4文字33行

近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

2010.10 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 » 2010.12

--.--.-- -- » スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010.11.27 Sat » パーヴォ・ヤルヴィのBさん(11月25日、27日)

どうも、パーヴォの振ったBさんの5番のSACDを持っていないことに気付いたSt. Ivesです。

ということで、25日のNHK音楽祭及び本日27日の横浜公演の感想をば、極めて簡単に。

パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団

25日(木) 19時開演 NHKホール

1.ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲 op.43
2.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
  ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン
3.ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 op.67

アンコール
ブラームス:ハンガリー舞曲第6番

27日(土) 14時開演 横浜みなとみらい

1.シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ op.52
2.ベートーヴェン:大フーガ
3.3.ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 op.67

アンコール
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ブラームス:ハンガリー舞曲第6番

NHKホールは音響が最悪であることをあらためて確認。

さて、まずは本日の「大フーガ」の弦楽合奏版(1st、2ndが7人ずつ、ヴィオラとチェロが5人ずつ、コントラバスが3人)は、指揮者なしで演奏されまして、パーヴォの解釈や意図がオケに徹底していることが良く分かりました。この編成で、指揮者無しながら、パーヴォの指揮で聴けるベートーヴェンの交響曲のようにアグレッシヴに、スリリングにしかし決まるところはビシッと、スコーンと決まる演奏、さらにフーガの妙味を聴かせてくれたのでした。大フーガの編曲は誰の手になるものかは分かりませんが(少なくともギーレン版ではないことだけは確か)、まるでハーゲンSQの演奏のようでもあり面白く、録音が出たら入手したいところ。しかし、両脇の客をはじめ寝ていた客が多かったような気もがする。オーケストラを聴きに来る客は大フーガを聴かんのか?

さて、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、ちとヤンセンは本調子ではなかったような感じがしたのだが気のせいか。パーヴォと共演したブリテン&ベートーヴェンとかハーディングと共演したチャイコフスキーのような音の艶や太さ、覇気が全体に感じられない。いい演奏ではありましたけど、もっと凄い何かが聴けると思っていったのでちょっと肩すかし(もちろん、編成の割にホールがでかく、かつ音が拡散してしょうがないことはありましょうけど)。

一方、ベートーヴェンの交響曲第5番、小気味良いを通り越してアグレッシヴでスリリングでというと大フーガと同じかという思われましょうが、オケはヨリするどく踏み込んで演奏し、パーヴォの棒にヴィヴィッドに反応していまして、ふと振っているパーヴォがクライバーに見えてしまった瞬間もありましたよ。一方、ヴィオラのトップ2人の猛烈な演奏ぶりについ目が言ってしまうほどに、ヴィオラをはじめとした中声部が浮かび上がって聞こえ、様々な異形の音が聞かれる演奏は、ライバルはアントニーニのみかという感じでありました。4楽章のオーボエ等のベルアップは面白いアイデアであります(ベーレンライターの楽譜には、「指揮者への注意」として欄外に指示がなされていなかったハズ)。なお、両日の演奏のどちらが良かったかと言われると、甲乙つけがたいところです。

アンコールのハンガリー舞曲は非常に楽しい演奏でした。録音が出たら買ってもいいかなという感じ。


来週のシューマン・シリーズが待ち遠しいSt. Ivesでした。
スポンサーサイト

2010.11.24 Wed » 当たった!

どうも、"Recomposed by Matthew Herbert MAHLER SYMPHONY X"を聴きながらのSt. Ivesです。基本音源はシノーポリ指揮フィルハーモニアo.によるもので、UNIVERSALから発売されています。CD番号は0602527344386。一応生誕150周年記念ということかな?それにしても、昨日聴いたブーレーズの新録音のあっさり具合とは、変調を施されていても分かるほど、シノーポリのものはかけ離れたねっとり感のある演奏です。


さて、我が中日ドラゴンズの日本シリーズにおける本来的相手であったホークス優勝を祝したソフトバンクのお父さんストラップ・プレゼントの当選通知が届いた、素直に嬉しい。ただ、年末ジャンボの発売日と同じ日に「当たり」の連絡が来たので、これで宝くじの「当たり」は無くなったな。

そういえば、本日の昼、iPhone4で電話していたら、いきなり今聴いてるような変調というか意味不明なジャムった音声に切り替わり驚いてしまった。一旦電話を切ってかけ直したら元に戻ったが、機械の不具合、あるいは某国の妨害工作か?



ふと、年末に本当にマゼールは来るのだろうかと思う日もあるSt. Ivesでした。マゼールの振ったベートーヴェンの交響曲を聴いたことが無いので楽しみではありますけど。齢80の爺さんがよく応じたものだ。年寄りの冷や水とならんことを願う。


2010.11.14 Sun » 今年のCDベスト10?

どうも、オスカー・フリート"作曲"による「浄められた夜」を聴き終えたSt. Ivesです。デーメルの詩を基にしているのはシェーンベルクのop.4と同じですけど、男声・女声の歌詞入りで華々しくミュージカルのように盛り上がっていきます。

CD(CAPRICCIO 5043)の他の収録曲は、以下の通り。

・弦楽オーケストラのためのプレリュードとフーガ op.10
・メロドラマ「移民」
・フンパーディンクのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」に基づく幻想曲
・浄められた夜


