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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2009.04.21 Tue » ブーレーズ指揮ベルリンシュターツカペレ

どうも、ということで、いきなりです。

2009年4月20日 フィルハーモニー 午後8時開演

ピエール・ブーレーズ指揮 ベルリン・シュターツカペレ
ダニエル・バレンボイム(Pf)

エリオット・カーター:ピアノとオーケストラのためんぼインターヴェンション(ドイツ初演)
グスタフ・マーラー:交響曲第6番 イ短調


マーラーが手に汗握る凄すぎる演奏であった。DGから売り出されているVPOとの気の抜けたシャンパンのような演奏からはまったく予想されない、1楽章が終わった後で自然と拍手が出てしまったのもやむを得ない、乗りに乗った熱気と推進力、不協和音に満ち満ちたパワフルな演奏であった。アクセントの強調、急激なクレッシェンドとディミヌエンドの多用に加えて、管楽器類の強烈で粗野な響きをそのまま弦楽器群に平気で叩きつけたり、第4楽章の速いテンポがさらに加速することで生み出される推進力と高揚感を強烈な木槌による音響で完全にさえぎったように、各楽器ごとの音響の塊を対等にぶつけ合わせるなど、調性感が薄まる、あるいは不協和音でホールが満たされる瞬間を数多
く作っていた。さらに、ベルリン・シュターツカペレの重く無骨な響きがそれを強調することで、空恐ろしさえ感じる音の万華鏡が作り出されていた。とても84歳の老人の作り出す音楽とは思えないし、ハルサイのイメージのあるいは、実演で聞いたばたばたした薄味の5番や7番(演奏はLSO)から想像していた演奏のイメージからは大きく異なった実に凄い演奏であった。

終演後は猛烈な拍手とブラヴォーの嵐で、ブーレーズは何度となくステージに呼び戻されていた(しつこくブーを飛ばす人もいたが、それもかき消されていた)。


そういえば、前半のカーターはどんな曲だったか?ピアノ・ソナタっぽいフレーズも聞かれたような、後年の諸作品っぽい響きも感じられたような...。


明日はエッセンでクリスティーネ・シェーファーによるパーセルとクラムの歌曲の夕べに出かけるSt.Ivesでした。
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