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どうも、通勤電車の中で「消え去ったアルベルチーヌ」を読み終えたSt.Ivesです。幾らなんでも早すぎるとお思いのあなた、いや、フランス語は読めないのに何故か「失われた時を求めて」が好きなあなた、読んだら驚くと思いますよ。ということで、明日にでも海水浴からこの巻まで飛ばして読むべく集英社版を買いに行こうかと思っています。読んでいる最中は記憶を蘇らせるべくマドレーヌを食べたくなりましたよ。
それはともかく、東京ウィメンズ・プラザ@青山で行われたアンサンブル・モデルンのメンバーによるシュトックハウゼン追悼コンサートについて。 開始前や休憩時間、はしゃぎ続ける近隣のシュトックハウゼン・オタク夫婦の会話にうんざりし(全部の楽譜持って来るなあ!客席では暗くて見えないのは当たり前だろ!)、後ろの方で、のべつまくなく建築家の磯崎新に話しかけ、磯崎がブーレーズの「レポン」東京公演の話をしたら、秋吉台にそれに適した建物がありますよ、って本人が設計したのを知らんのか!と思わせた「構造と力」の作者@京都造形芸術大学のおしゃべりにうんざりしつつ(因みに磯崎は華麗にスルー)始まった公演は、結構面白かったので助かりました。 演目 ソロ(1966) 独奏旋律楽器とフィードバックのための クロイツシュピール(1951) オーボエ、バスクラリネット、ピアノ3打楽器奏者のための 小さなハルレキン(1975) クラリネットのための(日本初演) マントラ(1970)2台のピアノのための クロイツシュピールは私の好みで演奏にも満足したのですが、パフォーマンスを含めるとトリに置かれたマントラが白眉の演奏会でありました。いやあ、録音だけではあの「まじめなおかしさ」は分かりませんねえ。しつこい同一フレーズの繰り返しは、悪ガキ二人が意地を張り合っているというか勝負しているかのような感じですし、小型の打楽器類を打ち叩きながらあれだけのピアノを弾くのは、下手にシュトックハウゼンが楽譜でパフォーマンスを指定している作品よりも見ていて面白いです。そして何よりもあれだけの時間、パワフルに弾きまくるのに感嘆したのでありました。 タケメモのライヒのチケットは取りそこなったSt.Ivesでした。
[この記事へのコメント]
私もこのコンサートを聴いておりました.《マントラ》は、タッチの粗さでリング変調による和声的濃淡の変化が聞こえにくいかなと思いましたが、まぁ、ハードスケジュールの中上演機会の少ない作品を演奏してくれただけでも感謝です.
磯崎新氏、「「構造と力」の作者」のご両名が来場であったのは全く気付きませんでしたが(たぶん、私がお顔をよく存じ上げていないからでしょう…)、《レポン》を巡る遣り取りは奇妙ですね.そもそも秋吉台のコンサートホールは、《レポン》には向かない歪んだ空間なわけですが. http://www.ntticc.or.jp/pub/ic_mag/ic027/html/128.html No.242 2008/05/17(Sat) 19:15[編集]
そうも、M.F.さん今晩は
やはり、いらっしゃっていましたか。 かのホールはノーノのプロメテオを上演を目的として建てられたといわれていまして、落成後の夏にそこで「プロメテオ」他を聴いたのは今となっては懐かしい思い出であります。 実際、正方形からは程遠い複雑にいり組んだ形のため、全くレポン向きではないと思います。近くに新しく出来たのかな? それでは、また。 本日は鉄道模型で遊んでいたSt.Ivesでした。 No.245 2008/05/18(Sun) 21:10[編集] [コメントの投稿]
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