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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2016.02.25 Thu » 名盤大全とレコ芸3月号

どうも、WINDOWS7から10にしたら、iTunesをはじめオーディオ・ヴィジュアル系ソフトがまったく使い物にならず唖然としたSt. Ivesです。ブルーレイ再生用に導入したサイバーリンクのPOWER DVD15が無音声で倍速再生されて、戦前の映像を見ている感じになったのには怒りを通り越して笑ってしまいましたけど。即行で7に戻し従前のソフトすべてが問題なく再生されて一安心。

 ということで、名盤大全(下巻)とレコ3月号を購入。前者は「名曲名盤500」で採用されていない作品がどう扱われているか、それぞれの選者が選ぶ曲と演奏とお勧め度合いが食指をそそるものかという点で読んでみまして、名曲名盤で落選のショスタコーヴィチの4番、 3人の選者で4種類、その内の2つは最近出た日本のオケをインバルと井上が振った演奏ということでびっくりぽん。

 ピアノ2台版を含め手元に40種類程あるのですが、これら2種類(およびゲルギエフのフィリップス盤とヤンソンス盤<EMI>)が選ばれた理由は文面からはわかりませんが、いずれも良い演奏であります。インバル指揮都響の演奏は、実演よりも良いできになっています(ライブを修正したと思われます)。また、井上指揮大阪po.の演奏は、昔、実演を大阪まで両者の組み合わせで聴きに行ってオケが崩壊気味であったことからすると隔世の感がありました(CDとなった演奏は聴きに行けず)。

 ちなみに私の愛聴盤は、録音が変だけれどもロジェストヴェンスキー指揮ソヴィエト文化省o.で、名盤は正直難しいのですが、ゲルギエフ指揮のフィリップス盤(第1楽章で突如大幅なテンポダウンするのだけは、実演で聞いても疑問は解消されませんが)か、ラトル指揮CBSOでしょうか。より機能度と迫力の増したラトル指揮BPOのライブはディスクで出ないのでしょうかね(海賊盤はあるのですけど...)。
 
 読んでて、聞いてみようかなと思ったディスクはないんだなあ、というのも好みが似通っている評論家が挙げているディスクはほぼすべて聞いているんでねえ、そういえば、我が家にあった「20世紀音楽なんか怖くない!」は、最後の3年間はハンブルクに通いつめてコンプリートしたはずなのになぜか歯抜け状態になっているので、ディスクを再発売して欲しいものだ。

 さて、レコ芸。私の期待の一押しかつ実演を聞きたいギリシャ人が表紙、その下にピエールの追悼特集の囲み。時代が移っていることを如実に感じます。そして、ギリシャ人のインタビューがぶっ飛んでおり、読み応えがありました。ベートーヴェンの録音は大期待ですが、やはり「トリスタン」を、歌手の人選で難航しそうだけれど、ぜひ録音を聞きたい、いや実演に触れたい。
 
 ピエールの追悼記事を読んで、あらためて合掌。何回か聞けた実演で記憶に残っているのは、楽譜を何十ページも飛ばして指揮していたヴィーンでの自作の「レポン」、ブーレーズは生きていると思ったロンドン(LSO)でのストラヴィンスキーの「春の祭典」、そしてハルサイ以上にこんなに熱い指揮もするのかと思ったベルリン(国立歌劇場O.)でのマーラーの6番でしょうかね。

 ヒナステラのオペラ「ボマルゾ」抜粋@カプリッチョを聞きながらのSt. Ivesでした。全曲盤は音が悪いし、歌詞カードはないし、CD-Rだしということで、どこか記念年に映像を出してくれないかねえ。とはいえ、アルゼンチンの経済状況ではコロン歌劇場には期待薄だしなあ。
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2016.02.12 Fri » カティア・ブニアティシヴィリ リサイタル2016@浜離宮

どうも、パーヴォの振ったブルックナーの感想を書きそびれていtSt. Ivesです。明日、ブラームスのコンチェルトに行きたいけど行けるかなあ。

それはさておき、12日の標記リサイタルの感想をば。

曲目
ムソルグスキー:展覧会の絵
リスト:三つの演奏会練習曲より「軽やかさ」 
    超絶技巧練習曲第5番「鬼火」 
    ラ・カンパネラ
    半音階的大ギャロップ
リスト/ホロヴィッツ編曲:ハンガリアンラプソディー第2番
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカより3つの楽章

(アンコール)
ドビュッシー:月の光
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番第3楽章
ヘンデル:メヌエット

最近発売されたばかりの彼女のCD「カレイドスコープ」の宣伝も兼ねたような?リサイタルでした。CDで聴く演奏どおりというか実演とCDと変わりませんでしたけど、実演の方が「展覧会の絵」の静謐さ、緊張感は高いものがありました(当たり前か)。指が回るので早いところは軽く進むのですが、「展覧会の絵」はゆっくりの曲の方が聞いていて面白いし、プロムナードも沈鬱な感じで、そりゃ考えてみれば友人の死後の回顧展ですからねえ、晴れやかな場ではないことを忘れていましたよ。

リストはよく知らんのですが、ここでも指と腕が動く動く、打ち込み系という感じ。そのホロヴィッツ編曲のハンガリアンラプソディからちょっと立ってすぐに弾き始めた「ペトルーシュカ」。レコ芸で連載しているドイツ人のおじさんがリストのソナタの演奏に対して「崩し過ぎ」と怒っていたと記憶していますが、ペトルーシュカにも同様に感じた彼女のある種の崩し方というか自由奔放さというか、そこまでピアノの鍵をおしていないようなタッチと解釈は固まっていることを確認。CDで聞くと、気になるところやあれれと思うところもあるのですけれど(ポリーニが基準)、実演では、目にもとまらない連打で縦横無尽に弾きまくり、音の大洪水(大饗宴?)の中では気にならず。いやはや凄かった。

その後、クールダウンの曲でも弾くのかなとおもっていたらドビュッシー、さらに登場、腕まくりするような格好でピアノに座るとはいえ、もう1曲バッハあたりでも弾くかなと思ったら、腕まくりの意味もわかるプロコフィエフの7番ソナタの3楽章を猛烈な勢いで弾き切ってびっくり。若いとはいえ疲れ知らずですな。

次回はプロコの8番を弾いて欲しいSt. Ivesでした。実演では聞いたことが無いんだよなあ。


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St.Ives

AUTHOR : St.Ives

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