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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2010.01.02 Sat » 衛星パンドラへようこそ

どうも、最初は、「2012」やら「コア」や「ノウイング」やら米国B級特撮映画紹介番組か?と思いつつBSデジタルのTBSの古代マヤ関連番組を見ていたSt. Ivesです。中ほどはかなりまっとうでしたけど、今となっては若干古いエリック・トンプソンのマヤ文明史観を基にしておりました。マヤの長期歴の5回目の終わりである2012年12月の21日か、22日か、23日に何がおきるか?については、マイケル・コウ著(増田義郎監修)の「マヤ文字解読」の最後の方にも現地のマヤの長老たちが述べている言葉が書かれていまして、

そして空は割れ、そして大地は持ち上がり
そしてそこに始まるは13人の神々の書。
そして起こるは地上の大洪水、そして立ち上がるは、偉大なイツァム・カブ・アイン(大地のワニ)。
言葉の終わり、カトゥン(約400年の期間を表すマヤ語)の閉幕。
それは洪水、それは終わりをもたらす、カトゥンの言葉に。

だそうです。マヤ文明の崩壊が2大都市国家を中心とした戦争と人口増大に伴う環境破壊(熱帯雨林の伐採)とする説があり、まあ、その点では現在の環境破壊が進行すれば、遠からずに当たる内容であります。


さて、そんな環境破壊の危機意識を15年以上前に持ったかはわかりませんが、そんな主張もストレートに出しているJ.キャメロン監督による「アバター」を見に行きました。最初は映画版「のだめ」(前編)でも見ようかと出かけたのですが、3Dは家では見えれないなと思ったのと、予告編での映像に惹かれて変更。

ストーリーはごくごく分かり易いというか、「ダンス・ウィズ・ウルヴス」と「ラスト・サムライ」、舞台を別の惑星にもっていった上で「エイリアン」をエイリアンの視点で描いて(シガニー・ウィーバーも出ている!)、「マトリックス」の要素を加味して、最後は(正しい)主人公が侵略者(海兵隊他)に勝つという大方の米国娯楽映画のお約束であります。しかし、上記B級映画(さらに「インディペンデンス・デイ」も加えないと)と一線を画すのは、映像のディティールの圧倒的な美しさと疾走感(滑空感)でありまして、約2時間半にわたって我を忘れて魅入ってしまいました。やはり映画館でみるならばこれくらいはしてくれないと、と思うのでした。しかし、パンドラのナヴィの世界では生きていけないですなあ、私は。きっと、行ってみたいなあと思いつつ、緑が失われた地球でヒナステラのオペラ「ボマルゾ」でも聞いて過ごしていますよ。


ヒナステラの最後の作品とされる「ポポル・ヴフ」(マヤの神話)のSACDが出るので楽しみなSt. Ivesでした(スラトキン盤ってあったんだとHMVの宣伝で初めて知った)。そうだ、あらためて、あけましておめでとうございます。

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