4文字33行

近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

2016.02 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 » 2016.04

--.--.-- -- » スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2016.03.29 Tue » マーラーを語る 名指揮者29人へのインタビュー

どうも、ヘンツェのヴァイオリン協奏曲第3番を聞き始めたSt. Ivesです。マンのファウスト博士から「ファウスト交響曲」のように3人選んでいる作品ですけど、3番目(第3楽章)の人選だけがいまひとつわかりません。ヘンツェ自身の「第9」とほぼ作曲時期がおなじなのですけど、さすがに自作に対して「あってはならない」とか思ったりはしなかったでしょう。そういえば、ロスのブログに「レーバーキューン・レキシコン」がありましたが、見落としたのかマンツォーニ作品がなく、また日本語の文献もありませんでした。

さて、たぶんレーバーキューンも影響を受けたか、少なくとも1906年にサロメ初演の際に見かけたと思われるマーラーについての表題の本(翻訳)が出ましたが、すこぶる面白かったです。UEのサイトで動画を公開していましたが、さすがに聴いてもわからんなあと思っていたので、翻訳はありがたい(ちと高いけれど)。指揮者の見方が大きく異なるし、インタビューの分量が語り口とつりあっているようだし、バーンスタインと同世代か少し後の世代は、巨星相手にどうするかで困っているところもかいま見えたし(演奏そのものようなギーレンの直裁な発言には微笑んでしまいましたけど)、彼らの録音を思い起こしながら読むとふむふむという感じ(もっとも、マ-ラーの録音を聴いたことがない指揮者もいますけど)。

インタビュアーの質問にならうと、私の場合はこんな感じですかね。
Q 初めて聴いたマーラーを覚えていますか。
A ええ、13歳の7月の最後の土曜日の昼、バーンスタインがロンドン交響楽団を指揮した8番のレコードです。衝撃、あるいは天啓を受けたかのように感じました。それ以来憑かれたように聴き続けました。

Q バーンスタインの演奏は仰々し過ぎると批判されますが、いかがですか。
A 私は大好きですし、あのアプローチは絶対ありだと思っています。ただし、新録音のVPOとの5番だけは受け入れがたいです。昔、バナナの腐ったような演奏と評した知り合いがいましたが、まったく同感です。

Q マーラーにどんなことを聞きたかったですか。
A お話より、演奏を。できれば「トリスタンとイゾルデ」をお願いすると思います。


次は第九でも聴こうかと思うSt. Ivesでした。

スポンサーサイト

2016.03.23 Wed » 名曲名盤500

どうも、「バイエルの謎」を読み終えたSt. Ivesです。ちょうど文庫になっていますが、単行本を買っていたのを思い出して読みました。色つきバイエル懐かしいなあ、でも退屈だったよなあ、とピアノを習い始めた頃のことを思い出しました。原点版の楽譜が出版されるそうで、買ってみようかなと思案中。

ということで、そのバイエル原点版の宣伝が掲載されていたレコ芸4月号、500選が終了。いつもながら、なぜこの曲が選ばれ、なぜこの曲が落ちたんだ?の連続でしたね。シュトラウスのオペラがサロメとバラだけなのに、チャイコの交響曲が番号付き全6曲が入るのはなぜか?とか、3大オペラ以降のストラヴィンスキーは存在しないのか?とか、ツェムリンスキーはどこに行ったのか?とか、「ジークフリート牧歌」を落とすべきではないか?とか(これは私が大嫌いだから)。

選盤で一番驚いたのは「バラ」だったなあ、カルロスがこんなに低いのか、さらにヴィーンとの新盤は選外だ!と。さらに、ティーレマン!少しでも新しい演奏を入れようという意思はわかるけど、うーん、どうでしょう。実演は、鈍重で変なタメだらけの四股踏んじゃった的演奏で、とても聴けたものではなかった記憶があるんですが、ディスクは違うのかしらん。

それと、先日ライブで聴いた「カレイドスコープ」にも収録されている「ペトルーシュカより三つの楽章」というよりルービンシュタイン編のルービンシュタインのカーネギーホールライブ、これは聴き物ですよ、指が回っていないところもあるのにそれがかえって面白い。1票だけというのはちょっとさびしい感じ。

もっとも、講評コメントは面白いものが多かった、中でもチャイコフスキーの6番と最後の名曲集はそうだよなあと思うのであった。

編集部の無難路線というか、初めて500(300)選がレコ芸で始められた頃から不明な選択基準の中で、選者がどう新しくしていくかという試みが垣間見られた500選であった。また、数年後に同じことをするんだろうなあ。


リヒテルのステレオ録音入りのカーネギーホールのCDセットを買うか迷っているSt. Ivesでした。1枚あたりは安くても絶対額としては高いよなあ。

2016.03.07 Mon » アーノンクール死去

どうも、最後の録音を聞きながらのSt. Ivesです。

引退発表で、そう程遠くない未来にその時が来るだろう、とは思ってもいましたが。
それにしても、手兵による最後の録音が、暗く重い1楽章から、輝かしい4楽章に至るベートーヴェンの5番というのは、彼の音楽人生を回顧させるような、最後にふさわしい感じもします。

感謝をこめて故人のご冥福を祈ります。

St. Ives拝

09profile.gif

St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

09category.gif
09entries.gif
09comments.gif
09trackbacks.gif
09archives.gif
09link.gif
09others.gif

FC2Ad

09search.gif
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。