どうも、シュレーカー自身の指揮による組曲「王女の誕生日」(SYMPOSIUM1271-1273)を聞きながらのSt.Ivesです。
というわけで下野指揮読売日響のコンサートに出かけましたので、例のごとく簡単に感想を。
10月22日(月) サントリー・ホール
下野指揮 読売日本交響楽団
ヒンデミット:歌劇「ヌシュ・ヌシ」から舞曲
ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
シュレーカー:組曲「王女の誕生日」
細川:ダンス・イマジネール
変わったプログラムというか、シュレーカーの後に細川とは、極彩色の絵から墨絵とは大胆なと思っていたら、細川はカラフルではないが2群のバンダに、大太鼓と金管をバリバリ使った極めてエネルギッシュな曲でした、てっきりモネ劇場で見たようなオペラのようにモノクロでゆったりとした時が流れる作品を想像していたので、意想外で驚きました。ただ、クセナキスの「エオンタ」を思わせる、蓋のないグランド・ピアノの中に向かってトロンボーンが吹かれるところは、どれほどの音響的な効果があったのか私には知覚不能でした。ともかく、指揮者とオーケストラはお疲れ様でした。個人的にはとても楽しめました。
その前のシュレーカーは、個人的にはもうちと色気めいた感じが欲しいなあというところでして、これは正直あまり面白くない演奏でした。ギターやリュートがそれぞれ4台に、ハープ2台、チェレスタまである巨大編成の音響自体は楽しめたのですが。また、ヒンデミットの「ヌシュ・ヌシ」はもうちと弾けてもよかったような。
さて「画家マチス」、以前にも書いたように「ウェーバー」ともども好き好んで聴く曲ではないので、普段は全くといって良いほど聞かない。しかし、演奏はとても楽しめました。シュレーカーよりヒンデミットや細川の方が、オケの音色も含めてあっている気がします。
次回同じようなプログラムを組まれるならば、ヒンデミットならば「今日のニュース」組曲、シュレーカーの「あるドラマへの前奏曲」(「烙印を押された人々」の前奏曲の拡大版の方)を希望するSt.Ivesでした。組み合わせるヒンデミットの交響曲は爆睡間違いなしの「世界の調和」以外ならピッツバーグであろうとホ調であろうと何でも良いです。
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