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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2011.05.19 Thu » インバル 都響 ブルックナー第2番

どうも、ようやく入手した新潮世界文学35収録のトーマス・マン「ファウスト博士」をこれから読もうかと思っているSt. Ivesです。中身の状態確認と適当に開いたら「あれは在ってはならないのだ」という全作品中で最も有名だと思われるアードリアーンのセリフのページだったのでギョッとしてしまいまして、気を取り直して、「そうだ、メールをチェックしよう」とENOからの案内を開けたら、あのテリー・ギリアム演出の「ファウストのごうばつ」だったので、これまたギョッとしました。はて、室内に黒いむく犬が見えたような、こうなったら部屋中の出入口に十字架を掲げておいて、人の思考と同じぐらいおまえは速いか質問するか、ヘレナを呼び出してもらうか、やっぱり「埋立地を信用するな、丘に家を建てろ」は真実の言葉だったよねとか会話してみるか、あっこれは三人組に殺された老夫婦のセリフだった。それにしても、ギリアム演出のこの舞台は見たい!短い宣伝ヴィデオだけでは欲求不満が溜まる!


本日5月18日はグスタフ・マーラーの命日、没後100年の日でありますが、上野は東京文化会館でのインバル指揮・都響によるブルックナー第2番を聴きに行きました。前半はプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番(Vnはマルキン)でしたが、好きな曲でもない上に、憂いによって盲目にされてしまったわけでないのですが、急に目の前が暗くなり、気がつくと拍手が起きていましたので割愛。

さて、ブルックナー。インバルは初稿だらけの全集でも第2番だけはノヴァークによる1877年版でした。まあ当時は1872年、1873年版の楽譜がまだ出ていなかったので仕方がなかったのですけど、今回も1877年版。

フランクフルト放送響と比較してみると、実測ベースではないのですが、どの楽章もテンポが速目に感じられまして、金管が大丈夫かなと思ったのですが、運命のモチーフが頻繁に登場する最終楽章までバテず、破綻せず、スパッと演奏してくれました、立派であります。インバルの指揮振りは、全体としては大昔のような緊張感あふれる弱音こそはありませんが、どこもかしこもリズミカルな中、テンポを揺らして、見得を切りつつ、壮麗に盛り上げていまして、聴いていてとても楽しい演奏(第1楽章の第2主題だっかた、いきなりテンポをガクンと落としてまた急速にテンポアップさせたのには驚いたなあ)。都響もインバルの見得切りに達者に応えていまして、好調であります。次回の演奏会も楽しみになりました。


「ファウスト博士」をやめて同時に入手したアナトール・フランスの「ペンギンの島」を読もうかと思うSt. Ivesでした。一体どんな話なのだろう、ペンギンが人になるらしいのだが?
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