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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。
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どうも、NHKで放映され、ビデオに撮っておいたストリング・カルテット・アルコのDifferent Trainsを観終わったSt.Ivesです。中々映像が音楽に合っていました。


本日は、午前中にユナイテッド・シネマ豊島園に「相棒」映画版を見に行きました。ほぼ満席でした。平均視聴率15.9%だけはあります。私もシーズン1からのファンです。もっともロンドンにいた間は見れず、最近BSでのシーズン3をはじめとした再放送を見まくり、深夜放映の「裏相棒」もすべてビデオ収録しました。シリーズを通してみて、やはり目標は小野田官房長だなと思ったのはウソです。3月に終了したシーズン6は、以前よりも重いテーマの回が多かったのですが、シーズン5と6の間に撮られたこの映画を見て、そういうことかと思いました。お薦めです。



その後、毎年この時期に半蔵門線水天宮駅(箱崎)にあるロイヤル・パーク・ホテルで開催される「国際コイン・コンヴェンション」に行きました。このコンヴェンションは日本各地のコイン商や、各国の造幣局が参加してコインの展示や販売を行うものでして、一応お目当てのコイン、ドイツ連銀創設50年、スイス国立銀行創設100年を買えて満足です。ところで、このスイスの中央銀行のコインのデザインにはオネゲルが使われていまして、スイスのお札にも登場しているところからすると、デザインを決定する部署(のお偉いさん)にファンでもいるのでしょうかねえ。なお、コンヴェンションで配布されていた日本の国立印刷局の持つ「お札と切手の博物館」作成の「音楽家たちのお札と切手」でもオネゲルの肖像画が使われている20フラン札が紹介されており、「代表作『パシフィック231』のモチーフである蒸気機関車(車輪)が書かれています」と書かれていました。あれが代表作とされて、本人は不本意ではなかろうか?

さらにコンヴェンションでは、「和同開珎はどのように流通していたのか」という講演があり、これがすこぶる良かった(大阪市立大学の栄原先生が講師)。90分の講演時間ではもの足りないくらい面白く、例えば写経所が時の政府に必要な予算や物品(筆や紙など)をしたら、綿が大量に送られてきて、それを売って必要経費を稼いだというのには笑ってしまいましたし、膨大な正倉院文書の復元とそれによって、畿内での大量の銭の動き、日本の貨幣経済の黎明期の状況が垣間見れたのでした。

それにしても、「正倉院文書」という形で偶然残った8世紀の奈良時代の官庁の会計台帳や予算・決算書等のおかげで当時の状況が分かるということに、直前に見た映画の内容や、今の職場での仕事と照らし合わせてみて、少々複雑な思いもしたのでした。



明日は、「マクベス夫人」@荒川の後にツェンダー版「冬の旅」@有楽町の予定のSt.Ivesでした。
No.326 2008/05/03(Sat) 20:38
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