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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2011.06.26 Sun » WFの非圧縮SACD 

どうも、これからようやく届いたB.A.ツィンマーマンの初期作品集(WERGO)でも聴こうかと思っているSt. Ivesです。


さて、ユニヴァーサルが、フルトヴェングラーの幾つかの録音をシングルレイヤーで非圧縮のSACDとして売り出したので、ちと高いのですけど、次の2枚を購入。

WF_SCHUMANN_4.jpg
フルトヴェングラー指揮 BPO シューマン 交響曲第4番、マンフレッド序曲

WF_Bee_5.jpg
フルトヴェングラー指揮 BPO ベートーヴェン 交響曲第5番、エグモント序曲、大フーガ

すでに出ているEMIのフルトヴェングラーのSACD盤同様に、音質はかなり変わります。SACDを聴いた後では、CD(高品質盤)の音が丸く、ベールの向こうで鳴っているような感じになるほど、生き生きと音が現前し、大フーガなど、非常にクリアに各ラインの動きが聞こえます、もっとも、第5番は、細かいミスが余計に目立って聞こえるのですが...。また、高音域に関しては、シューマンの録音では顕著な改善が聞かれる一方、ベートーヴェンの方は、戦後間もない放送用録音にもともと入っていなかったのか、シューマンほどは顕著な改善は感じられませんでした。
しかし、CDの方が聴き易い音にまとまっているようにも感じられ、中々に難しいところです(それにiPodにSACDの音は入れられないし)。とりあえず、先々WFのシューベルトとブラームスは購入する予定。シノーポリのシューマンの2番もSACDで出さないかなあ。



これがB.A.ツィンマーマン?と思いながらCDを聴いているSt. Ivesでした。とってもロマンティックな作風、これが後の「軍人達」へと変貌していくんだなあ。
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2011.06.22 Wed » うーむ、何をすればよいのか?

どうも、ハーディング&新日po.と小泉&都響にも行ったけど、感想を書くタイミングを逸したSt. Ivesです。

 ハーディングのブルックナー(18日)は非常に良かった、様々に移り変わる風景を楽しむ山道をハイキングしているような感じでありました。ブルックナーの8番を聴いて初めて終わらんでくれと思ったなあ。小泉のファウスト交響曲(20日)は、骨組みは良く分かったのであったが、うーむ、いくらなんでももう少し情緒が欲しいぞと2楽章などは思ったのでした。

 そう言えば、「ファウスト交響曲」の前プロでピアノを弾いたマーカス・グローが日本の皆様へというメッセージを寄こしていて、会場の片隅に置かれていましたけど、日本のクラシックのアーティストであそこまで脱原発を明確に主張する人は殆ど見聞きしたことないなあ(「教授」は表明しているけど)。
 私自身は、現在の仕組みの原発は、クリーンな核エネルギー(ヘリウム3を使用するものか核融合炉かといった技術的な話は分からんよ)あるいは再生可能なエネルギー開発ができるまでの繋ぎとしての必要悪だと割り切るしかないと思うんだけど、まあ、フェルミがシカゴでパンドラの箱を開いてしまったんで、いまさら無かったことには出来ないし(それに、脱原発をしても、廃炉と放射性廃棄物とは、今後何万年もお付き合いしていかねばならないことに変わりはない)。
 それに、70億もの経済的生活レベルの向上を目指す非先進国の人々からは、脱原発など先進国のエゴでしかないというCOP10と同じ反論しか寄せられませんよ。化石燃料も使わず、原子力も使わないとすれば、エネルギーは先進国の開発した再生可能エネルギー技術を入手しないといかんわけですからねえ。先進国の企業が無償で技術や発電所をあげるのでしょうか?
 まあ、人類は、真昼のような明るさの黄昏時にいるのではないかという思いを最近はますます強く思っています。突然始まる終わりなき夜の前に天寿をまっとうしてこの世からおさらばできるかなあ。


 それはそうと、マエストロSt. Ives、アバドの代役をお願いします!と頼まれたんで、時節柄、曲はノーノの「命と愛の歌(広島の橋の上で)」かと張り切ったら、ケージの「四分三十三秒」、オケはミュンヘンフィルとは...。今年でオケからおさらばするティーレマンだって振れるし、そもそも誰でもよいじゃないか!

