4文字33行

近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

2017.09 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 » 2017.11

--.--.-- -- » スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010.08.31 Tue » とりあえず読了

どうも、暑くてボーとしていて、ゴルトベルク変奏曲を聴いている内に寝てしまうSt. Ivesです。バッハの意図通り、ではないでしょうねえ。


さて、読了といっても、いまだソノラ砂漠に到達せず、違うところをフラフラしており、本日読了したのは、テリー・イーグルトンの「宗教とは何か」(大橋洋一+小林久美子訳、青土社)。

いくらなんでもこれは行き過ぎでしょうと思うところもある「神は妄想である」の著者ドーキンスを極北?とする科学合理主義万歳主義者をやり玉にあげて批判しつつ、一方でポストモダニストや既存宗教の原理主義者、さらにネオコンに「裏切り者」リベラリストもばっさばっさと切っていく、それもマルクスはどっこい生きていると「宗教」なるものについて書かれたこの書でも主張して驚かせてくれるマルクス主義批評家が(マルクスに対する批判も「宗教」に対する批判と同じ、不毛な知的基盤に基づくステレオ・タイプなものである点は変わりありませんと言いたい感じもする)。その上その文章は、「暴言」頻出の暴走気味で、まるで神がかって熱を帯びた教祖様の御説をうかがっているような、あるいはアジ演説を聴いているような、ホップ・ステップ・ジャンプが連続していくようなものでありました。主張ともども中々に愉快痛快であります。

とはいえ、私は特段何かの宗教を信じているわけではないんで、ホッップ・ステップ・ジャンプの文章に追い付けないまま、核心部分でいま一つもどかしいところはありまして、また、第4章「文化と野蛮」はちと難解というか、私の頭の中では「啓蒙の弁証法」とか「言葉と物」とかとごっちゃになってしまっていてもうこの章は直ちに読み直そうかと思っているところ。


でも、「宗教とは何か」で何かと引用されるヴィトゲンシュタインが登場するイーグルトンの小説「聖人と学者の国」(鈴木聡訳、平凡社)を久方ぶりに読みたくなったSt. Ivesでした。
スポンサーサイト

« | HOME |  »

comments
comment posting
管理者にだけ表示を許可する

trackback

http://stives.blog15.fc2.com/tb.php/559-618831df

09profile.gif

St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

09category.gif
09entries.gif
09comments.gif
09trackbacks.gif
09archives.gif
09link.gif
09others.gif

FC2Ad

09search.gif
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。