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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2012.11.24 Sat » ル・プロジェ・エマール

どうも、クレメラータ・バルティカの「グールドへのオマージュ」を聴きながらのSt. Ivesです。

ということで、21日、23日の両日のリサイタルの簡単な感想をば。

21日 クルターク:遊び-ピアノのためのより7曲
   シューマン:色とりどりの小品op.99より9曲
   クルターク:スプリンターズ op.6/d
   ドビュッシー:前奏曲集第1巻(全12曲)
  (アンコール)
   カーター:Fratribute
   リゲティ:魔法使いの弟子
   ホリガー:エリス


23日 ドビュッシー:前奏曲集第2巻(全12曲)
   アイヴス:ピアノ・ソナタ第2番

ピアノ:ピエール・ロラン・エマール
トッパンホール

21日の感想はすでに、ClassicaのIIOさんが書いているが、まさに「色とりどり」の作品が寄せ集まっている感じ。ドビュッシーの場合は曲間もすべて考慮されていましたけど、リゲティの作品がドビュッシーを遠いご先祖様にしているんだなあとあらためて思ったのでした。


23日。本日は、NHKのTVが入っていました(放映日等は未定)。

ドビュッシー、素晴らしい、本日はピアノの調子も良いのか、変な残響がなく音がきれいに消えていく。

そしてやはりアイヴスのピアノ・ソナタ第2番の演奏がすばらしかった。以前聞いたアムランの実演が、精密機械の如き正確さで楽譜を再現していく驚愕の演奏であったのに対し、エマールはもっとピアニスティックでロマンティックでファンタジックな演奏。さまざまな引用を分かるように(かつ楽しく)聞かせており、中でも「運命」の動機ははっきりと分かるようにさまざまな場所で強調していて分かりやすかった。

そして、第1、第2楽章(アイヴス流のショパンやリストだなこれは)でのスーパーテクニックと熱演もさることながら、これほど充実して他の3楽章に伍した存在感を示した第3楽章の演奏をかつて聞いたことがなく、それを受けた4楽章は、「大地の歌」にも通底するような静謐で自然に溶け込んでいくような感覚が支配する演奏。そして全体に、アイヴスは、直前に弾かれた「前奏曲集」の作曲者ドビュッシーと同じ時代の人なんだよという、およそ想像もしなかったような感すら与える驚異的な演奏であった。あまりの熱演に、2楽章では使っていた「ものさし」を飛ばしてしまうハプニングも。なお、1楽章、4楽章のオプションはなし、まあこのためにタベアとエマニュエルを呼ぶわけにもいかないしなあ。

NHKにはBSで、早朝のカットありの1時間番組ではなく、日曜日夜中にドビュッシーともども全部きちんと放映して欲しいものだが、はてさてどうなることやら。


「メディア」もMTTも行ったのだが、感想を書きそびれてしまったSt. Ivesでした。MTTのマーラー5番については、IIOさんの感想で尽きており、実に素晴らしかった。メディア(2日目)は大熱演に圧倒されてしまった。
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