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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2011.05.22 Sun » アンデルジェフスキ バッハ・リサイタル@所沢

どうも、昨日の新日po.のコンサートの感想を書いていないことに気がついたSt. Ivesです。マルティヌーの交響曲第3番はディスクと楽譜を手に入れようかと思わせる素晴らしい演奏でありました。一方、個人的には好きなチェリストであるタチアナ・ヴァシリエヴァが登場したのは幸いでしたが、うーむ、水と油とは言わないまでもソリスト陣はアルミンクとの個性とは違う人たちでありました。イチゴ大福はあまり好きではないのでねえ。


ということで、本日のリサイタル。

5月22日(日) 午後5時開演 所沢MUSE

イギリス組曲第5番
フランス組曲第5番
イギリス組曲第6番

(アンコール)
シューマン:「森の情景」から 「孤独な花」、「宿」、「別れ」

さて、アンデルジェフスキは10年以上前にフランス組曲第5番を録音していましてたが、当日のフランス組曲はその録音以上に自由闊達でニュアンスに富み、チャーミングで、聴いていると楽しい演奏でありました(弾いている本人も楽しそう)。これを聞くと、シューマンの「子供の情景」が聴きたいなあと思うのでした。時代を異にしながらも同じ精神で作曲されたかのような感じを受けるのですがねえ。ユーモアというかフモレスケとでもいうのでしょうかねえ。

そして、それを挟むイギリス組曲も、特に第6番はフランス組曲からの流れを受けてか、(普段聴いているヴェデルニコフのような)厳格・ストイックな演奏ではなく、よりも柔らかで流れるような、荘重な部分もあるが華麗に聴かせるピアニスティックなバッハでした。一方、第5番はペダルを少なめに荘厳でストイックな感じを6番よりも打ち出していました。そして、5番、6番ともに最終曲のフガートなめぐるましい指の動きで愉悦感たっぷりな演奏でした。両曲の最後をあれだけ弾ければ気持ちが良いでしょうなあ。

アンコールは、「子供の情景」ではないのですが、「森の情景」から3曲で、これは実に素晴らしい演奏、ほれぼれとするほど弱音のコントロールと間合いが良い。けれど録音では伝わらないような気がする演奏でありました。


残念だったのは、お客さんが少なかったことでして、最後の来日時のリヒテルin焼津を思わせる寂しさでありました。おかげで良い席で聴けたし、会場が静かだったのは良かったのですけれど、「もう所沢では弾かない」という話になるとなあ(我が家からは相応に近いし、チケット代は安いし、武蔵野のようにトリっぱぐれることはないから重宝しているのですけどねえ)。


これから本日届いたNEOSのドナウエッシンゲン音楽祭2009年を聞くか、アンゲリシュの弾くゴルトベルク変奏曲を聞くか思案中のSt. Ivesでした。

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