4文字33行

近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

2017.09 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 » 2017.11

--.--.-- -- » スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012.10.11 Thu » 岡田博美 デュカスのピアノ・ソナタを弾く

どうも、アンコールの最後の作曲家の紹介で最後の「お」が聞こえず、「何故ここで八代亜紀を弾くんだ?」と思ったSt. Ivesです(ロビーに出ると、私の他にもそう聞こえた人がかなりいたようでホッとした)。


10年にわたる「ふらんすplus」の最終回ということでか、大トリにふさわしい大曲をプログラムミングしてくれました。

10月11日 東京文化会館小ホール 午後7時開演

ピアノ:岡田博美

J.S.バッハ:フランス序曲 ロ短調 BWV831
ブーレーズ:ノタシオン
(休憩)
デュカス :ソナタ 変ホ短調

(アンコール)
ドビュッシー:夢想
フォーレ(岡田編曲):夢のあとに
矢代秋雄(岡田編曲):夢の舟

デュカスのピアノ・ソナタは偏愛曲なので、16種類程のディスクを手元に集めているが、実演で聴くのは初めて。もっとも、ディスクでもろくに弾けていないものも多々あり、かつアムランも実演では大ミスをしている(とはいえ、演奏としては素晴らしい!)ので、はたして弾き切れるのだろうか、安全運転の退屈な演奏になるのではないかと思っていたら、あにはからんや、驚異的に良い演奏であった。

岡田の演奏には、実演のアムランのような高揚感とダイナミックレンジの広さこそないものの、第1楽章の「テンペスト」を思わせるような茫洋としてほの暗い音の響き海の上をメランコリックな旋律が漂う様やく、第3楽章のチャレンジングなスピードでの目にもとまらない打鍵や、心臓破りの丘だらけのマラソンコースのような第4楽章の疾走感が素晴らしい。これまでの録音や楽譜を眺めて、「こりゃあ実演向けの作品ではないなあ」と思っていただけに、これほどの演奏を聴けたのは僥倖である。

なお、マイクを立てていたので、2楽章のいいところでのたわけ者の無遠慮な咳がカットされ、その他のちと怪しかったところ(3楽章の途中で左手落ちていなかったか?他)を修正して何時か手元に届く日が楽しみである。


これから、アファナシエフの弾くD.850を聴こうかと思うSt. Ivesでした。一番彼に合っていないような気がする作品なのだが、どうだろうか?
スポンサーサイト

« | HOME |  »

comments
comment posting
管理者にだけ表示を許可する

trackback

http://stives.blog15.fc2.com/tb.php/725-d2403569

09profile.gif

St.Ives

AUTHOR : St.Ives

No hay caminos, hay que caminar...

09category.gif
09entries.gif
09comments.gif
09trackbacks.gif
09archives.gif
09link.gif
09others.gif

FC2Ad

09search.gif
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。