列で、地中美術館は、もう一度見たかったデ.マリア、ワーグナーの「パルジファル」にピッタリの作品と建物を鑑賞して出ました。あそこはもっと人がいない時期に行くべきでしょう。
その後、「家プロジェクト」を見に本村迄行こうとしますが、バスが無い.乗ったら乗ったである乗客たち(若い女性のグループ)が「京王線より混んでいる、いや山手線よりも」というのに完全に同意する程でした。着いたら着いたで「歯医者」という作品は1時間45分待ちで、2005年にはなかったので観たかったのですが断念。フェリー港の宮浦行きバスも圧死しそうな混み具合でした。
それにしても旅行者の8割方が20代以下の若者で、かつ殆んどがカップルか女性のグループというのには驚きました(昨日の犬島もそうでした)。おかげで、銭湯「直島の湯」は、空いており助かりましたけど。

明日は、当初予定していた豊島にするか、人混みを避けて小豆島観光に変更するか悩んでいるSt.Ivesでした。

2010.09.18 Sat » 犬島 瀬戸内国際芸術祭

どうも、小豆島に滞在中のSt.Ivesです。VAIOを持ち込んだにもかかわらず、ネット環境が無いホテルなので、iPhone4で打っています。


そういうわけで余り書けませんが、昨夜深夜バスで東京を出て、岡山駅前から犬島行きのバスに乗ろうと思ったら、これが東京のラッシュアワーを上回るような鮨詰め状態でした。そして、犬島、直島、豊島間の船はいずれもぎゅうぎゅう詰めで、臨時便が出されていました。連休にかかるとはいえこれ程の人出があるとは予想外でした。

犬島は予想を大きく上回る素晴らしい美術館であり、産業遺跡でした。ロンドンのバターシー発電所をふと思い出させます。将来、過疎化とそれに伴う集落の崩壊、崩れ掛かった無人の家屋が幾つもみられる状態が、「犬島プロジェクト」によって食い止められればと期待しています。

明日は直島に行く予定のSt.Ivesでした。

2010.09.16 Thu » 旅の準備

どうも、「虚構の劇団」の「エゴ・サーチ」@紀伊国屋ホールをまた観に行ったSt. Ivesです。映画でもオペラでも演劇でも可能であれば2回行けば、初回とは違った楽しみ、ある意味ですべてを知った上で回想するというかお釈迦様の視点のような感じと、初回ではうっかり捉え損ねたセリフが伏線になっていた!とか色々なことが分かる楽しみも付加されます。本日は、若干役者に疲れが見えましたけど、やはり面白かったです(ハグに応じた人はいたのだろうか?)。19日まで、当日券あり。

さて、家に午後10時前に帰りつき、現在大慌てで標題のとおり準備作業中。週末と連休を利用して瀬戸内国際芸術祭に行きます。私の心の故郷である名古屋で開催中の愛知トリエンナーレも気になりましたが、犬島の廃墟と直島の銭湯に惹かれて瀬戸内を選びました。明日の夜行バスで岡山に向かい、犬島を手始めに島巡りをする予定です。



名古屋には別件で行く気になることを願っているSt. Ivesでした。残りのゲーム数が他チームに比べて少な過ぎるのが気になるなあ。





2010.09.12 Sun » エゴサーチ

どうも、アムランの弾くジェフスキーの「不屈の民」変奏曲を聴きながらのSt. Ivesです。


昼間は、トリフォニー・ホールまで新日po.を聴きに行きました。曲目はヴェルディの「レクイエム」ということで、ヴェルディ嫌いであることを別にしても、トリフォニー・シリーズのオープニングに持ってくる曲かな?という以外は特段感想はありません。ただ、本日の持つ意味にふさわしい曲を選ぶならば、ノーノの「中断された歌」だと思うんですがねえ、1973年9月11日はとにもかくにも民主主義的に成立したチリのアジェンデ政権(経済政策に非常に問題が多い政権であった)が、アメリカが後ろ盾となったクーデターで倒され、あまつさえ16年間もチリで軍事独裁政権が続くことになった日ですから。そう言えば、ベラーノもそれでメキシコのソノラ砂漠を経て世界中をさ迷うようになったんだなあ。


その後、神保町で古書を漁った後、紀伊国屋ホールでの「虚構の劇団」第5回公演「エゴ・サーチ」を観に向かいました。紀伊国屋ホールで演劇を観るのは、ひょっとして「夢の遊眠社」解散公演以来か?

たまたま、先日紀伊国屋に本を買いに行って、壁のポスターに気が付かなければ行かなかったと思うのでありました(さらに公演直前にもかかわらずチケットが売り切れていなかったのでした。これは、かつての「第三舞台」の人気を知っている者には驚愕の事実でした)。最近はとんと演劇を観に行っていませんでしたが、最近読んだ少年少女向けの作品「シェイクスピアを盗め」(ケアリー・ブラックウッド著、白水社)を読んでいたこともあり、劇場のセイレーンの声が聞こえて、フラフラと思わずチケットを購入してしまいました。

さて、まだ二日目なのでストーリーを含めネタばれになるようなことは書けませんけど、「第三舞台」で見せた鴻上テイストや伏線をはりまくりの入れ子構造は健在でありました(ダンスもやはり入れていました)。一方、第三舞台には無かった(と思う)ホロリと来る要素もあり、まあそれで世界が小さくなったという評価をする人もいましょうが、非常に良い作品でしたし、何より良い舞台でありました。役者が若い!80年代生まればかりで、生きがよく、勢いがあります。次回作にも行こうかと思っていますが、チケットがとれるかねえ。


