FC2ブログ

4文字33行

近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

2020.01 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 » 2020.03

2010.10.02 Sat » 新国立劇場新シーズン開始「アラベッラ」

どうも、リヒテルの弾く平均律クラヴィーア曲集(インスブルックライブ)を聴きながらのSt. Ivesです。

ということで、新国立劇場2010-2011シーズンの幕開けとなる「アラベッラ」(10月2日初日)を観に行きました。演出・美術・証明・衣裳、歌手、オーケストラそして指揮者ともに実に良い舞台でありました。

演出家のアルローはズデンカに焦点を当てるかのようなことをプログラムに書いていますし、実際演出的にもそう見えなくはないのですが、「アラベッラ」がメインだと感じる舞台でした。歌手はアラベッラ役のカウネ、マンドリカ役のマイヤー(新国でヴォツェックを歌っていたなあ)、ズデンカ役ラスムッセンがいずれも素晴らしい歌声と演技、特に第3幕はダレることなくコミカルになり過ぎず、素晴らしい場面の連続でしたけれど、それもこれも姉妹の父であるヴェルトナー伯爵役の妻屋が実に良かったからだと思いました。1幕の過剰とも言えるコミカルさが第3幕では見事に嘆きと威厳のある役に転換しておりました。決闘前後のシーン自体はコミカルですけど、ヴェルトナー伯爵自体がコミカルになってしまうと舞台としては台無しになってしまうなあと思っているので、見事でありました。

そしてシルマーの振る東京フィルハーモニーですが、かなり柔らかい音色、私の好みのシュトラウスサウンドっぽい感じが出ていまして、こちらも満足。

ということで、尾高体制はひとまず好スタートを切ったのではないでしょうか。


次回の新国は「フィガロの結婚」の予定のSt. Ivesでした。
スポンサーサイト



« | HOME |  »

comments
comment posting
管理者にだけ表示を許可する

trackback

http://stives.blog15.fc2.com/tb.php/575-acc23d47

09profile.gif

St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

09category.gif
09entries.gif
09comments.gif
09trackbacks.gif
09archives.gif
09link.gif
09others.gif

09search.gif