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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2009.04.29 Wed » 4月27日イェヌーファ@バイエルン州立歌劇場

どうも、喉の痛みは治まったものの鼻風邪化して困っているSt.Ivesです。

では、極めて簡単にバイエルン州立歌劇場の公演です。


4月27日19時開演 バイエルン州立歌劇場

ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ」

指揮:キリル・ペトレンコ
演出:Barbara Frey

イェヌーファ:Eva Maria Westbroek
その母   :Deb orah Polaski
そ祖母   :Helega Dernesch
スティヴァ :Joseph Kaiser
Laca    :Stefan Margita
ほか

休憩中にロビーをぶらついていると、指揮者の尾高氏と思しき人物を見かけました。誰かの出演・演出交渉にでも来たのでしょうか、はたまた新国でも「イェヌーファ」を取り上げるのでしょうかね?

さて、ペトレンコの躍動感あふれる流麗な、しかし締まった音楽作りが非常にすばらしかったです。オーケストラの音も芳醇で、若干のこの作品には甘い音かなと思われる瞬間すらありましたが、マイケル・ナイマン風の音楽のひっかりもきちんと出ていた良い演奏でした。


しかし、印象的だったのは歌手。イェヌーファ役のWestbroek、母役のポラスキー、Laca役のMargita等が、余裕ある声で変化し続ける感情を、見事なまでに声であらわし、さらに表情・身振りといった演技も抜群に良かったです。これは良い舞台でした。なお、祖母役のDerneschは、見るからに高齢で足元がおぼつかず、カーテンコールの際はカーテンにつかまっていました。

さて、演出。風力発電の塔が遠くに幾つか見えることや、軍人たちの制服からして、現代のドイツとおぼしきどこかに設定されていました。村人達の多くが、灰色の醜いメイクを施していて、あたかもゾンビのようでした(嬰児殺しが発覚すると、イェヌーファをリンチしに石を持って集まってきます)。主要歌手たちも、上記3人については結婚式の場面で顔を白く塗り、強張った表情で、望まれぬ結婚であることを象徴していましたし、ラストにおいても、イェヌーファとLacaは、隣あってテラスに腰掛け、手こそ触れ合いますが、目線はお互いにあらぬ方向を見たまま幕となり、このカップルの先行きが明るいものではないことを暗示しているようでした。


ということで、これから大野の振る「ルル」@リヨン国立歌劇場を観に出かけます。

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