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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2006.02.28 Tue » バーミンガム市立oとN響の創立記念コンサート

2005年12月9日放送のBBCラジオ3のバーミンガム市立管弦楽団の創立85周年記念コンサートの録音を聴いております。この日のプログラムは、


エルガー:コケイン序曲
フォールズ:Dynamic Triptych
ブリッジ:There is a Willow Grows Aslant Brook
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第9番


指揮はサカリ・オラモ、2曲目はピアノ入りで、P.ドノホーというもの。

このオケのオープニングを指揮をした縁の人物であるエルガーを含めて、英国系作曲家ばかりの渋いプログラム、特に2番目のフォールズは私の全く知らない作曲家で、BBCのアナウンスを聴く限り、戦間期に活躍したマンチェスター出身とのこと。若干変った作風ではあります(一瞬バックスを思い起こさせる)。


創立記念コンサートというのは、そのオケの考え方や志向がある程度分かる代物だなあと常々思っていて、例えば、2004年7月の100周年記念のLSO(常任はC.デーヴィス)のハーディングの起用とスター・ウォーズに対して、2005年1月の60周年記念を迎えたフィルハーモニア(常任はドホナーニ)のムーティの起用と「ザ・グレート」の違いは、当時のロンドンにおけるオケのポジションや状況(集客状況も含めて)が如実に見えてしまいました。

ただバーミンガムのこのプログラムをこの観点から見ると非常に謎であります。英国物ばかりというのは、英国のオケである以上は英国物でという意識からだろうか?バーミンガムが特にそうした志向を強めているとは普段のプログラムからは思えないし、記念年だから特別という意識なのだろうかとしか思えません。あるいはオラモは英国物が振れますというアピールなのでしょうか(今更する必要もなさそうですけど)。


遠い異国のオケの話はともかく、日本では、先日N響が創立80周年でスクリャービンのレアな2曲を取り上げました。私はこの指揮者に期待していないし、1番、5番はそれほど好きでもないので(さらに風邪をひいていたので)、出かけなかったので演奏については何も言えません。

このプログラムを見て、ぱっと思いついたのは、アシュケナージは、フィルハーモニアでのゲスト指揮者の時と同様に、N響でもロシア物中心に演奏するのかなあということで、その次に、ドイツ物でなかったのは、このオケの歴史や高齢の定期会員の多さからすると選択しなかったこと自体が面白い出来事だなあというもので、最後に、尾高賞とか放送オケとしての活動は反映されないのかな?という疑問なのでした。

さて、N響はこれから何処へ向うのでしょうかねえ、NHK本体のスリム化が求められている中、放送オケとしての機能や意味づけが希薄な団体なので、分離・民営化もあってもしかるべきでしょう(もともと民営オケだった訳ですし)。大河ドラマ等の劇伴のために放送局がオケを持っている必要は特段ないし、BBCやドイツの放送オケのように新しい文化育成のための使命感でもって、演奏不可能に見える作品をバリバリとこなして、人々に紹介する気も無さそうだし。



これから貸して欲しいと言われた「誰も寝てはならぬ」(のみのCD)を探さねば。持っていたかなあ?
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