マーラー生誕150年記念の一環なんでしょうかねえ。そうであるならば、CAPRICCIOには、是非クレンペラーのオペラを抜粋でも良いので録音して欲しいものです。あとはcpoがクレンペラー交響曲全集をださんかねえ。リースヤアッテルベリよりは売れると思いますよ。



さて、年の瀬もせまり、ぼちぼち部屋の片づけでもしないといかんなあと思ってレコ芸の記事をスクラップしていたら、毎年恒例の「リーダーズチョイス」の記事を発見。今年で第35回だそうで、はたしてどれくらいの人が応募するのかねえ(多分、めちゃくちゃ少ないんだろうなあ)。

毎年応募しようかなと思いつつ、自分が今年購入したCDはどれかというのすら記憶にない上に、例えば、今聴いているトーマス・ファイ指揮のハイドンの交響曲第104番はつい先日入手したものだけれども、実際の発売はかなり昔であり、それを今更今年のCDベスト10に押すのは変な話でありましょう(多分今年の新譜であるミンコフスキーの演奏の方が好きだけれど)。かといって、どれが今年の新譜に該当するのかを自分で調べるのは甚だ面倒な話なので、今年もリーダーズ・チョイスには応募できないし、しないという結論なのでした。

レコ芸が、BBCやグラモフォンのように輸入盤新譜を月評で扱うことは望み薄なので、選択範囲を月評新譜と海外盤視聴記(除くヒストリカル)にあらかじめ限定してくれれば、紹介されないレーベルのCDはかなり損するけど、企画的には票はある程度集中するし、何よりこちらも調べる手間が省けるんだけどねえ(でも、もう記事をスクラップしてしまったので分からんけれど)。ただ、まだ聴き終わっていないCDも山のようにあるんで、今から頑張って聴いても応募期間までには全部を聴き終えるのは無理なんで、やっぱり応募できませんな。ブーレーズの振ったシマノフスキーの交響曲第3番(DG)も、タマヨの振ったマデルナの管弦楽曲集第2巻(NEOS)も、シュペリングの振ったメンデルスゾーンの「エリア」(MDG)も積んだままだし。


ファイの振る「ロンドン」が終わったら寝ようかと思うSt. Ivesでした。

2010.11.04 Thu » ポリーニ・平均律@サントリー 11月3日

どうも、とても疲れているSt. Ivesです。リサイタルが午後9時半に終わってもまだ試合をしていたとは!さらにそれからもう腹が立つやらヒヤヒヤするわの1時間があったとは!ともかくドラゴンズが勝って嬉しいけれど虚脱状態であります。


ということで、極めて極めて簡単に。

ポリーニ・リサイタル
11月3日 サントリーホール 午後7時開演

BWV857、つまり12曲目のプレリュードとフーガが終わったところでいったん休憩。

驚いたことが2つ。一つは前半の途中で1階席から異常な音が響き渡り係員があたふたしたこと。誰か心臓発作でも起こしたのかと思ったのですが、幸いそうではなかった模様。休憩時間に掃除と椅子を外しておりました。

そしてもう一つは、後半、ポリーニがベーレンライターの楽譜を持って登場したこと。ポリーニがリサイタルで譜面見ながら弾くとは!ただ、前半はかなり崩れていたり、弾き飛ばしていたり、ごまかしていたり、タッチがあやふやかつやわやわだったりしていたのが、譜面を見ながらの後はしっかり立て直っていましたので、よござんすと私は思うのですけどね(リヒテルだって譜面見ながら弾いていたし)。オペラグラスがなくて、譜面への書き込みが見えなかったのがちょっと残念。

それにしても、前半はCDとは比較しようもない崩れ方でありました。自由に気儘にピアニスティックに響かせようとしていたのかもしれないけど(多分違う)、あまりに崩れていて、ベートーヴェンの日の二の舞いかと思いましたよ、特に謎の轟音後が一層ひどかった(動揺というかお客さんを心配したのでしょうかねえ?)。それが譜面見ながらの後半は、ブーレーズのソナタの日を思わせる剛直さ、安定的なテンポと急速テンポで駆け抜けの対比をきちんと聴かせ、より細かい表情付けの変化も加わりで、別人か?という感じ。なお、全曲をとおしてかなりペダルを細かく踏んでいまして、響くピアノに響き過ぎるホールだったことから、全体に妙な付加音がうっすらとまとわりつていた感じであったのも、CDできかれるような演奏の再現には不幸でありました。フーガがあんまりポリフォニックに聞こえないんだよね、ポリーニはグールド他のようにそれを目指していないのかもしれないけど。

また、客席がうるさかった。プレリュードとフーガの間でピアノの音が響いているのにザワザワ、ゴホゴホはないでしょう(さらに、私の席の斜め後ろの客は、いびきはかくわ、靴をキュッキュッと床に押し付けるわで、レクター教授に電話しようかと思いましたよ)。ポリーニも客席をちらとみて、ピアノの音がかなり大きい間にページをめくってさっと続きを弾いたりしておりました。それと、ステージ席の学生も何人か船をこいでいました、バッハの平均律全曲は音大生には退屈なんでしょうかねえ。



主旋律をなぞるポリーニの歌声の音程が時々外れて、その都度ガクっときたSt. Ivesでした。
09profile.gif

St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

09category.gif
09entries.gif
09comments.gif
09trackbacks.gif
09archives.gif
09link.gif
09others.gif

FC2Ad

09search.gif
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。