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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。
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どうも、牡蠣を食べてご機嫌のSt.Ivesです。


さて、本日はアファナシエフのオール・シューマン・リサイタル@タケメモに出かけました。曲目は

子供の情景
幻想小曲集op.111(有名なop.12ではなかった)
交響的練習曲

この3曲だけですが、アファナシエフ節たっぷりで十分でありました。

迷宮のようなトロイメライなど子供の情景も「素敵」ではありましたが、交響的練習曲が他では聴けない演奏でありました。例のごとくテンポを非常に遅くとりつつ、強烈な左手と微妙な溜めをはじめとした独特なバランス感、そして音が濁り汚れても構わないといったタッチとペダリングによって、とりわけ輝かしい最終曲に顕著に現れたと思われる、矢折れ刀付き倒れた英雄への挽歌のような、ある種の無残さと悲劇的な様相をこの変奏曲に与えておりました。

一方、作品111にについては、その異常性をあまねく照らし出した演奏でして、晩年のシューマン作品の愛好家として、何もそこまで示さなくともという気もしております、聴いている身の方がその痛々しさに耐えられなくなってきます。


とはいえ、NHKが収録しており来年3月ごろ放映予定らしく、CDも来年には出るとのことなので、今から再会を期待しているSt.Ivesでした。



No.272 2007/12/08(Sat) 01:38
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