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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2009.04.23 Thu » 4月22日"Marie Victoire"@ベルリン・ドイツ・オペラ

どうも、ベルリンの技術博物館で01型の撮影に熱中していたSt.Ivesです。明日は、旧東独の秘密警察(シュタージ)の本部を見に出かける予定です。

では、早速、本日の簡単な感想をば。

2009年4月22日(水曜日)

ベルリン・ドイツ・オペラ
レスピーギ:オペラ"Marie Victoire"

指揮:ミハイル・ユロフスキー
演出:ヨハンネス・シャーフ

配役
Marie de Lanjallay(Marie Victoire): Takeasha Meshe Kizart
その夫Maurice : Markus Brueck
Mauriceの親友Cloriviere:German Villar
同Simon:Simon Pauly
Maurciceの忠実な従僕Kermarec:Joern Schuemann
Maurciceの園丁でサンキュロットの一員Cloteau: Stephen Bronk
サンキュロットのスパイのメイドLison:Martina Welschenbach
ほか多数

レスピーギのオペラはどんなものだろうかという興味で、話の筋もろくに知らずに出かけたら、フランス語の歌唱を、英語の筋書きを思い起こしながら、ドイツ語の字幕を読みつつ観るという苦労をしながらも、思いのほか面白いオペラでした。

筋は、フランス革命から執政時代にかけて、恐怖政治とフィガロの後日談を思わせる話も交えた複雑なもので、演出も含めて書くと夜が明けてしまうので、そのあたりはこことかここに譲るとして、4幕3時間以上かかるオペラでした(開始が午後7時半、途中2回の休憩を挟んで終演が午後11時半)。最初はちょっとかったるいなあと思っていたのですが、見る間に盛り上がっていき、第1幕は「ダントンの死」を、第2幕は「カルメル派修道女との対話」を思い起こさせ、第3幕、第4幕は「蝶々夫人」と「オランダ人」を思わせるような場面の連続で、豪華絢爛なオーケストラとあいまって、ずーっと盛り上がりが高原状態でした。逆にいうと、話の焦点や中心人物がどこにあるかいまいち定まらない。夫婦愛の話かとも最初は思ったのですが、そうとも言いがたく、オペラが終わった後、この夫婦の今後がちょっと気になりました(はたして「浄られた夜」のような終わり方だったのでしょうか)。第1幕に前史を加え、かつ第1幕を縮小し、第2幕の最後を少し改変してそこで終える方が、ドラマとしてはまとまったかと思うのですがねえ。

歌手は、タイトル・ロール役のKizartが圧倒的な歌唱と演技でありました。強靭で安定的で豊かな声で、かつ演技もできる(第3幕で子供を背負って退場する体力もある)ソプラノ歌手でした。特に第2幕最後の絶唱には驚きましたし、あの後に割り当てられている歌が、ちと弱いので、余計に第2幕で終了したらと思いました。

指揮は、もう大音響で鳴らすし、盛り上げるし、歌手は指揮者を見て歌っているしで、実はユロフスキーが最大の功労者なのではないでしょうかね。

明日からいよいよ、「若き詩人のためのレクイエム」の3日間が始まります。



DOBのCD売り場でディアナ・ダムロウが歌う「ミルテの花」のCDを見つけたので購入してしまったSt.Ivesでした。
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