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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2009.05.05 Tue » 5月2日ロジェヴェン@ベルリン

どうも、5月2日にドレスデンまで出かけたSt.Ivesです。廃墟のフラウエン・キルヒがついに再建されただけでなく、その周辺も大きく変貌していて驚きました。こうなると、ドレスデンpo.の本拠地で、DDR様式の建物のため全く周囲にそぐわない「文化宮殿」が、旧市街再建上の問題となってくるでしょうねえ。

さて、5月2日のコンサートの模様について。

2009年5月2日(土) 20時開演
ベルリン・コンツェルト・ハウス

指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
演奏:ベルリン・コンツェルト・ハウス・オーケストラ

プロコフィエフ:交響曲第5番
チャイコフスキー:交響曲第5番

ベルリン・コンツェルト・ハウス・オーケストラは、一体ベルリンのどのオーケストラの末裔なのかさっぱり分かりませんが、相応に上手いオーケストラでした(音もどでかい)。そしてロジェヴェンの指揮振りを楽しみつつ演奏していることが見て取れました。

そのロジェヴェン、長めの指揮棒をくるくる回したり、細かくキューを出したり、左手はマージャン牌を摘むかのような指示をしょっちゅうだしたり、でも奇妙に優雅な指揮ぶりは相変わらずでした。

解釈ですが、プロコフィエフもチャイコフスキーもじっくりゆっくりと楷書で描くかのごときもので、普段セル(プロコフィエフ)とゲルギエフ(チャイコフスキー。ただしBPOとの海賊盤)の演奏で聞く身には、当初こそすこしじれったい感じがしました。しかし、例えばチャイコフスキーの5番第1楽章出だしのように、リズム感は明瞭なのに音楽が止るかと思われるような独特のテンポ設定や、主旋律と副旋律を同等に扱い、刻みを非常にはっきりと演奏させ、さらに盛り上げるところはテンポをスローダウンさせながら、巨大な音量で強調する(ティンパニーとグランカッサを轟かせていました)といった昨今ではあまり聞かれない大見得を切った独特の解釈はとても面白く、楽しめました。
満席の会場は終演後は興奮の坩堝と化して、スタンディング・オベイションで何度もロジェヴェンを呼び戻していました。

続いては4月28日、29日、30日のリヨンでのオペラとコンサートについてです。
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