NHKで放映していたマーロウ原作の「ファウストス博士」を録画し損なっていたのに気がついてがっかりしているSt. Ivesでした。

2010.09.10 Fri » 今月のBBC MUSIC MAGAZINEの付録CD

どうも、ということで付録CDを聴いているSt. Ivesです。


その付録CDは、2000年BBCプロムスのLast Nightで演奏されたヒラリー・ハーンの弾くモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番(伴奏は、サー・アンドリュー・ディヴィス指揮 BBCso.)。なお、本誌でもインタビューに応えています。

5月に新譜が出たばかりで当面は録音は出ないだろうなあと思っていた矢先でしたので、嬉しい驚きであります。ただ、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番を最後に聴いたのは遠い記憶の彼方でして、今CDを聴いていますが、この演奏が相対的に良い演奏なのかどうか全く分かりません。睡眠導入音楽にはよさそうな感じですけれど。

カップリングは、コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲。演奏はAndrew Haveronn、伴奏はビエロフラーヴェク指揮でBBC so.です。


シューマンによるバッハの「シャコンヌ」、ヴァイオリンとピアノ版を聴いてずっこけたSt. Ivesでした。何のためにピアノを入れたのだろうか?

2010.09.04 Sat » 単なる記録

どうも、ポリーニ弾き振りのモーツァルトのK.435を聴きながらのSt. Ivesです。

目が覚めたら昼の2時過ぎであった、あわてて部屋の掃除。本日はピアノの調律の日。もっとも、殆ど鍵盤を押して音を出していないのだが。

TVをつけたら中日の山本が完投・完封すばらしい、優勝の目はまだまだまだ残っている。

近所の生ハム専門店に出かける。練馬に何故このような店が?と思う品揃えである。

しかし、ピアノを買う人は少なくっているんで、調律師も大変だろうなあ。

ということで、ピアノ(「ハーモニー」と名付けている)の調子は良くなったのだが、夜遅いので明日鍵盤を押してみることにする(とても「弾く」とは言えんからねえ)。

ようやくソノラ砂漠の縦断を終了。何という痛ましい人生=旅の記録だろうか、あるいは詩とは生き様の別の言いなのであろうか?「野生の探偵たち」と「イェメンで鮭釣りを」が並ぶのも不思議な感じだ。


これから「イカとプルースト」でも読もうかと思うSt. Ivesでした。脳が脳構造を気づかないうちに自己変化させるというの面白い話だ。

2010.09.02 Thu » ディナースティーン ピアノ・リサイタル@武蔵野市民文化会館

どうも、本日は探していた本が偶然見つかり、そこそこにおいしく店員の感じがとても良いイタリアンで食事ができ、何よりも素晴らしいリサイタルに行けてとても嬉しいSt. Ivesです。


ということで、本日標記リサイタルの簡単な感想をば。

シモーヌ・ディナースティーン ピアノ・リサイタル

2010年9月2日(木)午後7時開演
武蔵野市民文化会館小ホール

曲目:バッハ作曲「ゴルトベルク変奏曲」

ゴルトベルク変奏曲ですと、ご多分にもれず私もグールド──ただし新盤の方──が基準となっていて、そこからの偏差で聴いてしまいまがちですけど、すでに出ている彼女のCDを聴いていると、グールドのとんがった音とは違ってぺったりとした音だなあと思い、またグールドが様々な線の絡み合いを打ち出しているのに対して、マイクロポリフォニー的な、結果として(モダン・ピアノによる演奏でもあるので)音の塊が鳴り響くことを重視している感じを受けました(ショパンの2番ソナタの最終楽章のように演奏している変奏もありました)。この点は実演も同じでした。

ただ、CD以上に実演では、一つの変奏の途中で突然にテンポを揺らし、最後のアリアを除いてすべて繰り返しを行い、繰り返しの都度、表情付けや装飾音を変えたりすることが殆どと、かなり即興的な演奏でありました。ただ、曲が進むにつれてベートーヴェンの後期のソナタの重い緩叙楽章とシューマンの「子供の情景」が変奏毎に遠くに、しかしはっきりと聴こえて来るので(これはグールド演奏では感じたことがない)、第30変奏まで来ると、あたかも山あり谷あり、楽しいことも悲しいこともあった人生を懐かしくふりかえるような充実感を与えてくれました。なお、CDでもそうした感じは受けるのですが、実演において、彼女は、ベートーヴェンの後期のソナタの重い緩叙楽章を思わせる変奏の前では必ずと言っていいほど間合いを取って、場内が鎮まるの待ってから演奏を開始するので、余計にその感が強まりまして、やはりライブに行かねば分からんなあと思うのでした。

少々疲れましたが、バッハの意図に反して寝ることなく、とても充実した良い時間を過ごせました。ディナースティーンには機会があればベートーヴェンの最後の3つのソナタを日本で取り上げて欲しいものです。


これからカザルス・カルテットによるバルトークの4番、リゲティの1番、クルタークの作品13のCDを聴こうかと思うSt. Ivesでした。
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St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

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