4文字33行

近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

2017.05 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 » 2017.07

--.--.-- -- » スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2006.01.01 Sun » 今年の人を聞く

新年明けましておめでとうございます。

寒いこともあり、昼過ぎから部屋で音楽三昧。題して「今年の人を聞く」。

・モーツァルト(1756-1791) 生誕250年

 交響曲第41番ハ長調k.551
 B.ハイティンク指揮 ドレスデン・シュターツカペレ
 2004年Proms Live(BBC Radio3より録音)

今年はこの人だらけなんでしょうかねえ。因みに、演奏はこの曲のベストの一つだと思うので、正規盤が出て欲しいです。




Schumann_Pollini

・シューマン(1810-1856) 没後150年
 
 ピアノ曲「暁の歌」op.133
 M.ポリーニ(pf)
 DG 471 370-2

モーツァルト生誕250年のお祭りによって非常に影が薄いシューマン没後150年。その作品の中で、影が薄い最晩年期の作品。初期にあったあり余る才気は感じられない、ある種抜け殻のような作品ですけど、味わいがあるので私は良く聴きます。ポリーニの背中越しに聴いているような録音も、作品的には吉(低音の強調度合いに少し驚く)。




Sinopoli

・シノーポリ(1946-2001) 生誕60年
 組曲「ルー・ザロメ」
 シノーポリ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
 ルチア・ポップ(s)、ホセ・カレーラス(t)
 DG 415 984-2

生きれていれば、まだ還暦という年でしたのに。ポップとカレーラスという豪華な独唱陣を擁したベルクのオペラ「ルル」を思わせる作品。まあ、解説によると主人公のルー・ザロメに振られてヴェデキントは「地霊」を書いたというのだから、むべなるかなでしょう。


・ブリテン(1913-1976) 没後30年
 ピアノ協奏曲op.13
L.o.アンスネス(pf)、P.ヤルヴィ指揮バーミンガム市立o.
 EMI 5 56760 2

上手くCDジャケットの画像がアップできません。久し振りにこの曲を聴いたのですが、やっぱりあまりおしろい曲ではありませんでした。弦楽四重奏曲第3番にすれば良かったか。

・エネスコ(1881-1955) 生誕125年
 伝説─ピアノとトランペットのための
L.o.アンスネス(pf)、H.ハー^デンベルガー(tp)
 EMI 5 56760 2

同じCDのカップリング。エネスコだったら歌劇「オイディプス王」を聴くべきでしょうけど、あれはちと長いのでこちらで代替。しかし、どんな曲だったか既にして忘れてしまった。




Bartok_Argerich

・バルトーク(1881-1945) 生誕125年
 ピアノ・ソナタ
 M.アルゲリッチ(pf)
 EMI TOCE-55102

生誕125年ということならば、この人を忘れてはならない。弦楽四重奏曲第3番、第4番とほぼ同時期の作品。ワイルドなだけではない演奏です。




Cerha

・ツェルハ(1926-) 生誕80年
 ヘルダーリンの断章に基づく8つの楽章
 アルディッティSQ、T.カクシュカ(va)、V.エルベン(vc)
 CPO 999 646-2

1999年8月のザルツブルク音楽祭の実演で聴きましたが、バルトークのあとに聴くと、その夜の音楽の雰囲気がよーく似ていることに今更ながら気付いたのでした。そう言えば、共演しているカクシュカは昨年亡くなりましたねえ、合掌。




Nippon

・外山(1931-) 生誕75年
 管弦楽のためのラプソディ
 沼尻指揮 東京都交響楽団
 NAXOS 8.555071J

没後10年の別の方の曲を探していた時に偶然発見。そうか75歳になるのか、ならば仕方ないと聴き始めたはいいものの、早く終わってくれと願ってしまったのでした(「聴き始めたら1曲を最後まで聴く」原則を堅持しているので)。




Reich_Different

・ライヒ(1936-) 生誕70年
 DIFFERENT TRAINS for string orchestra and pre-recorded performance tape
D.ロバートソン指揮 リヨン国立o.
naive MO 782167
始まって、何故かホッとしたのでした。
弦の音に厚みが増しつつ、機動性が保たれているので私は結構こちらの版も好きです。どこかで実演してくれないかなあ。
しかし、ライヒ(ライク)も70歳とは!と、あらためて驚くのでした。




Grisey

・グリゼイ(1946-1998) 生誕60年
 Quatre chants pour franchir seuil
C.Dubosc(s)、S.カンブルラン指揮 クラングフォーラム・ヴィーン
 KAIROS 0012252KAI

この人も生きていればまだ還暦だったのにねえ。この完成した最後の作品(作曲年1997-98)は、4つの死を巡る詩─1つは現代詩、残り三つは、古代ギリシャ、エジプトの「死者の書」、メソポタミアのギルガメシュ叙事詩の大洪水の部分から取られている─による作品で、最初の現代詩「天使の死」こそソプラノの意味不明な発声や絶叫調もあり、正月早々ちとまずかったかと周囲を気にしてしまいましたけど、後は静謐で聴いた感じはかなり薄い書法の作品。とても暗い暗い曲でありました。




Kraus

・クラウス(1756-92) 生誕250年
 交響曲ニ長調
 コンチェルト・ケルン
 CAPRICCIO 10 396

明るい曲で今日は終えようと選んだのがこれ。モーツァルトと同じ年に生まれ、没年は僅か1年違いのクラウス。この曲はハイドンのパリ・セットを思わせる作風です(因みに3楽章)。

という訳で、明日以降にも続きます。まだ没後10年のあの人も、生誕100年のあの人も、没後50年のあの人も、没後25年のあの人も、生誕120年のあの人も聴いていません。こんなことでは、どこぞやから70年ぶりに「音楽のかわりの荒唐無稽」とか批判されてしまいます。
スポンサーサイト

« | HOME |  »

comments
comment posting
管理者にだけ表示を許可する

trackback

http://stives.blog15.fc2.com/tb.php/65-08d214cb

09profile.gif

St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

09category.gif
09entries.gif
09comments.gif
09trackbacks.gif
09archives.gif
09link.gif
09others.gif

FC2Ad

09search.gif
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。