どうも、コルボ指揮ローザンヌ声楽アンサンブル他によるシューベルトのミサ曲第6番D950の演奏中、並びの席でしゃべくりまくり、挙句の果てにむずかる子供にうんざりとしたSt.Ivesです。心のそこから"Dona nobis pacem"と思いました(でも旋律はシューベルトではなく、モーツァルトのハ短調ミサ<レヴィン版>。覚えやすいというか耳につくんですよ、あれのドナドナは)。
さて、本年の「熱狂の日」も本日が最終日。私はチケットがとれた3つの演目に行ってきました。会場はいずれもホールC(マイアーホーファー)です。このホールを訪れるのは、オープンの頃以来で、相変わらず残響0、聴衆の動線に改良なしというとんでもない自称「コンサート・ホール」のままだったことに唖然としました(ホールの音響くらい改善されていると思ったのですけどねえ)。
1.午前11時開演 542 シューベルト:ミサ曲第6番 変ホ長調D950
コルボ指揮ローザンヌ声楽アンサンブル、オーケストラがポーランドのシンフォニア・ヴァルソヴィア(ペンデレツキが音楽監督を務めているそうで)、独唱に谷村由美子、ジャッキー・カアン、クリストフ・愛費ホルン、マティアス・ロイサー、クリスティアン・イムラーを迎えて。上記の通り落ち着いて聴いてられませんでしたが、いききとした演奏。もっともホールの特性かもしれませんが、合唱の精緻度や透明度では、一昨日のミサ曲第5番を演奏した団体の方が勝っていました。知名度だけでは図れません。もっとも、独唱では、出番が少ないのですけど、谷村の(若い頃の)シェーファーを思わせる透き通った声が良かったです。今後チェックしておきましょう。
2.午後1時開演 543 シューベルト:ミサ曲第4番 ハ長調 D452
ベートーヴェン:合唱幻想曲 ハ長調 op.80
ロルフ・ベック指揮 オーケストラ・アンサンブル金沢 シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭合唱団、ウルリーケ・バイヤー(ピアノ)、カタリーナ・ライエ、ヴィープケ・レームクール、シュテファン・ツェルク、有馬牧太郎
4番はライブで聴くのは初めて。ベートーヴェンの(ヘンテコな)作品を聴くと余計に若書きだったなあという印象であります。指揮者が飛びまくって最後を盛り上げてくれました。
3.午後4時半開演 545 シューベルト:劇付随音楽「キプロスの女王ロザムンデ」D797
ペーテル・チャバ指揮 フランス国立ロワール管弦楽団 林美智子、晋友会合唱団
アバド指揮のCDを購入して、ほんの数分しかオッターが歌っていないのに驚愕したのは何時のことだったか。林はルードヴィヒのようなほの暗い声で歌っていまして感心しました。オクタヴィアンには、容姿はいいんだけど、声質は向いていないと思ったのですが、「大地の歌」は是非聴いてみたいです。さて、演奏ですが、大規模なオーケストラをゆったりとしたテンポで鳴らしていくというもので、オケのちょとくすんだというか鄙びた感じの音色ともども、懐かしさをもって聴いていました。合唱団は声質がブレンドされておらず、いま一つでありました。
とにもかくにも「熱狂の日」を楽しんだSt.Ivesでした。来年はどんなテーマだろうか?
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