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近現代クラシック音楽愛好家の徒然草。

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2006.03.26 Sun » 「賛歌」

と聞いて、メンデルスゾーンね、と思ったあなたは結構な愛好家であります。

さて、その「賛歌」をライプチヒ・ゲヴァントハウスとシャイーがお披露目CDで出していたので、購入。シャイーはLPOとも大昔に録音しておりましたので、それとの聴き比べも楽しみと、聴き始めて、あっ、音が違う、カットしている、で慌ててブライトコプフの楽譜(PB5351)を開いたところ、6小節目、トロンボーン(牧師さんかね?)のテーマにオケが応え(会衆というところか)、再びトロンボーンが応唱、その時のレー、ドーレ、♭シーー♭シッ、ラーソーレーーの「ラーソーレーー」がどう聞いても「ラーーレーー」に聞こえる、さらに応唱するオーケストラの和声も違う感じ。

これは一体どうなっているのだ?と思って聞いていたら主部に入る直前の最後の2小節がカットされていまして、さらに進むと大幅なカットが出現。ここでいったんCDを止めて、他の「賛歌」も実はそうだったかもと聴き比べ。
しかし、サバリッシュ指揮BPO、アバド指揮LSO、シュペリング指揮ノイエ・オーケストラ、そしてシャイー指揮LPOもほぼブライトコプフの楽譜どおりでありました(サバリッシュは主部の最初の音を、序奏最後の音として思いっきりフェルマータをかけていまして、久し振りに聞いて違和感アリアリでした)。

ノリントンはどうだったかと思ったら、まだ録音してないようで、うーむ、と思って楽譜を読むと、序文に1840年の初演の出来に満足しなかったメンデルスゾーンは改訂に精を出したと書いてあったので、もしやとCDの解説書を読むと、なーんだ初演版ってかかれているじゃないか。ということで、昨日に続き、CDの解説書は馬鹿にせずにとりあえず読みましょうという教訓であります。ただし、細かい異同についてはあまり書かれていませんでしたけど。

さて、改訂前後ではどちらが良いかというのは難しいところがありまして、例えば、第1部のシンフォニアでは、改訂版では演奏によっては冗長かと感じるところがありまして、これは「イタリア」でも改訂版(ガーディナーやアルブレヒトで聞けます)で感じたところですが、サバリッシュで重くても、シュペリングでは軽やかに切り抜けているので、良いかもと思い、結局、まあ、シベリウスの5番同様にどちらも楽しみましょうというのが私のスタンスです。

因みに、演奏は、もう少し木管が浮き上がって、対抗配置の妙味があればなあ(ライブ録音の制約か?)というきらいはありますが、独唱を含めて上記のCDの中ではベストだと思います(ドホナーニ、マーク、カラヤン、へリングの演奏は未聴)。



これからアルテミスSQとアルバン・ベルクSQの二人によるカプリッチオとベルクのソナタを聴く予定。この両団体合同のメンデルスゾーンの八重奏って出ないもんかねえ。

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