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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2009.04.12 Sun » 東京リング ヴァルキューレ

どうも、プリンタが壊れて困っているSt.Ivesです。修理にしろ買い替えにしろ帰国後です。

ということで、本日、新国立劇場での「ヴァルキューレ」に行ってきまして、とても感銘を受けました、歌手がなんにしても良い、とりわけヴォータン役のラジライネンは、ゼンパーでの同役を髣髴とさせる苦悩に満ちた神だけでなく、娘のとの別れに万感を思いを抱く父としてのヴォータンを聞かせてくれまして、周囲では涙ぐんでいる人も多々見られました。前に彼のヴォータンを見た時も思ったのですが、結婚して娘でももうけようかなとか思ってしまいましたねえ(すぐに思い直すけど)。

そして、ジークリンデ役のセラフィンとブリュンヒルデ役のネーメットは、後者は全く未知の歌手でしたけど、素晴らしくよく響き安定的な声でした。セラフィンは第1幕だけでなく、第2幕、第3幕の気分と精神の急激な変調の歌い分けが、後者は可憐な歌声で第3幕の長い対話を心にひたひたと迫るように歌っていまして、心に響くものがありました。

クルト・リドルの歌うフンデンィグについては言うことはありません、余裕ですな。

意外と言ってはいけませんけど、ツィトコーワの歌うフリッカが裏切られた女の悲憤という感じとても良く出ていて良かったです(衣装は古代ギリシャ風でない、現代服の方が良かったと思われたのですがねえ)。

ヴォトリッヒ歌うジークムントについては、声の通りが今一悪かったのが残念ですけど、重くて悲壮感溢れるジークムントの歌には満足しました。

指揮のエッティンガー、オーケストラともに明らかに「ライン」よりも良かったです。楽器がソロで静かに吹かれる部分が多いのですけど、ゾクゾクときましたし、大きなうねりや盛り上がりが最後まで感じられましたし、一方で精度も緊張感も高くて大満足でした。


ということで来シーズンの残り2作が楽しみなSt.Ivesでした。
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