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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。
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午前中は部屋の片付けや、J-COM(ケーブルTV会社)と契約をし、午後からオーチャードでのM.ボーダー指揮東フィルによるR.シュトラウスの「死と変容」、マーラーの5番を聴きに行く。前者は記憶になく、後者は、3楽章を除くと苦手な作品だが、ボーダーがどう聞かせるかを確認しようと出かける。


久しぶりのオーチャード1階後方、若干雨宿り気味の席のあまりの音響のひどさに、分かっていたとはいえ、辟易する。「死と変容」が鳴り始めると、一瞬「モノラル録音?」と思うほど音に広がりがなく、かつ非常に遠い。妙にティンパニだけが聞こえてくる。音は団子状態で寝ぼけていて、マーラーを聞かずに帰ろうかと思うが、ともかく耐える。しかし、「死と変容」は実に詰まらん作品だった。「ドン・ファン」の後の作品とは思えんぞ。


続くマーラー、若干アンプが温まった感じで音に少しは広がりが感じられるが、今をさること17年程前のバーンスタイン指揮ロンドン交響楽団によるベートーヴェンの7番のコンサート同様に、やたらめったら金管とティンパニ、大太鼓ばかり耳につき、弦が何をやっているんだか状態の音には変わり無く、演奏を楽しむどころではない。席が端だったらさっさと立ち上がって帰るところであるが、じっと耐える。しかし17年経っても全く改善されていないとは...。


ただし、ボーダーの解釈はホールの音響の悪さを割り引いても、悪い方向での予想通り。部分部分では色々面白いことを仕掛けているように聞こえるし、ベルアップやらせたり、5楽章のフーガを明瞭に聞かせようするなど細かい指示をしていたようだが、全体的には叙情的というか微温的で、まとまりが悪く、締りなくダラダラと音がたれ流れている感じ。



帰りに渋谷タワーに寄りタワー限定のベリオ作品集(RCA原盤)を買い、その後新宿のヨドバシでデジタルTV用にHD・DVDレコーダーを購入。これでようやくパソコンではなくテレビ画面でDVDが見られる。

No.199 2007/03/18(Sun) 22:23
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