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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2015.07.11 Sat » 川瀬賢太郎指揮 神奈川フィルハーモニー アイヴス 交響曲第2番他  7月10日(金)

どうも、2番というと今宵はすみだトリフォニーに行っている人が多いのかなあと思うSt. Ivesです。

ということで、2番は2番でもアイヴスの交響曲第2番を聴きに、横浜みなとみらいまで行ってきましたので、その感想をいつものごとく極めて簡単に。

2015年7月10日(金) 19:00 開演
横浜みなとみらいホール 

川瀬賢太郎指揮 神奈川フィルハーモニー

ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調「新世界より」
アイヴズ/交響曲第2番

メインは、アイヴスの2番であります。しかし、まずは「新世界」。これが、とても面白い演奏でありました。

楽器の各セクションが明瞭に浮き立ち、とても立体的に聞こえる音響であることに加え、フレーズごとの表情付けがとても細かい、なので聞いたこともない響きや旋律が次々と万華鏡のように現われ、「新世界ってこんな曲とは知らなかったなあ」と感心しきり。

指揮者の川瀬氏は名前は良く聞くのですが、実演は初めて。うわさにたがわぬ才能だと思ったのでした。また、神奈川フィルも生では初耳ですが、こちらもとても柔軟に指揮者に対応し、音響的な迫力や推進力も十分あるオーケストラでした(響き的には昔の新日po.を思い起こさせる)。その柔軟さと推進力(維持力?)が遺憾なく発揮されたのがアイヴスの2番の演奏でありました。

まず、意想外にテンポがゆったりとしたものでありました。東京から横浜までの電車の中でMTTの振った2番を聞いたこともありましょうが、それにしても遅い(バーンスタイン並みとは言いません)。しかし、もっさりとしたイメージはなく、どのフレーズも生き生きとかつ親密というか愛情あふれる感じで、特に1楽章や3楽章あるいは4楽章のゆっくりとした部分は、どの演奏よりもゆったりと歌わせ、極めて叙情的というかミレーの絵画的な感じもある美しさ。正直オケがよくこのテンポを受け入れたなあと思いつつ、よくやった、と思うのでした。ちなみに、第5楽章の2回の「民謡調」の部分(第58小節からと第187小節から)は、極めてゆったり、しみじみとと演奏されていました。
もちろん、「新世界」同様に各セクションを立体的に聞かせるので、余計にパートごとに異なるメロディを演奏する部分の面白みも出ておりましたし、盛り上げる部分は大いに盛り上げて飽きさせません(テンポ設定と音響上の頂点は、第5楽章コーダ部分でした)。
最後の不協和音は、結構引き伸ばしていたので、この曲を知らない人でも狐につままれたようにはならず、笑いが漏れていました。いやはや素晴らしい、ブラボーものです。1回だけとはもったいない。

明日もすみだではなく、エルガーのVn協奏曲を聴きにサントリーに向かう予定のSt. Ivesでした。
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