ここでも覗いてみてくださいな


NEOSのPaniselloとLigetiのピアノ・エチュード集を聴きながらのSt. Ivesでした。

2011.06.12 Sun » パシフィカ45

どうも、パラパラと雨が降る中を戻ってきたSt. Ivesです。蒸し暑くなってきました。


ということで、本日もサントリーホールのブルーローズ(要は小ホール)でのパシフィカQのマラソン・コンサートに行ってきました。なお、4で、2、7、14番、5で4、10、15番が取り上げられました

さて、昨日は大フーガに若干息切れ?という感じを受けたのですが、本日は最後まで息切れせずにとってもよござんした。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の中では個人的に最も好きな14番は、各楽章の対比もよろしく、エマーソンを超えるとまでは言いませんが、実演としてはそれに匹敵する出来で──第6楽章から第7楽章への移行だけでなく同楽章内での緩急の付け具合が非常に素晴らしい──私にはとても気に入りました(それにしても14番はハチャメチャな曲だとあらためて実感)。そして、7番、10番(ハープ)の丁々発止の掛け合い、中でも10番が極めて面白かった(7番を聴いてシベリウスのSQを、10番を聴いてショスタコーヴィチのSQ8番の演奏を聴きたくなりましたよ)。そして15番ですが、第3楽章のしみじみとした演奏も良かったのですが、最終楽章が本領発揮という感じで、テーマが加速して提示されるい部分にさしかかると、あーもう少しで終わってしまうんだなあ、残念だなあ、まだまだ聴き続けていたいなあという気分におそわれたのでした。

なお、15番の始まる前にセカンドVn奏者のコメントがありましたが(詳細はサントリーホールのHPにでもいずれ出るでしょう)、まあ、確かに3日間で全曲というのは一生の間にそうは無い機会でしょうなあ。


これから来週土曜日の予習のためブルックナーの8番を聴こうかと思うSt. Ivesでした。

2011.06.11 Sat » パシフィカ123

どうも、ということで、サントリーホールでのパシフィカSQによるベートーヴェン・マラソン全5回のうち3回まで聴き終えたSt. Ivesです。

この団体、生で聴くのは初めてだけど、幅広いダイナミックレンジと快速テンポ、旋律線のおしまいを短く切って演奏するのでアグレッシブに聞こえます。それにカーターのCDで感じたけど、それぞれの楽器が良く浮かび上がって立体的に聞こえる(とはいえ第一ヴァイオリン主導型のように見聞きもできる)。

そして、やはりきついんだろうなあ、12番、1番、9番やって2時間しか休憩せずに5番、8番、そして13番、というより大フーガの演奏をするのは。他の番号の演奏からするともっと攻め込んだ感じで、ハーゲンやアルテミス以上にハイテンションになるかもと思っていたのですが、それでも面白うございました(ブーを飛ばす声あり。はて、どこがブーを飛ばすような演奏だったのだろうか?)。

さて、本日の白眉はちなみにラズモフスキーの9番、特に最終楽章でありました。9番に限らず、初期と中期の作品が非常に良く、今まさに生まれた作品かのように面白く聴ける(メンデルスゾーンのSQのライブの評判が高かったわけだ)。一方、12番、16番はちと団体の持ち味と違う傾向の作品のような感じ。13番は合っていたと思うけど、お疲れモードという感じでありました。ということで明日の14番が一番の楽しみです。この作品、一番好きな演奏はエマーソンSQなのだが、それを超えるような演奏になればいいなあ。

なお、サントリーの小ホールでの演奏で、1,2、は6列目、3は11列目で聴いたけど、彼らの音量はかなりでかいので、小ホールだと8列目より後ろの方が聴き易いかも。


非常に疲れたので、本日はルトフワフスキーとシマフスキーという魅惑のプログラムだったのに東響のコンサート@大ホールはパスしたSt. Ivesでした(パシフィカが終了したらあと10分で開演というタイミングで、これは確実に寝てしまうと思ったのでした)。

2011.06.02 Thu » ロ短調ソナタ

どうも、寒さに震えているSt. Ivesです。

リスト生誕200年なのでロ短調ソナタも色々と新録音が出ている中、タワーレコードのヴィンテージ・コレクションでバレンボイムの弾いたものが売り出されていたので、そういや聞いていなかったなあ、3枚2500円だからまあ買ってみるかと持ちかえって聞いてみましたが、うーむ、指がまわっとらんぞ。アルゲリッチですら弾きそこなっている部分があるのにDGからレコードとして売り出されているので、当時はこんなもんでしょうとはいえ、それにしても回っておらん。それに詰らん...。西東詩集の作者なら「霊感が感じられない」というかも(そもそも作風が好みじゃないから聴かないか)。

そのあと、来日しなかったBuniatishviliの演奏を聞いてみた(SONY)。爆演系というより爆竹の暴発系であった。アルゲリッチの演奏を彷彿とさせるところもあるけれど、あの演奏以上に恣意的に好きなように弾いています感ありあり。面白いことは面白いのだがあ、あざとさが見え過ぎてしまう感じ。


今年はあとどれほどロ短調ソナタの録音がでるのかねえと思うSt. Ivesでした。エマールが今年向こうでも日本でも演奏するから録音を出さないかねえ、でもベルクのソナタとの組み合わせだから、グリモーとかぶるよなあ。
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St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

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