「演出家」云々と言うことはご友人は1月27日(誕生日)の初日を見られたのでしょうね。ワタクシは2日目の30日に行ってきました。
演出は、設定を現代に置いてホモでサドで性格破綻者としてのドンジョヴァンニという描き方でした。かなり暴力的な舞台でした。そういうのが嫌いな人はダメでしょうね。
ナンバー間で演劇的な間が頻出したこと自体は悪くないんですが、ああいうのは演奏の方の出来の良し悪しに結果が大きく左右されますね。
で、舞台の稽古に時間をかけすぎたんでしょうかねぇ。これが生誕250年の年の誕生日にパリのオペラ座にかける新プロダクションの演奏か、と思われるほど、出来が悪かったです。それは、カンブルランの音楽がどうのこうのという以前の問題で、明らかに練習不足。かなり厳しい姿勢で演技をしながら歌わされるところも多いのですが、そういうところになるとちょっと耳を覆うというか疑うばかりの舞台とピットとのずれが頻出しました。歌手のできも(残念ながらシェファーを含め)非常に不安定で、オイオイという音のはずし方がたくさんあって、まあ、歌手たちは厳寒の気候柄不調だったのかもしれませんし、アンサンブルは回を重ねる内に良くなるかもしれません。2週間後にもう一度聴く予定なので、それを期待します。
No.43 2006/02/06(Mon) 06:23[編集]
どうも、今晩は雪が降り、明日は3月並の陽気になるので風邪をひかないか心配なSt.Ivesです。
ガーター亭亭主殿お久し振りです。パリでの生活を楽しまれている様子をブログでうかがい、東京の寒空の下指をくわえております。
さて、ドン・ジョアンニの件ありがとうございます。メールでは演出について詳細が語られていなかったのですが、(見ていない)コンビチュニーやセラーズの演出の影響があるような感じですね。演出に熱中するあまり音楽の方が疎かになってはなあ、という感じです。
パリのオペラ・ハウスのオケはロンドンのそれよりも良いと思っているのですが、よほど酷いできだったと文面からも推察されます、歌手もそれにひっぱられたのでしょう(と信じています)。
3月のフィガロは密かに計画を練っておりましたが、肝心のチケットがオペラ座のHPでは売り切れておりました。計画では、シャルル・ドゴールに18日朝4時着なんで、11時からの当日券発売には余裕で間に合うのですけどねえ、多分見れる状態ではないでしょうということで、諦めました。
フィガロの感想もありましたら楽しみにしています。
それでは、また。
No.44 2006/02/06(Mon) 21:56[編集]