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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2012.09.17 Mon » シナイスキー指揮、東響 ショスタコーヴィチ 交響曲第4番@よこはま

どうも、ということで15日に続いての横浜での公演に行ってきたSt. Ivesです。

横浜まで出張った甲斐があったどころか、このような演奏を2度も聴けるとは幸せである。

演奏の精度からいえばサントリーの方が優っていたように思えたけれども、やはり素晴らしい演奏であった。演奏に瑕疵はつきものであるが、両日ともファゴットとトロンボーンは素晴らしく、他の木管・金管のソロも決めるべき時に決まっていたほか、ヴィオラがよく浮かび上がっていて、ウルトラ対位法とは言わないが、構成主義的なこの作品の特質が良く聴きとれた。またテンポや強弱の非常に細かい部分も丁寧にすくっていて、全体の構成・構造が良くわかる上に、第1楽章、第3楽章の音響の炸裂する部分がさらに浮かび上がっていた(それと弦や打楽器群をはじめとして、迫力は十二分にあった)。

さらにシナイスキーは、随所に聴かれる底意地の悪い悪意の塊のような音があちこちで煌めかせていたので、第3楽章の大テロルの部分がより効果的でありました・さらに、あの部分をあれほど遅く粘っこく演奏して、すべてを根こそぎ破壊していくような感を与える演奏は、ディスクを含めてあまり記憶にありません。素晴らしい。

なお、とってつけたようで申し訳ないが、ラーンキを独奏に向かえて行われたモーツァルトのピアノ協奏曲第27番も良かった。ラーンキのピアノの音は曇りや濁りが一切なく、全く作為が感じられない理想的なモーツァルトの演奏であった。アンコールに15日は、K.545の3楽章、本日はK.570の3楽章を弾いてくれた。王子ホールあたりでソナタ集を聴きたいものである。


これからメジューエワの弾くルリエでも聴こうかと思うSt. Ivesでした。帯に浅田彰と亀山郁夫が何か書いているぞ。
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