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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。
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1.A.リットンのアイヴス交響曲全集は、多分新校訂版で間違いないと思うけど、例えば2番については、NAXOS盤で聴かれる第2楽章の唐突な停止と一部の繰り返しは採用していないし、第5楽章のカンタービレはしっかりテンポダウンしております。

ただ、2番に限りませんが、ダラスのオケの木管が弱すぎて分厚い弦や金管にマスクされてしまい、4番はコラージュや異なる旋律がてんでになる様を楽しめないし(さらに妙に整理されているのと、あまり引用が目立たない)、2番の5楽章コーダ部分の木管・金管・弦が異なる旋律を奏して「競走」的に終止に至る過程がぜんぜん面白くない。終止の不協和音の鳴らし方にも異議があるけど、テンポ感とかその他は結構良い(さらにかなり楽譜に忠実に鳴らしている)だけに惜しいなあ。


2.16日横浜NHK公演。若杉指揮の武満の2曲はあっけなく終わって拍子抜け。同指揮の黛は、荘重な響きに「美しい国」を思ったのでした(ウソ)。一方、後半の外山指揮のハルサイは、うーむ、異なる拍子の旋律が躍動しつつぶつかり合う様にこの曲における美と喜びを求める私にはまったく楽しめない、音を置きにいった丁寧で四角四面なだけの演奏でありました(スコアを見ながら聞いて勉強するには良いかも)。


3.18日内田光子@サントリーによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番、31番、32番のリサイタル。ぎょっとするようなミスタッチも散見され、また若干思わせぶりな部分が目立ち、特に31番では一瞬「あれ?」と思うような即興的部分もあって、ロンドンでの方が完成度が高かったなあと思いつつ、絶妙な響きのコントロールを久々に堪能しました。ロンドンから送ってもらった今年4月の5月のウィグモア・ホールでのモーツァルトを聴くにつけ、黛を蹴って行くべきだったかなあとか思っています。


4.本日そのロンドンより、BBC3で放送したD.ロバートソン指揮BBCso.によるマイスタージンガー全曲の録音に(多分)成功した旨の連絡が来まして、一体どんな演奏なのか今から楽しみであります。もしかして、これも「トリスタン」(ラニクルズ)のようにCDになるのかなか?


では、また。


No.142 2006/09/19(Tue) 23:58
コンサート感想 | トラックバック:0 | コメント:3

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No.89 2006/09/24(Sun) 20:47[編集]

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No.90 2006/09/24(Sun) 20:54[編集]

St.Ives[URL]
(コメントをいただいた方へ)

BBCマガジン9月号が見当たらないのですが、先週末でしたね。まだ届いていないのでどんな演奏なのか分かりませんが、楽しみです。
No.91 2006/09/25(Mon) 22:49[編集]

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